活動のブログ

すべて

成人部 「恋する豚研究所」バス施設見学会

11月1日、成人部の研修として、
千葉県香取市の就労継続支援A型施設
「恋する豚研究所」を見学してきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらでは近くの畜産農家と提携して、
ハム、ソーセージなどの加工、販売を行っています。
現在、3障害合わせて30名の障害者が勤務していて、
この5年間で退社された方は5~6名とのこと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害者が働く施設ということを特にはうたわず、
商品の力、ブランドイメージで勝負しているとのこと。
施設は木の素材を生かしたおしゃれな作りで、
所内にあるレストランや販売店は近隣の方々で
にぎわっていました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
帰ってから購入した商品を食べてみたのですが、
一般に売られているソーセージと比べ、非常に肉質が
しっかり感じられるもので、たいへん美味しかったです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでも経営的にはまだまだ大変だそうで、
最低賃金を支払いながら障害者雇用を続けるために、
頑張らなければいけないとのこと。
施設の方に次のことをお願いされました。
近くのスーパーで「恋する豚研究所の商品はありま
せんか?」と、聞いてみてください
こういった声で、売り場を少しずつ増やすことが
できるのだそうです。
世田谷で同様の事業は正直難しいでしょうが、
ストレートに商品力で勝負するという、
障害者雇用の一つの可能性を感じられる研修だった
と思います。
 
恋する豚研究所のHPはこちら
 
教育部

第35回世田谷区手をつなぐ親の会子どもたちの作品展

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↑こちらの画像をクリックすると
作品展の様子がご覧いただけます
  
第35回世田谷区手をつなぐ親の会子どもたちの作品展」を終え
 
去る9月27日から10月17日にかけて
区役所第二庁舎1階ロビーにおきまして作品展を開催いたしました。
子どもたちの自由な発想や個性に満ち溢れた作品に、
多くの方々が足を止め、熱心にご覧になってくださり
多数の温かいメッセージをいただきました。
作品展の開催にあたり、作品の制作、展示に
ご協力くださいました学校の先生方、保護者の皆様に心より
お礼申し上げます。
 
 

作品展をご覧になったみなさまから寄せられた アンケートをご紹介します。

 

とても明るく温かい作品ばかりで見ていくと
   発見と驚きがありました。
   また、皆さんが作品を作っている様子を思いうかべ、
   きっといい学びと友情をそだてているんだろうと感じました。
   これからも楽しみしています。
 
学校で活動しているいつもの子どもたちの姿を思い浮かべながら、
   それとはまた違った一面を発見できたり、
   他校の子どもたちの作品から様々な刺激をもらうことができたり、
   この作品展の意義が感じられました。
   いろいろとご苦労もあるかと思いますが、ぜひ継続できるよう
   願っています。
   ありがとうございました。
 
秋山元治様の思いからはじまった作品展ですが、
   その思いが引き継がれて継続されているのがうれしく思います。
   親として、知的障害を理解してもらう活動を
   微力ながらしていければと思います。
 
高等部

高等部企業見学会レポート③
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

10月30日㈪に見学に行きましたのは
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズです。
台風が上陸する可能性がありましたので、
働かれる方の安全確保の観点から
中止になる可能性もありましたが、
無事見学させていただく事ができました。
 
ハウスウェディングのプロデュース他を手がけている会社で
2007年に障害者雇用をスタート。
『人の心、企業を豊かにする』
という理念に沿った雇用ができないか?
可能性があるならどんなサポートをすれば一緒に働けるか?等
試行錯誤を繰り返しながら10年が経過、
重度の方も10年継続して仕事をしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害者の方は都内3ケ所にある会場の清掃を担当しています。
24名のうち22名が知的障害、
2名が身体障害の方です。
健常者1名と障害者7~8名が1つのチームとなり、
3チームがそれぞれその日の担当会場に移動して清掃します。
 
