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高等部保護的就労施設見学会 世田谷サービス公社

11月18日、世田谷サービス公社の保護的就労施設、
弦巻区民センターに見学に行ってきました。
就労事例発表会で会員のみなさまから保護的就労について
初めて聞いたというお話もあり、今回の見学会開催となりました。



                (弦巻区民センター)

保護的就労は世田谷区独自の取り組みで、世田谷サービス公社は
区内22か所の公共施設において、主に、清掃作業を行っています。
就労者数は87名で、約8割が知的に障害がある方です。
室内清掃のほか、公園清掃も行っています。
勤務場所は変わることもあり、自宅からの通いやすさなどを考慮しながら、
大体1年~3年で異動するそうです。

支援体制は、施設ごとに施設監督者、就労支援員が配属されていて、
本社の指導員が巡回して相談支援を行っているなど手厚く、
働きやすい印象を受けました。


                (弦巻区民センター)

実際に現場で働く方の様子を見させていただきました。
様々な清掃器具を使いこなし、とても丁寧に、手順よく行っていました。
「仕事は清掃だけではなく、雑巾やタオルの洗濯などもあります。
つぎに使うための準備も重要な仕事です」と話してくださいました。

公共施設なので朝9時半からの利用に向けて作業を始める必要があり、
勤務時間は7時30分(7時15分、7時45分からの施設もある)からで、
なにより、「清掃が好きです」という就労意欲が大切です、とのお話でした。


               (世田谷公園)

*写真提供:世田谷サービス公社