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「世田谷区 知的障害者対象ひとり暮らし体験事業」を体験しました

2024年7月13〜14日、中野区にある つなぐいっぽStep(s)のがた」にて、
27歳の娘がひとりぐらし体験をしてきました。
今回の事業では、一番乗りだったそうです。
この事業は5月に募集が開始されましたが、
応募が多かったために抽選があったようです。
我が家には6月半ばに当選の通知が届きました。

その後すぐに、つなぐいっぽ より連絡をいただき、翌週に現地を見学。
見学時に体験の流れや持ち物について説明を受け、
体験実施日と、当日作る夜・朝・昼3食のメニューを決めました。

当日は娘だけで現地に向かいました。
駅からの道があやふやなのにも関わらず、迎えを断ってしまい、
危うく迷子になるところでしたが、何とか歩いているところを発見され、
現地に到着することができました。

料理は、買い物から自分でします。
肉の種類、グラム数、値段など、見分けるところから初体験です。

  

まな板には、物差しのような目盛りがついており、
レシピの指定に合わせ、目盛りを見ながら切ることができます。

娘が選んだメニューは以下の通りです。
夜 ガパオライス、朝 ロールパンとベーコンエッグ、昼 焼きそば

 

到着までに彷徨ってしまったためか、
夜は8時半にはぐっすり眠ってしまったとのことでした。

翌日は、掃除・洗濯です。
洗濯は「Step(s)のがた」の洗濯機で洗い、コインランドリーで乾燥させます。

 

 

 

 

掃除は、お風呂、トイレ、泊まった部屋など。
排水溝まで、その構造を説明してもらいながら行ったようです。
娘は家の排水口を掃除したことがありません。
家でもちゃんと見せないといけないなと思いました。

買い物から、そして最初から最後まで
しかも自分が好きな料理を作ることができたのが
一番楽しかったようです。
自信にもつながったのではないかと思います。
2回目の体験についてもとても意欲的です。

大変貴重な体験となりました。
このような事業を行ってくださったことに、感謝いたします。

 

※今年度の募集は終了していますが、
 「知的障害者対象ひとり暮らし体験事業」の詳細を希望される方は
 世田谷区障害施策推進課施策推進担当にお問い合わせください。