スタッフの方は、自分のできることを一つでも増やして
どこでも通用する人材になってほしい、
自己肯定感のもてる人間に成長してほしいという思いで
家族と共有しながら各々のレベルに合わせた支援を心がけているそうです。
 
支援も徹底していて、
失敗を糧に多くの事を経験から学んでほしいとの事で
退社後の通勤経路の見守りや、乗り過ごし時の迎え等
手厚いのが特徴です。
 
 
今後は、知的中度の女性向けに、清掃ではない仕事の創設を検討中で、
最終的には障害区分なく
色々な仕事に就けるところを目指しているそうです。
印象的だったのは、担当者の方が、親でも大変だな、と思う様な事を
あたりまえの事のように話していらっしゃる事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高等部

高等部企業見学会レポート②
株式会社トランスコスモス・アシスト

9月29日に訪れた、株式会社トランスコスモス・アシスト

こちらの大きなオフィスビルは、自社ビルではないそうですが、
一棟まるごとトランスコスモスとその関連会社です。
取引先にSoftBankもある関係から、一階ロビーにpepperくんもいます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おもな業務内容は、データ入力、事務作業(封入、仕分け等)など。
得意なこと不得意なことを丁寧に見極めて業務を割り振っていたり、
毎日学習の時間を設けて、それぞれの課題克服や
スキルアップの時間を作っていたりします。
資格取得奨励制度もあります。
 
支援スタッフはこまめに情報共有をしてくださり、
課題に対しては、本人とともに対策を考え克服にむけて取り組んでいます。
 
見学時は、オフィスに働くみなさん一人一人が、
自分の業務について自分の言葉で説明してくださいました。
そのなかには、青鳥特別支援学校の卒業生(すきっぷを経て就労)の方や、
知的障害のある方もいらっしゃいましたが、
みなさんとても丁寧に対応してくださいました。
 
 
以前は知的障害者を多く採用していたそうですが、
近年は発達障害者(精神手帳保持者)が多いとのこと。
単純作業は人工知能にという時代になってきたため、
PCに関してはかなり高い技術が必要なようです。

けれどもこちらの企業では
リサイクルペーパーをその場で再生する機械を取り入れるなど
仕分けなどの業務を増やす努力をしてくださっており、
今後も知的障害のある方の採用を続けていきたいとのお話でした。
 
 
 
高等部

高等部企業見学会レポート①
株式会社 アイエスエフネットハーモニー

9月22日、インターネットのインフラの整備・管理を手がけている
(株)アイエスエフネットの特例子会社である
(株)アイエスエフネットハーモニーの見学会を行いました。


当時の中野区長の強い要望を受け、
日本で初めて行政から依頼されたモデルケースとして
平成20年に設立され、中野商工会館一階に事務所を構えています。


身体・知的・精神の障害者35人が、3人の管理者と共に業務に取り組み、
企業からの依頼を受け派遣で業務に当たっている人もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会的弱者と言われる人、これまで社会に出る事が出来なかった人を
幅広く採用している親会社の方針もあってか、
障害特性で判断するのではなく、障害を個性としてとらえ、
一人一人に合った方法を考えているというお話を裏付けるような、
働いている皆さんのイキイキした表情が印象的でした。

参加者が、それぞれに感じる事の多い見学会になりました。

 

株式会社 アイエスエフネットハーモニーのHPへ

 

 

すべて

東京都知的障害者育成会 大研修会

10月6日、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて
東京都知的障害者育成会の大研修会が行われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の研修会は、どうすれば自分らしい生活が実現するかをテーマとした
重度の方、行動障害の方、高齢の方を重点にした研修会でした。
 
松上利男氏による基調講演「障害が重い方の地域生活の実現のために」では
アセスメントが重要、環境を整え、
本人に合わせてスモールステップで支援する事、
家族との連携も大事とのお話などがありました。
 
シンポジウムでは、重度の方と高齢の方の支援者からの実践報告や
行動障害のある方も暮らすグループホーム利用の親御さんからは
親として大切だと思うことをお話しいただきました。
 
