活動のブログ

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」
玉川ボランティアビューローにて出張講座

平成29年11月25日、玉川ボランティアビューローで行われた
「はじめての障がい児サポートボランティア講座」にて
ワークショップ、疑似体験を通して
知的障害理解のキャラバン出張講座を行いました。

 

 

 

 

 

 

講座参加者は12名、安心ネットからは11名の参加。
今回はグループミーティングの時間を設け、じっくりお話できました。
高齢化に伴い、障害の不自由さを自分のこととして感じる、
体験した親だからこそ言葉に力があった、と感想をいただきました。

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第37回 区民ふれあいフェスタ

障害者週間を記念して行われる恒例の区民ふれあいフェスタが、
12月3日(日)、世田谷区民会館および区役所中庭にて開催されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お天気に恵まれた今年のふれあいフェスタは、
障害者週間記念区長表彰から始まり、親の会から
推薦させて頂いた11名の方が立派に堂々と
保坂区長より表彰状を受け取る姿は感動的でした。
区長表彰の皆さま、おめでとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
団体・施設によるPRでは、
「セータとガーヤの気持ち伝え隊」が登場。
インパクトのある素晴らしいパフォーマンスで
障害理解啓発を促し会場が盛り上がりました。
 
 
 
 
 区民会館1階ホワイエでは、ふれあいフェスタに先立ち
11/28(火)から、世田谷区内の福祉施設、福祉団体、
地域活動団体、障害者福祉団体連絡協議会による
障害者週間記念作品展が開催され、親の会のコーナーには
本人たちの描いた色彩豊かな力強い作品が出展されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中庭では今年も成人部の皆さんが温かい飲物や
肉まんあんまんなどを販売し、とても好評で早々に完売。
寒い中、皆さま、お疲れさまでした!
 
 
教育部

教育部勉強会「就労を目指す子どもをサポートするために」

11月28日(火)、総合福祉センターにて
「就労を目指す子どもをサポートするために」というテーマで
世田谷区障害者就労支援センターすきっぷ施設長 西村周治氏による
勉強会が開催されました。
 
当日は、
70名(教育部48名、高等部22名+当日参加)を超える会員が出席し
就労についての基本的なことから、
働くための準備や心構え、
そして 「ほめる」についてのお話いただきました。
 
初めて聞く難しい用語もありましたが、
時々、先生ご自身のお子さんや、関わられた利用者さんの
実際のケースなどをユニークに話され、
会場が和やかになりました。
 
出席者からの質問も多くあがり、
我が子の就労について、
そして「すきっぷ」について知りたいと思う
みなさんの熱心な様子が感じられました。
 
先生には、どの質問にもにこやかにお答えいただき 
とても有意義な勉強会となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アンケート

子どもが働くことに関して不安も多いですが、
何について取り組むべきかわかりました。非常に参考になりました。

 

今日は就労前に必要なこと子供との向きあい方など、
いろいろな角度からのお話をとても分かりやすく
詳しく聴くことができ、参考になりました。

 

とても内容が濃く今、現在求めている情報を聞かせていただけて
有難い勉強会でした。今を大切に子どもを育てる事が、
就労を目指すために大切なのだと感じました。

 

現在娘は支援高等学校1年生です。
あと2年ほどで就労する年齢となりました。
今回この勉強会で企業側が求めている事、今後娘への働きかけを
どうすればよいか具体的に知ることができました。
大変有意義な時間をありがとうございました。

 

高等部

高等部 1年生保護者による作業所体験

2017年11月、高等部の代表的な活動である、
「1年生保護者による作業所体験」が実施されました。
 
この活動では保護者が作業所利用者の方々の
中に入って、実際にいっしょに作業を
することにより作業所の仕事内容や雰囲気を
利用者目線で知ることができます。
また、11月の体験は、対象が1年生の保護者ですので、
卒業後の進路について、具体的なイメージを持ち、
比較検討を始めるきっかけにもなります。
 
今回の参加延べ人数は53名となり
「作業所の日常の様子を見たい」という要望が、
とても多いと感じました。
 
今回、作業体験をさせていただいたのは
こちらの砧工房をはじめ、13の作業所です。
施設の利用者、職員の皆さま、
ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

参加された方からは、
「実際にその場で作業をしてみることで、初めて
分かることがある」との感想を頂きました。
保護者の作業所体験は、高等部卒業後の進路を
考えるときの大きな助けになります。

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Setagayaアミーゴ 第4回交流イベント
First Anniversary (一周年おめでとう)

