活動のブログ

高等部

高等部企業見学会レポート③
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

10月30日㈪に見学に行きましたのは
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズです。
台風が上陸する可能性がありましたので、
働かれる方の安全確保の観点から
中止になる可能性もありましたが、
無事見学させていただく事ができました。
 
ハウスウェディングのプロデュース他を手がけている会社で
2007年に障害者雇用をスタート。
『人の心、企業を豊かにする』
という理念に沿った雇用ができないか?
可能性があるならどんなサポートをすれば一緒に働けるか?等
試行錯誤を繰り返しながら10年が経過、
重度の方も10年継続して仕事をしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害者の方は都内3ケ所にある会場の清掃を担当しています。
24名のうち22名が知的障害、
2名が身体障害の方です。
健常者1名と障害者7~8名が1つのチームとなり、
3チームがそれぞれその日の担当会場に移動して清掃します。
 
スタッフの方は、自分のできることを一つでも増やして
どこでも通用する人材になってほしい、
自己肯定感のもてる人間に成長してほしいという思いで
家族と共有しながら各々のレベルに合わせた支援を心がけているそうです。
 
支援も徹底していて、
失敗を糧に多くの事を経験から学んでほしいとの事で
退社後の通勤経路の見守りや、乗り過ごし時の迎え等
手厚いのが特徴です。
 
 
今後は、知的中度の女性向けに、清掃ではない仕事の創設を検討中で、
最終的には障害区分なく
色々な仕事に就けるところを目指しているそうです。
印象的だったのは、担当者の方が、親でも大変だな、と思う様な事を
あたりまえの事のように話していらっしゃる事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高等部

高等部企業見学会レポート②
株式会社トランスコスモス・アシスト

9月29日に訪れた、株式会社トランスコスモス・アシスト

こちらの大きなオフィスビルは、自社ビルではないそうですが、
一棟まるごとトランスコスモスとその関連会社です。
取引先にSoftBankもある関係から、一階ロビーにpepperくんもいます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おもな業務内容は、データ入力、事務作業(封入、仕分け等)など。
得意なこと不得意なことを丁寧に見極めて業務を割り振っていたり、
毎日学習の時間を設けて、それぞれの課題克服や
スキルアップの時間を作っていたりします。
資格取得奨励制度もあります。
 
支援スタッフはこまめに情報共有をしてくださり、
課題に対しては、本人とともに対策を考え克服にむけて取り組んでいます。
 
見学時は、オフィスに働くみなさん一人一人が、
自分の業務について自分の言葉で説明してくださいました。
そのなかには、青鳥特別支援学校の卒業生(すきっぷを経て就労)の方や、
知的障害のある方もいらっしゃいましたが、
みなさんとても丁寧に対応してくださいました。
 
 
以前は知的障害者を多く採用していたそうですが、
近年は発達障害者(精神手帳保持者)が多いとのこと。
単純作業は人工知能にという時代になってきたため、
PCに関してはかなり高い技術が必要なようです。

けれどもこちらの企業では
リサイクルペーパーをその場で再生する機械を取り入れるなど
仕分けなどの業務を増やす努力をしてくださっており、
今後も知的障害のある方の採用を続けていきたいとのお話でした。
 
 
 
高等部

高等部企業見学会レポート①
株式会社 アイエスエフネットハーモニー

9月22日、インターネットのインフラの整備・管理を手がけている
(株)アイエスエフネットの特例子会社である
(株)アイエスエフネットハーモニーの見学会を行いました。


当時の中野区長の強い要望を受け、
日本で初めて行政から依頼されたモデルケースとして
平成20年に設立され、中野商工会館一階に事務所を構えています。


身体・知的・精神の障害者35人が、3人の管理者と共に業務に取り組み、
企業からの依頼を受け派遣で業務に当たっている人もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会的弱者と言われる人、これまで社会に出る事が出来なかった人を
幅広く採用している親会社の方針もあってか、
障害特性で判断するのではなく、障害を個性としてとらえ、
一人一人に合った方法を考えているというお話を裏付けるような、
働いている皆さんのイキイキした表情が印象的でした。

参加者が、それぞれに感じる事の多い見学会になりました。

 

株式会社 アイエスエフネットハーモニーのHPへ

 

 

