高等部 保護者による作業体験 喜多見夢工房
2024年11月28日に就労継続支援B型を運営する
社会福祉法人 せたがや樫の木会 喜多見夢工房へ
作業体験に伺いました。
喜多見夢工房には、小田急線高架下にある「本場」と、
そこから徒歩7分の世田谷通り沿いの「分室」があります。
今回は「本場」での作業体験を行いました。
施設長さんが笑顔で迎えてくださり、
施設の概要や作業内容について詳しく説明をして
くださった後、作業体験をさせていただきました。
現在の利用者さんは、本場15名・ 分室が8名で、
平均年齢は37歳とのことです。
主な作業内容は、製菓作業(クッキーやパウンドケーキの
製造・販売)、オカパックなどの受託加工、公園清掃、
ポスティング(熱中症リスクの為、件数を減らしている)です。
作業内容は、本場と分室で共通していますが、
本場では、特に製菓作業がメインに行われています。
また、地域の学校からお菓子の注文を受けることがあり、
それがボランティア体験のきっかけになることもあるそうです。
行事やイベントは 本場と分室の利用者さんが
一緒に楽しめる多彩な行事が開催されています。
お正月・お花見・旅行・お出かけ・ハロウィン
・クリスマスなど季節ごとのイベントに加え、
オンライン形式での誕生日会やお茶会も実施されています。
また、月に1回の理学療法も取り入れられています。
今回の作業体験では「オカパック」という受託加工の作業を行いました。
手順は以下の通りです。
1. オカパックを13gに計量して袋に詰める。
2. 詰めた袋をシーラーで密封する。
当日は5名の利用者の方々が、それぞれのペースで
丁寧に作業に取り組んでいて、その姿がとても印象的でした。
また、職員の方々の温かいサポートが利用者の皆さんを支え、
施設全体に穏やかでアットホームな雰囲気が広がっていました。
このような温かく和やかな環境が、利用者の皆さんにとって、
居心地の良い場を作り出しているように感じました。
施設長さんからの「より良い支援のために施設を見学して
気づいたことを教えて欲しい」というお言葉には、
外部の視点を積極的に取り入れて、環境改善に努めていこう
とする前向きな姿勢が感じられました。
※活動の様子がブログやインスタグラムで見られます。どうぞご覧ください。
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