活動のブログ

教育部

進学に向けて~ 特別支援学校(高等部)・高等学校の紹介

9月20日 総合福祉センター研修室で、
親の会会員のみ参加が出来るイベント
「高等部紹介」が開催されました。
都立の支援学校や私立高校と実際に
進学されている先輩方が7名
お越しくださいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学校の特徴や様子、
高等部に行くまでで出来ることを一つでも
増やしておくなど大事なことなど、
実際に経験されてきた事を元に
お話しいただきました。
 
高等部3年間は就労に向け親子で忙しくなり、
あっという間に過ぎるそうです。
小中学生の間に家族で様々な楽しい時間を過ごし、
信頼関係を築いておくことも大事ですよとお話があり、
日々に追われて過ごさず、
今の一緒に居られる時間を大事にしたいと感じました。
 
就学相談の説明では、
小学部の会員には
まだ難しい用語や内容もありましたが、
早いうちに知識を得ておくことで、
いざという時に慌てず、お子さんに寄り添った
進学・就労に向けての
準備ができるのではないかと思いました。
 
そして、思い悩んだり、
立ち止まったときは高等部、
成人部の先輩方がたくさんいらっしゃいます。
みなさん快く相談に乗ってくださいます。
ぜひそういう時はお1人で悩まず
相談してみてください。
 
高等部紹介に来てくださった先輩のみなさま、
ありがとうございました。
教育部

特別支援教育を考えている保護者の方へ
未就学児を持つ保護者向け茶話会 就学相談説明会レポート

9月11日(火)、総合福祉センターにて
世田谷区教育委員会のご協力を得て、
未就学児を持つ保護者向け茶話会と
就学相談説明会を開催し多数の方々に
ご参加いただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前半は就学相談の流れの説明や、
質疑応答の時間、後半は既に学校に
通っているお子様を持つ先輩ママ達の
体験談を伺いました。
 
お子様の就学先を決める
大事な時期と言うこともあり、
就学相談の質疑応答では、
たくさんのご質問をいただきました。
 
就学相談の流れや仕組みを知ることで、
保護者の方々の悩みや不安が
解消されたのではないでしょうか。
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世田谷区後援 権利擁護勉強会
成年後見制度利用促進法をめぐる動向について

2月28日(水)烏山区民センター集会室にて
毎年恒例、今年度も年度末に
佐藤彰一先生に御講演いただきました。
例年同様、分かりやすく、2時間があっという間に過ぎました。

 

 

 

 

 

弁護士で 国学院大学教授 、全国権利擁護支援ネットワーク代表であり、
また御自身も知的障害のある息子さん(30歳)の父親でもある、
佐藤先生のお話は、常に専門家の視点とともに、
親の視点でのエピソードも沢山盛り込まれています。

本当に必要なのは、成年後見制度の促進ではなく、
権利擁護の促進であること、意思決定支援という概念についても、
「代行決定は他に方法のない最後の最後の手段(ラストリゾート)」と
発想を変えていかなければならないことなどを学びました。

御講演内容は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

(権利擁護委員 親の会だより原稿より)
ⅰ 財産管理上、必要になった方だけの利用で、
なかなか利用の進まない成年後見制度の実情。

ⅱ 成年後見制度利用促進基本計画によって、
法律上の制度はそのままで、利用者がメリットを
実感できる為の目標は掲げられたが、地域によって
ニーズが違う事と予算措置がはっきりしていないので、
まだ不透明である事。

ⅲ 意思決定支援について、どんなに障害の重い人でも
判断能力はある、自己決定か代行決定かは、
周りの支援者のその意思を読み取る能力に依る。

ⅳ 最後の質疑応答で、成年後見は本当に必要なのか?
と究極の質問が寄せられた。
先生からは、親族がもめている時(特に財産管理の事)は
使わざるを得ないが、親族が安定、生活が安定、
また法定相続の範囲内や遺言がある場合は、
あまり必要ないと答えられました。
その上で、地域の中で相談が出来て、
見守り活動や色んな制度を使って、
地域でつながりを持ちながら生活するのが一番良いのでは…と
結ばれました。

 

 

教育部

教育部企業見学会レポート
リゾートトラスト(株)事務支援センター

今回は、リゾートトラスト(株)事務支援センターに
お邪魔させていただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
案内していただいたのは、
世田谷区立就労支援センターすきっぷにいらした方で、
ご自身も知的障害のあるご兄弟がおられて、
ご家族としての目線と企業側、多方面の立場から理解し
ご指導いただける環境は素晴らしかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎年15~16名の雇用をされており、
2018年2月現在で82名の方が働かれています。
従業員の平均年齢は32.5歳、10代~60代の方
までいらっしゃいました。
 
