会長あいさつ

ご挨拶

2017年が穏やかに始まりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

親の会はHPを2010年にアップして以来、まめな更新を心がけてまいりましたが、会の創立60周年を迎えた今年度、そのリニューアルをすることができました。
昭和32年に創立された親の会ですが、この60年を振り返ってみると、創立当時はまだ教育の保障もない時代で、現在の特別支援学級の先生方のお力を借りながら親たちが懸命に我が子のために運動を続けてきた歴史を感じます。親たちによる一つ一つの活動が教育や福祉の向上・充実に確実に足跡を残し、現在につながっていることが分かります。
ここに至るまで支えてくださった多くの皆様に、また会員の皆様にも、改めて感謝申し上げます。

さて、HPのトップページの写真は、数ある活動の写真から特に選んだものです。
砧公園の緑と抜けるような青い空と白い雲、その下で遊ぶこどもたち、手をつないでいるのは親の会を支えてくださる日体大の学生さんたちです。昨年2016年の夏の1シーンです。
子どもを対象に運動教室を開催してきた親の会ですが、昨年11月にSetagayaアミーゴと名付けた成人の本人活動を開始しました。アミーゴとはスペイン語で仲間という意味です。
当日参加された26人の本人たちが、楽しそうに自分の言葉で話している姿、初顔合わせかもしれない仲間と一緒に活動をしている姿には思わず笑みがこぼれました。他人には干渉せず、自由を認めあっています。それこそ「みんなちがって、みんないい」です。
保護の客体から権利の主体へという言葉の通り、障害者権利条約のもと当事者である本人が、仲間を作り、自信をもって自分の気持ちや希望を話し合っていくことがごく普通のことになるよう、親の会も本人に寄り添ってSetagayaアミーゴの活動を支えていこうと思っています。
障害があってもなくても、誰もが暮らしやすい社会は人の心を優しくします。
親の会活動がそのような地域づくりにつながっていけばというのが願いです。

世田谷区手をつなぐ親の会
会長 上原 明子