教育部 企業見学会「日本理化学工業株式会社 川崎工場」
メディアでも多く取り上げられている工場ということで、
定員40名に達する多くの参加がありました。
昭和50年には心身障がい者多数雇用
モデル工場第1号を開設した、
チョーク市場国内シェア50%以上のトップメーカーです。
合わせて86人の社員がおり、うち64名が知的障がい者で、
半分以上がIQ40以下の重度障がい者です。
60歳以上まで勤めた方が10名もおり、
やめる人も非常に少ないそうです。
人間の究極の幸せは
福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、
働いて役にたつことこそが本当の幸せであるという言葉を受け、
1人でも多くの障がい者に働く場を
提供出来る会社にしようと決意したからだそうです。
実際、一生懸命働く姿を見て、
人間の本当の幸せとは何かを考えることが出来たと言います。
作業方法の工夫や改善によって、
というお話しが大変印象的でした。
その後、実際に工場を見学して納得しました。
色や絵でわかりやすくしてあるなど、
工場内には色々と工夫が見られました。
ビックリするほど素早くスムーズに
作業がおこなわれていました。
購入することも出来て、大変良い見学会となりました。