Setagayaアミーゴ第4回全体交流イベントを
11月23日に開催しました。


1年前の同じ日の誕生を記念した今回のイベント、
まず、過去の交流イベントや東京都育成会本人活動交流会、
総会、要請の会での発表等の映像を見ながら、運営委員が
この1年の振り返りを報告しました。 

 

 

 

 

 

 

 

続いて恒例の○×クイズ。今回は女子運営委員の企画で
「ディズニー」の問題を考え、自分たちでBGMのCDを
用意し、進行しました。

 

 

 

 

 

 

 

後半は、「みんなで身体を動かそう」をテーマに、
プロのモデルや芸能人の指導もする「KAYAスタジオ」の
4人のスタッフと一緒にアロマ、ストレッチ、ダンスを楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

今回、区外の障害者センターの方が見学に来られましたが、
「思わず、いっしょに楽しんでしまいました」と最後まで
お付き合いくださいました。


いつも手伝ってくださる支援者の方からは
「みんなが身体を動かし、楽しんでいる様子がよかった」
と好評いただき、本人たちも「またダンスやりたい」
「気持ちよかった」と感想が聞かれました。

 

イベント終了後には、1周年記念のパーティーを開催。
詳しいレポートは、Setagayaアミーゴのページで
たっぷりご紹介しています。

 

教育部

教育部施設見学会レポート
「上町工房」「どんぐりホーム上町」

11月22日(水)教育部有志27名で、
上町工房、どんぐりホーム上町に見学に行って参りました。
 
上町工房は、定員25名で平均年齢は35才。
どんぐりホーム上町は、
グループホームの定員5名、ショートステイの定員2名で平均年齢は51才。
3つの事業が併設されている複合施設「グラン上町」は、
設立2年ということで、新しく、とても綺麗な建物で、
1~2階が作業スペース、3階が居住スペースになっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
施設長の島澤さんより施設概要などのご説明があり、
作業スペースでは、今年度より新スタートした、
ドライ野菜用のパプリカ、人参、ゴボウを包丁で切る作業を
実演して下さっていました。
包丁を器用に使い、手際よく綺麗に切っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
他の作業所では、作業時間が4~5時間との事ですが、
上町工房は3.5時間としているそうです。
みなさんとても楽しそうに笑顔で作業しているところが印象的でした。
 
自主生産品のリンゴジャムも、
地産地消を取り入れており、
地元の農家の方が育てたリンゴがゴロゴロ入っていて
とても美味しかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
居住スペースも利用者さんの許可をいただき、
見せていただくことができました。
窓も大きく開放的で、カーテンの色をご自分で選ぶことが出来るなど、
居心地の良い空間づくりがされていました。
 
 
見学終了後、参加者が自主生産品を購入する為に並んでいると、
利用者さんが一生懸命商品の説明を笑顔でして下さり、
とても温かい気持ちになりました。
ありがとうございました。
 
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成人部 「恋する豚研究所」バス施設見学会

11月1日、成人部の研修として、
千葉県香取市の就労継続支援A型施設
「恋する豚研究所」を見学してきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらでは近くの畜産農家と提携して、
ハム、ソーセージなどの加工、販売を行っています。
現在、3障害合わせて30名の障害者が勤務していて、
この5年間で退社された方は5~6名とのこと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害者が働く施設ということを特にはうたわず、
商品の力、ブランドイメージで勝負しているとのこと。
施設は木の素材を生かしたおしゃれな作りで、
所内にあるレストランや販売店は近隣の方々で
にぎわっていました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
帰ってから購入した商品を食べてみたのですが、
一般に売られているソーセージと比べ、非常に肉質が
しっかり感じられるもので、たいへん美味しかったです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでも経営的にはまだまだ大変だそうで、
最低賃金を支払いながら障害者雇用を続けるために、
頑張らなければいけないとのこと。
施設の方に次のことをお願いされました。
近くのスーパーで「恋する豚研究所の商品はありま
せんか?」と、聞いてみてください
こういった声で、売り場を少しずつ増やすことが
できるのだそうです。
世田谷で同様の事業は正直難しいでしょうが、
ストレートに商品力で勝負するという、
障害者雇用の一つの可能性を感じられる研修だった
と思います。
 
恋する豚研究所のHPはこちら
 
教育部

第35回世田谷区手をつなぐ親の会子どもたちの作品展

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↑こちらの画像をクリックすると
作品展の様子がご覧いただけます
  