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東京都知的障害者育成会 大研修会

10月6日、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて
東京都知的障害者育成会の大研修会が行われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の研修会は、どうすれば自分らしい生活が実現するかをテーマとした
重度の方、行動障害の方、高齢の方を重点にした研修会でした。
 
松上利男氏による基調講演「障害が重い方の地域生活の実現のために」では
アセスメントが重要、環境を整え、
本人に合わせてスモールステップで支援する事、
家族との連携も大事とのお話などがありました。
 
シンポジウムでは、重度の方と高齢の方の支援者からの実践報告や
行動障害のある方も暮らすグループホーム利用の親御さんからは
親として大切だと思うことをお話しいただきました。
 
世田谷ではどうだろうか?
親は、何が出来るだろうか?
改めて考えた研修会でした。
 
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成人部 秋の日帰りバス旅行

2017年9月27日(水) 皇居・浜離宮
 
日ごろ外出が難しい高齢の親子の心身のリフレッシュをはかり、
また会員同士の親睦を深める目的で都内のバス旅行を開催しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 最初に到着した皇居東御苑では3つのグループに分かれて見学。
260年続いた徳川家の居城「江戸城」の中心部で、
建物はほとんど火事により消失していますが、立派な石垣や百人番所、
天守台など現存している史跡も多く、熱のこもった
ボランティアガイドさんの解説に聞き入りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お昼は楠公レストハウスにて、江戸時代にお花見や
お祝いの席で食べられたという珍しい料理の数々をお重箱につめた
「江戸エコ行楽重」をいただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 午後はバス車中より日比谷~銀座~築地を見学した後、浜離宮恩賜庭園に到着。
広い庭園を散策する、ベンチで座って休息するなど自由に過ごした後、
世田谷に帰りました。
バスの車内も豪華なつくりで、おしゃべりに花が咲き、楽しい1日となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教育部

進学にむけて~ 特別支援学校(高等部)・高等学校の紹介

9月25日(月)
総合福祉センターにて「高等部紹介」が開催され57名の参加者、
都立特別支援学校高等部5校、私立その他から4校の多くの先輩方に
ご出席いただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年度より学校概要の口頭説明の時間を短縮し、
高等部進学に向けての進路選択が
多様化してきている今、進路を選択
するための指針となるような、
体験談を詳しくお話いただきました。
実際に就学相談を経て、毎日の学校生活から得た
他ではなかなか知り得ることが出来ない情報を、
丁寧にお話しいただき、これから我が子たちの
進路選択をする上で大変参考になり貴重な時間となりました。
 
☆ アンケートより ☆
 
今子供は小学生ですが、先々の進路を念頭に置きながら
ゆっくり決めて行けたらと思いました。
是非近くなったら子供と一緒に学校見学をしてみたいです。
ありがとうございました
 
高等部について初めて知る話が多かったです。
まだまだ先とは思っていますが早めに知っておくこと、
現実や生の声をお聞きする機会は大切だと感じました。
 
大変ためになりました!1つ1つ丁寧に教えて
いただけましたので道筋が見えてきました。
 
教育部

未就学児を持つ保護者向け茶話会
就学相談説明会

9月8日(金)、総合福祉センターにて
世田谷区教育委員会のご協力を得て、
未就学児を持つ保護者向け茶話会と就学相談説明会を開催し
多数の方々にご参加いただきました。

 

 

 

 

 

前半は就学相談の流れの説明や、質疑応答の時間、
後半は既に学校に通っているお子さんを持つ
先輩ママ達の体験談を伺いました。

就学は子供にとっても親にとっても一大事であり
就学相談について不安を抱いている方もいらっしゃると思います。
具体的な話を聞くことで将来への見通しを持つことが出来た方も
いらっしゃったのではないかと思います。

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2017年度 東京都育成会大会

今年度の都大会は、会場がまた例年のなかのZERO大ホールに戻り、
各支部から大勢の会員が参加して盛大に開催されました。

 

 

 

 

 

 

午前の式典は、都議会議員選挙直後にもかかわらず
各党の都議さんがたくさんご出席くださり、
また東京都の総務局や教育庁など各局の担当者が
現在の取り組みについて報告してくださいました。

 

お昼を挟んで午後の始まりには、
私たちが日ごろお世話になっている
育成会の施設の支援員さん達の永年勤続表彰が行われ、
利用者や保護者からの花束贈呈もあり華やかなひと時でした。

