親の会の活動

年間を通しての活動

定期総会

活動報告および監査報告・決算報告、事業計画および予算の決議、また会長、副会長、監事等の役員承認、その他、重要な事項や規約改正の承認などを行うために、毎年5月に定期総会を開催しています。
2022年度 第67回定期総会 の様子はこちらからご覧ください。

理事会

毎月(8月を除き) 開催される理事会では、理事による会の運営に関する重要事項の承認や議決が行われます。また、会の活動状況や、障害者の福祉および教育に関する最新の情報が役員より提供され、課題の共有を図ります。

地域会

5地域(世田谷・玉川・北沢・砧・烏山)ごとに地域会を開催しています。各地域担当の知的障害者福祉司さんから福祉に関する制度について解説して頂いたり、障害福祉サービスの最新情報を共有するなど、世代を超えた会員同士の懇談の場ともなっています。
2022年度の各地域会のレポートはこちらからご覧ください。

高齢者の会

目安として対象の年齢は親65歳以上または子ども(本人)35歳以上としていますが、茶話会形式で気軽に参加して頂き、皆さんのお話の中から課題を探り活動に繋げていきます。親子の高齢化を中心に、区の担当部署の方から介護保険や相談支援の仕組みについてお話を伺うこともあります。

所属別の会

要請の会に向けて、就労関係、就労移行支援施設、就労継続B型施設、生活介護施設など、所属が異なる立場の会員および施設からヒアリングを行い、其々の課題を把握して区へ要望書を提出し、今後の活動につなげます。

施設見学会

世田谷区障害者福祉団体バス派遣事業を利用して、他区の入所施設や新規施設などを中心に見学します。2022年度の見学先は一般社団法人AOHが運営する就労継続支援B型の古民家レストラン「久右衛門邸」。見学会のレポートはこちらからご覧いただけます。

新年会

世田谷区の福祉関係部署の方々や区議会議員、区立の小中学校や都立の特別支援学校の先生方、各施設の施設長・支援員など、日ごろお世話になっている方々をご来賓としてお迎えし、会員共々新年を祝う会を催しています。
※2022年度については、新型コロナウィルス感染防止の観点から中止となりました。

区民ふれあいフェスタ

区民の理解と関心を深め、障害者の自立と社会参加の促進を図るため、毎年12月3日から9日の「障害者週間」を記念して、「区民ふれあいフェスタ」および「障害者週間記念作品展」が開催されます。
例年、成人部は中庭のブースで中華まんや温かい飲み物を販売。区民会館ホールで行われる障害者団体のPRコーナーには「セータとガーヤの気持ち伝え隊」が出演し、知的障害の理解啓発活動を行っています。また、 親の会から推薦させていただく自立生活を送っている方々に、区長より表彰状が送られます。

2022年度の区民ふれあいフェスタは、作品展と初の企画である自主生産品販売会に参加しま
 した。販売会では本人たちが作るアクセサリー等を販売し、好評でした。

 

会報は年2回発行し、会員だけではなく、区役所関係部署、区議会、区内の福祉事業所、区内の特別支援学校や区立の小中学校などにも広く配布し、親の会の活動を紹介しています。
親の会だよりは会員向けに毎月発行し、理事会の報告を中心に身近な情報、最新の情報、今後の予定などをお知らせしています。

その他、課題への対応

親子の高齢化、住まいのあり方、親なきあとの支援のあり方とみまもり、成年後見など

区への要望

毎年会員からの要望を取りまとめ、福祉サービスの充実を世田谷区に働きかけています。

 

2023年度の要望

 重度対応のグループホームの増設
 地域生活支援拠点の整備
 東京リハビリテーションセンター世田谷の地域移行への支援
 一人暮らしの支援
 福祉人材の確保
 その他の福祉サービス
  ・セルフプラン解消への取組み
  ・重度障害者の短期入所の受け入れ
  ・移動支援の拡充
 避難行動要支援者支援プランの推進
 共生社会の実現
 知的障害者が安心して受診できるの医療機関
 就労している知的障害者の支援

 

Setagayaアミーゴ

今年度より、世田谷区に住む障害のあるご本人たちの活動をスタートしました。
本人たちが、たくさんの仲間と知り合い、思っていることをどんどん話したり仲間の話に耳を傾けたりしながら、
自分たちのやりたいことを見つけて、自信をもっていきいきと過ごしていけるように支援していきます。

体験実習 喫茶ぴあ

世田谷区の委託を受け、喫茶ぴあ粕谷店・鎌田店の2か所で、本人の自立に向けた体験実習事業を実施しています。