特例子会社とせず、
東京事務支援センターという部署を設けており、
ホテルや営業所社員が
以前は残業で行っていたこの作業を、
事務支援センターで請け負う、
それによりコスト削減に貢献できる
と言う仕組みづくりがされていました。
 
サポートスタッフのきめ細やかで
的確な指示の出し方には関心いたしました。
「障害者が出来る仕事を作るのではなく、
貢献できる仕事という領域を確保した」
というお話が印象に残りました。
 
 
教育部

教育部勉強会 「障害のある子の家族が知っておきたい
『親なきあと』〜親あるあいだの準備〜」 

1月23日(火)総合福祉センターにて
「障害のある子の家族が知っておきたい
       『親なきあと』〜親あるあいだの準備〜」
というテーマで
渡部伸先生による勉強会が開催されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

前日からの積雪で足元が悪い中、
教育部・高等部の会員、約40名が出席し、
いつか訪れる「親なきあと」について学びました。

不安を持って参加した私達にとって、
状況は良くなっているという先生の言葉に、
皆さんの ほっとした表情も見られました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
遺したお金が正しく子どもの為に使われるように準備しつつ、
親である私達自身が社会とつながり続け、
子どもが困った時に声を聞いてくれる人や場所を持ち、
自分達を知っていてくれる人を増やす…。
 

親の会の活動に参加するのも、
将来の為に今できる事の1つであると実感できました。

先生には実例をあげて解り易くお話いただき、
とても充実した勉強会となりました。

教育部

教育部施設見学会レポート
「世田谷区障害者就労支援センター すきっぷ」

12月19日(火)、施設見学第2弾となります、
世田谷区障害者就労支援センター「すきっぷ」へ
教育部会員25名で見学をさせていただきました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
西村施設長より「すきっぷ」の概要について
お話をいただき、2グループに分かれ
クリーニング班と印刷班の見学をいたしました。
 
クリーニング班は主に世田谷区内の老人ホームなどの
シーツやタオルを収集→搬入→洗濯
   →プレス・乾燥→たたみ→結束→保管→搬出→配達
といった一連の工程があり、
利用者さんは、一人一人の適性に応じた作業を、
テキパキとしていて感心するばかりでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
印刷班は、パソコンや印刷機を使い
区役所や関係機関などの封筒や名刺の作成をします。
 
利用者のお一人が説明をして下さり、
大きな印刷機の取り扱いの注意や印刷後の仕分けなど、
作業工程の説明がとても解りやすかったです。
 
他の利用者の方は、封筒に汚れや折れがないかの検品など、
根気が必要な作業も丁寧に取り組んでいました。
 
見学後の質疑応答の時間では、就労移行支援についての
基本的な仕組みや賃金についてなど、
普段聞くことが出来ない事も丁寧に答えていただきました。
 
職業スキルを伸ばすことに重きをおかず、
働く為に必要な基本的な力を身に付けるように支援し、
就労後も長く働き続けられるよう
職場への定着支援のサポートも行っており、
長期的に一貫した支援を受けられることは、
保護者としても本人にとっても安心です。
 
今回の見学会では「就労」について
学ばせて頂き、イメージを持つことが出来ました。
ありがとうございました。
 
「世田谷区障害者就労支援センター すきっぷ」のHPはこちら
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権利擁護勉強会「障害のある子と成年後見制度」

12月8日総合福祉センター研修室にて、
世田谷区手をつなぐ親の会副会長で
「親なきあと相談室」を開設されている
渡部 伸氏を講師に、
権利擁護勉強会「障害のある子と成年後見制度」
を開催しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨年9月に続き2回目の開催でしたが、
今回は実際に後見されている方の具体的なエピソードを通して、
更に詳しく成年後見制度について理解することが出来ました。
 
質疑応答では、相続税について、
後見制度支援信託について、任意後見制度について等、
様々な具体的な質問が多く寄せられました。
また渡部さんが監修された「親心の記録」を
会場で回覧したところ、欲しいとの声が多数寄せられましたので、
1月の理事会で会員の皆様には配付する予定です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
記録を実際に記入することにより、整理され、
またこんなことも必要だという新たな気付きの
きっかけにもなるとのことです。
 