 

 

 

 

 

 

 

午後の講演会は、
社会福祉法人はるにれの里 理事長 木村昭一氏による
「地域で自分らしく暮らす2!
             ~障害が思い方の地域生活の実現を目指して~」

重度の知的障害のある自閉症の人も、
適切な環境、適切な支援があれば、地域に戻すことが出来るというお話を、
実践の事例とともにお話し頂きました。

 

教育部

教育部 中学校紹介

平成29年7月12日(水)、総合福祉センター研修室にて
教育部会員64名の参加者をお迎えし、中学校紹介を開催しました。

世田谷区立中学校7校、特別支援学校2校、
私立、NPO法人など全12校の理事の方が事前に
クラス編成、行事、卒後の進路ほか詳細な資料を作成をしてくださり
当日は各校の特徴や学校の年間のカリキュラムや行事、
また、学級の様子、クラブ活動の実態など、
他ではなかなかうかがい知る事の出来ない情報を
たくさんご提供くださいました。

 

 

 

 

 

 

 

今年度から質疑応答の時間を多目に取りました。

「思春期で不安定になる子供達に対して(または親に対して)
   指導や相談等の機会はありますか?」
「自立登校できなく親の送迎もありですか?」
「多少の身辺自立ができていなくても、フォローしてくれますか?」

様々な質問には、中学校理事の方が丁寧に答えて下さり、
就学先を考える上でとても参考になりました。

 

 参加された方の声・・・

色々な学校があることがわかりました。
   気がつかなかった点も多々あり
   今後の進路活動に大変参考になりました。
就学相談の体験談を聞けて良かったです。
知らない事ばかりなので参加して良かったです。

などなどお声をいただきました。

 

今年度参加されなかった皆さま、
実際に通われている方の貴重なお話を伺えます。
来年度は是非ご参加ください。

 

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東京都育成会対話集会

平成30年度東京都の施策・予算に対する 要望項目についての対話集会が、
6/22・23の2日間にわたりBIZ新宿で開かれました。

 

 

 

 

 

 

 

22日の第一分科会では
障害施策全般にわたる内容を福祉保健局中心に複数の部署、
第三分科会では就労に関して産業労働局と総務局、
23日の第二分科会は
教育に関して教育庁との対話集会でした。
それぞれ事前に提出した要望項目に対する回答があり、
そちらに対する質疑応答が行われました。

 

第一分科会では
グループホームの助成、障害基礎年金の支給決定、医療費助成など
障害者本人の生活に密接に関係する項目について、
特に活発な質問や意見が出されました。

都からの回答として
「継続して国に働きかけます」 といったものが多かったのですが、
それに対して会場からは、
「国への働きかけは大切だが、それで都としての役割が終わるわけではない」
「物価も家賃も固定資産税も違う東京都なのだから、都独自の施策を考えてほしい」
「こちらの要望を実現するために、我々と一緒になって戦って行きましょう」
といった発言が相次ぎました。

それらに対する明確な返答はありませんでしたが、
たくさんの課題について都としても主体的に取り組んでほしいという
親の思いは伝わったのではないでしょうか。

 

第二分科会では
障害の多様化、学校の選択肢が増えている状況で、
早期からの情報の提供をお願いしたいという内容が多くあがりました。
また、特別支援教育の環境改善のために、
個別の教育支援計画・個別の指導計画の充実、徹底や教職員の配置について等、
活発な意見交換が行われました。

 

第三分科会では
冒頭、ゆうあい会(東京都育成会の本人たちによる部会)の役員でもある
Setagayaアミーゴ代表の松尾章司さんが、
ご自身の仕事や生活の様子、ゆうあい会からの要望を発表されました。

 

 

 

 

 

 

「本日、私は対話集会に参加しました。
5月下旬頃に自分の就労支援職員中谷さんから
対話集会での発表を打診されました。
2回程事前打ち合わせしました。
今日は、自分の中では今までとは違い、いつも以上に緊張してしまい
最初はどうなるかと思いましたが、
何とか無事に役目を果たす事が出来て良かったと思います。
発表後も色んな方の意見が聞けて良かったと思います。
次は7/24、世田谷区手をつなぐ親の会の要請の会に参加します。
次回もしっかり役目を果たす事が出来れば良いなぁと思います。」

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