世田谷ではどうだろうか?
親は、何が出来るだろうか?
改めて考えた研修会でした。
 
すべて

成人部 秋の日帰りバス旅行

2017年9月27日(水) 皇居・浜離宮
 
日ごろ外出が難しい高齢の親子の心身のリフレッシュをはかり、
また会員同士の親睦を深める目的で都内のバス旅行を開催しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 最初に到着した皇居東御苑では3つのグループに分かれて見学。
260年続いた徳川家の居城「江戸城」の中心部で、
建物はほとんど火事により消失していますが、立派な石垣や百人番所、
天守台など現存している史跡も多く、熱のこもった
ボランティアガイドさんの解説に聞き入りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お昼は楠公レストハウスにて、江戸時代にお花見や
お祝いの席で食べられたという珍しい料理の数々をお重箱につめた
「江戸エコ行楽重」をいただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 午後はバス車中より日比谷~銀座~築地を見学した後、浜離宮恩賜庭園に到着。
広い庭園を散策する、ベンチで座って休息するなど自由に過ごした後、
世田谷に帰りました。
バスの車内も豪華なつくりで、おしゃべりに花が咲き、楽しい1日となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教育部

進学にむけて~ 特別支援学校(高等部)・高等学校の紹介

9月25日(月)
総合福祉センターにて「高等部紹介」が開催され57名の参加者、
都立特別支援学校高等部5校、私立その他から4校の多くの先輩方に
ご出席いただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年度より学校概要の口頭説明の時間を短縮し、
高等部進学に向けての進路選択が
多様化してきている今、進路を選択
するための指針となるような、
体験談を詳しくお話いただきました。
実際に就学相談を経て、毎日の学校生活から得た
他ではなかなか知り得ることが出来ない情報を、
丁寧にお話しいただき、これから我が子たちの
進路選択をする上で大変参考になり貴重な時間となりました。
 
☆ アンケートより ☆
 
今子供は小学生ですが、先々の進路を念頭に置きながら
ゆっくり決めて行けたらと思いました。
是非近くなったら子供と一緒に学校見学をしてみたいです。
ありがとうございました
 
高等部について初めて知る話が多かったです。
まだまだ先とは思っていますが早めに知っておくこと、
現実や生の声をお聞きする機会は大切だと感じました。
 
大変ためになりました!1つ1つ丁寧に教えて
いただけましたので道筋が見えてきました。
 
教育部

未就学児を持つ保護者向け茶話会
就学相談説明会

9月8日(金)、総合福祉センターにて
世田谷区教育委員会のご協力を得て、
未就学児を持つ保護者向け茶話会と就学相談説明会を開催し
多数の方々にご参加いただきました。

 

 

 

 

 

前半は就学相談の流れの説明や、質疑応答の時間、
後半は既に学校に通っているお子さんを持つ
先輩ママ達の体験談を伺いました。

就学は子供にとっても親にとっても一大事であり
就学相談について不安を抱いている方もいらっしゃると思います。
具体的な話を聞くことで将来への見通しを持つことが出来た方も
いらっしゃったのではないかと思います。

すべて

Setagayaアミーゴ交流イベント
~みんなで聞こう・話そう・楽しもう!~

第3回目のSetagayaアミーゴ全体交流イベントを
7月30日に開催しました。
 
今回は東京都育成会権利擁護支援センター所長の
中野敏子先生を講師にお迎えし、
昨年施行された障害者差別解消法について
本人たちが学びながら、楽しく交流しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中野先生から難しい法律の話を
やさしくわかりやすくお話しいただいた後、
グループワークでは
職場や電車の中、買い物といった日常の場面で、
嬉しいと感じることや困ること、嫌だったことなど
それぞれの体験や思いを出し合って、皆で考えました。
 
今回も大活躍の運営委員たちは、
会社の上司と社員に扮した寸劇を披露。
恒例の〇×クイズもあり、おおいに盛り上げてくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回は11月に一周年記念イベントを行う予定です。
1 8 9 10 11 12