活動のブログ

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障害者も高齢者も共に過ごす
「富山型デイサービス」に学ぶ

5月24日(水)、成城ホールにて、第61回定期総会を記念し、
NPO法人このゆびとーまれの創始者、惣万佳代子氏をお迎えして、
講演会「障害者も高齢者も共に過ごす『富山型デイサービス』に学ぶ」を開催しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会は、看護師さんに贈られる
世界最高のフローレンス・ナイチンゲール記章の授与式で、
惣万さんが皇后陛下より記章を授与される厳かな動画から始まりました。

 

平成5年に「このゆびとーまれ」が開設された当時は、
まだ介護保険も総合支援法もない時代。
赤ちゃんからお年寄りまで、年令や障害種別に関係なく、
ひとつの家で家族が寄り添うように過ごすという、
惣万さんの理念のもとに始められたデイサービスが、
やがて行政からの支援が受けられるようになり、
全国で注目を集める富山型デイサービスとなるまでのお話を伺いました。

映像で紹介されたお年寄りと子どもたちの関わりや
障害者が子どもやお年寄りのお世話をする姿には、
年齢を超え障害を越えた活き活きとした日常を見ることができ感動を覚えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会には世田谷区障害福祉担当部長はじめ、
区の職員の皆さま、各施設や事業所の皆さまにも多数ご出席いただき、
会員と共に講演を聴いて頂けたことに感謝申し上げます。

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権利擁護勉強会 


「津久井やまゆり園事件から考える~障害者の権利と尊厳~」をテーマに、全国権利擁護支援ネットワーク代表で弁護士の佐藤彰一先生にご講演いただきました。先生からは、権利擁護の考え方について、障害者は何も出来ないという前提の管理型権利擁護から、今のトレンドは「その人なりの判断がある。心の声が聞こえるかどうか?どうやって掴み取るか?支援する側の能力が問われている。本人の能力、判断力を活かす為の支援」という本人主体の自立型権利擁護であるとお話いただきました。
最後には「障害者は能力があると思え!!」というメッセージもいただき、私たち親にとって我が子の見方を変えていく必要性を自覚させるものでした。
参加者は会員が60名、行政や事業所、育成会関係の方等が40名余りで、難しいテーマでしたが、障害者のもつ権利と尊厳についての理解を深めることが出来た有意義な勉強会でした。

 

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