東京都育成会発行の生活支援ノート「つなぐ」や
「親心の記録」など、
それぞれ皆様のスタイルで、書きやすい方法で記録を残し、
親なき後にとらわれず、進学や就労、
通院や相談等様々な場面に生かされ、
こどもたちが地域で生活しやすくなる一助となればと思います。
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「地域包括ケアシステム」をテーマに地区会開催

11月9日~12月13日、
世田谷、北沢、玉川、砧、烏山の各地区で、
近くに住む会員同士、顔の見える中で
地区会が開催されました。
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

<砧地区会・会場>

 
まず地区会に先立ち、
狛江市手をつなぐ親の会が作成したDVD「選挙へ行こう!」を上映。
知的障害者が選挙で「大切な一票」を投じるための
支援について学びました。
 
次に「地域包括ケアシステム」の理念と現状について、
まず、障害福祉担当部障害施策推進課の職員から、
世田谷区の地域包括ケアシステムのイメージを
障害者のケースで説明いただきました。
 
続いて区内27カ所に設置されている「あんしんすこやかセンター」と
5地区に設置されている「地域障害者相談支援センター」の職員から、
それぞれの特長と具体的な連携について、
各地区での困難ケースの事例を紹介しながら、
身近な地区での「福祉の相談窓口」としての役割を
わかりやすく説明いただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「地域包括ケアシステム」「あんすこ」「80-50問題」等、
聞きなれない言葉にその存在をよく理解していなかった会員たちも、
具体的事例を通しての説明に、
「どこの家でも起こる問題」と熱心に聞き入り、
また、近くに相談窓口があることに親近感を持たれ、
理解へのきっかけになる地区会となりました。
教育部

教育部勉強会「就労を目指す子どもをサポートするために」

11月28日(火)、総合福祉センターにて
「就労を目指す子どもをサポートするために」というテーマで
世田谷区障害者就労支援センターすきっぷ施設長 西村周治氏による
勉強会が開催されました。
 
当日は、
70名(教育部48名、高等部22名+当日参加)を超える会員が出席し
就労についての基本的なことから、
働くための準備や心構え、
そして 「ほめる」についてのお話いただきました。
 
初めて聞く難しい用語もありましたが、
時々、先生ご自身のお子さんや、関わられた利用者さんの
実際のケースなどをユニークに話され、
会場が和やかになりました。
 
出席者からの質問も多くあがり、
我が子の就労について、
そして「すきっぷ」について知りたいと思う
みなさんの熱心な様子が感じられました。
 
先生には、どの質問にもにこやかにお答えいただき 
とても有意義な勉強会となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アンケート

子どもが働くことに関して不安も多いですが、
何について取り組むべきかわかりました。非常に参考になりました。

 

今日は就労前に必要なこと子供との向きあい方など、
いろいろな角度からのお話をとても分かりやすく
詳しく聴くことができ、参考になりました。

 

とても内容が濃く今、現在求めている情報を聞かせていただけて
有難い勉強会でした。今を大切に子どもを育てる事が、
就労を目指すために大切なのだと感じました。

 

現在娘は支援高等学校1年生です。
あと2年ほどで就労する年齢となりました。
今回この勉強会で企業側が求めている事、今後娘への働きかけを
どうすればよいか具体的に知ることができました。
大変有意義な時間をありがとうございました。

 

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成人部 「恋する豚研究所」バス施設見学会

11月1日、成人部の研修として、
千葉県香取市の就労継続支援A型施設
「恋する豚研究所」を見学してきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらでは近くの畜産農家と提携して、
ハム、ソーセージなどの加工、販売を行っています。
現在、3障害合わせて30名の障害者が勤務していて、
この5年間で退社された方は5~6名とのこと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害者が働く施設ということを特にはうたわず、
商品の力、ブランドイメージで勝負しているとのこと。
施設は木の素材を生かしたおしゃれな作りで、
所内にあるレストランや販売店は近隣の方々で
にぎわっていました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
帰ってから購入した商品を食べてみたのですが、
一般に売られているソーセージと比べ、非常に肉質が
しっかり感じられるもので、たいへん美味しかったです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでも経営的にはまだまだ大変だそうで、
最低賃金を支払いながら障害者雇用を続けるために、
頑張らなければいけないとのこと。
施設の方に次のことをお願いされました。
近くのスーパーで「恋する豚研究所の商品はありま
せんか?」と、聞いてみてください
こういった声で、売り場を少しずつ増やすことが
できるのだそうです。
世田谷で同様の事業は正直難しいでしょうが、
ストレートに商品力で勝負するという、
障害者雇用の一つの可能性を感じられる研修だった
と思います。
 
恋する豚研究所のHPはこちら
 
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