第35回世田谷区手をつなぐ親の会子どもたちの作品展」を終え
 
去る9月27日から10月17日にかけて
区役所第二庁舎1階ロビーにおきまして作品展を開催いたしました。
子どもたちの自由な発想や個性に満ち溢れた作品に、
多くの方々が足を止め、熱心にご覧になってくださり
多数の温かいメッセージをいただきました。
作品展の開催にあたり、作品の制作、展示に
ご協力くださいました学校の先生方、保護者の皆様に心より
お礼申し上げます。
 
 

作品展をご覧になったみなさまから寄せられた アンケートをご紹介します。

 

とても明るく温かい作品ばかりで見ていくと
   発見と驚きがありました。
   また、皆さんが作品を作っている様子を思いうかべ、
   きっといい学びと友情をそだてているんだろうと感じました。
   これからも楽しみしています。
 
学校で活動しているいつもの子どもたちの姿を思い浮かべながら、
   それとはまた違った一面を発見できたり、
   他校の子どもたちの作品から様々な刺激をもらうことができたり、
   この作品展の意義が感じられました。
   いろいろとご苦労もあるかと思いますが、ぜひ継続できるよう
   願っています。
   ありがとうございました。
 
秋山元治様の思いからはじまった作品展ですが、
   その思いが引き継がれて継続されているのがうれしく思います。
   親として、知的障害を理解してもらう活動を
   微力ながらしていければと思います。
 
高等部

高等部企業見学会レポート③
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

10月30日㈪に見学に行きましたのは
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズです。
台風が上陸する可能性がありましたので、
働かれる方の安全確保の観点から
中止になる可能性もありましたが、
無事見学させていただく事ができました。
 
ハウスウェディングのプロデュース他を手がけている会社で
2007年に障害者雇用をスタート。
『人の心、企業を豊かにする』
という理念に沿った雇用ができないか?
可能性があるならどんなサポートをすれば一緒に働けるか?等
試行錯誤を繰り返しながら10年が経過、
重度の方も10年継続して仕事をしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害者の方は都内3ケ所にある会場の清掃を担当しています。
24名のうち22名が知的障害、
2名が身体障害の方です。
健常者1名と障害者7~8名が1つのチームとなり、
3チームがそれぞれその日の担当会場に移動して清掃します。
 
スタッフの方は、自分のできることを一つでも増やして
どこでも通用する人材になってほしい、
自己肯定感のもてる人間に成長してほしいという思いで
家族と共有しながら各々のレベルに合わせた支援を心がけているそうです。
 
支援も徹底していて、
失敗を糧に多くの事を経験から学んでほしいとの事で
退社後の通勤経路の見守りや、乗り過ごし時の迎え等
手厚いのが特徴です。
 
 
今後は、知的中度の女性向けに、清掃ではない仕事の創設を検討中で、
最終的には障害区分なく
色々な仕事に就けるところを目指しているそうです。
印象的だったのは、担当者の方が、親でも大変だな、と思う様な事を
あたりまえの事のように話していらっしゃる事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高等部

高等部企業見学会レポート②
株式会社トランスコスモス・アシスト

9月29日に訪れた、株式会社トランスコスモス・アシスト

こちらの大きなオフィスビルは、自社ビルではないそうですが、
一棟まるごとトランスコスモスとその関連会社です。
取引先にSoftBankもある関係から、一階ロビーにpepperくんもいます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おもな業務内容は、データ入力、事務作業(封入、仕分け等)など。
得意なこと不得意なことを丁寧に見極めて業務を割り振っていたり、
毎日学習の時間を設けて、それぞれの課題克服や
スキルアップの時間を作っていたりします。
資格取得奨励制度もあります。
 
支援スタッフはこまめに情報共有をしてくださり、
課題に対しては、本人とともに対策を考え克服にむけて取り組んでいます。
 
見学時は、オフィスに働くみなさん一人一人が、
自分の業務について自分の言葉で説明してくださいました。
そのなかには、青鳥特別支援学校の卒業生(すきっぷを経て就労)の方や、
知的障害のある方もいらっしゃいましたが、
みなさんとても丁寧に対応してくださいました。
 
 
以前は知的障害者を多く採用していたそうですが、
近年は発達障害者(精神手帳保持者)が多いとのこと。
単純作業は人工知能にという時代になってきたため、
PCに関してはかなり高い技術が必要なようです。

けれどもこちらの企業では
リサイクルペーパーをその場で再生する機械を取り入れるなど
仕分けなどの業務を増やす努力をしてくださっており、
今後も知的障害のある方の採用を続けていきたいとのお話でした。
 
 
 
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