2024年度 玉川・世田谷・砧・烏山 地域会レポート NEW!
~教えてください!地域のお役立ち情報~
今年度の地域会は、「教えてください!地域のお役立ち情報」をテーマに
懇談会形式で行いました。
医療、療育、余暇活動etc.
日ごろから聞きたかったことをお話いただいたり
地域の耳より情報をお寄せいただいたり、
情報交換しながら会員同士交流を深めていただきました。
北沢地域会レポート
2024年12月18日児童相談所・会議室ABにおいて
北沢地域会が行われました。
参加者は15名と少なめでしたが、
皆様のお顔を拝見しながらお話しすることができました。
お茶菓子にはまもりやま工房さんの
クッキーとパウンドケーキをご用意致しました。
最初にプロフィールを書いた紙を机に貼って自己紹介をしましたが、
他の地域会と異なり、お一人お一人が
各々の状況を比較的詳しくお話しした後、
それに対してご意見やご感想を話し合う形で会が進みました。
もちろん他の地域同様婦人科の医療関係や余暇活動、
相談事業等の大切な情報提供はいただきましたが、
参加者が一方的にご説明を聞くというよりは、
皆で和やかにお喋りする感じでした。
学童青年期の方々からは
私達には懐かしい学校や放課後等デイサービスの話題、
またこれから先一人暮らしに向けてのつなぐ一歩の体験や、
先輩方のお話しが伺えるつながりラボのことなど幅広く話がはずみ、
10年20年の間に支援サービスの形も
その時に合わせて変わっていくのだなと思いました。
そのためにもこのような交流の場を定期的に持って、
今必要なことを知ることが重要だと感じました。
砧・烏山地域会レポート
2024年12月12日(木)砧区民集会所にて砧・烏山地域会が開催されました。
参加は会長役員を含めて14名。
日あたりの良い暖かな会場の中、
和気あいあいとした雰囲気で一人ずつ自己紹介から始めました。
テーマは「教えてください!地域のお役立ち情報」ということで、
事前にいただいた質問
・障害(自閉症)のある人が安心して利用できる理美容室
・親なき後、知的障害のある本人が相談等で気楽に立ち寄れる場
・放課後等デイサービスや作業所について
に対して情報交換をしました。
実際利用しているカットサロンの紹介や
区HPの訪問理美容についての紹介、
PCC(プレジェムチャレンジクラブ)の活動紹介、
参加された小学生7歳のお子さんの教育部保護者から
児童デイサービス、学童クラブ、新BOPについての現状をうかがい、
困っている送迎に対して
緊急介護人サービス登録の紹介などが話題にあがりました。
お一人ずつから悩み困りごとなどをうかがい、
私たちの子育ては楽ではなく終わりがないことをあらためて実感するとともに、
地域での横のつながり縦のつながりの中で
情報共有をすることの大切さを実感しました。
世田谷地域会レポート
2024年12月9日(月)に全地域共通の
「教えてください!地域のお役立ち情報」をテーマに
今年度の世田谷地域会を児童相談所・会議室ABで開催しました。
参加人数は会員の参加者が6名、
役員と常任理事が8名の計14名でした。
最初に、副会長から、
「今日話される内容は会員の口コミ情報で親の会推奨という事ではないので、
必ず各自で直接確認の上ご利用ご参加下さい」とお話があり、
続いて、参加者1人ずつ、簡単な自己紹介とお子さんの状況をお話して頂きましたが、
医療について知りたいというご意見が多く、
特に婦人科の受診に困っているとのことでした。
役員の皆さんから、
「障害のある人に配慮のある婦人科クリニック」を複数教えて頂き、
歯科、眼科、皮膚科についても情報を頂きました。
以前より、障害を理解してくださる先生が増えてきていると感じているので
病院にまず電話をしてお子さんの状況を相談してみると良いと思いました。
余暇活動については、スペシャルオリンピックス、いずみ学級、
また、短期入所施設、松原けやき寮など、
実際にご利用されているご経験を伺うことができました。
最後の質疑応答の時間では、
緊急時バックアップセンターの実績、いずみ学級の参加条件、
マイナ保険証の取り扱い、
選挙へのお子さんの参加などについて意見交換をしました。
日々の生活の中で困っていたり、
悩んでいたりする事を相談できる機会はなかなかなく、
体験に基づいた信頼できる情報を直接お聞きすることができる
地域会は大変貴重な機会であり、
親の会のありがたさを実感しました。
玉川地域会レポート
2024年12月4日(水)玉川区民会館第4集会室にて、
玉川地域会を開催いたしました。
21名の参加がありました。
今回は、地域のお役立ち情報ということで、
役員、常任理事から、医療・理美容
(訪問歯科、訪問理容、自立支援医療制度、婦人科クリニック、精神科)、
インクルーシブな余暇活動(マシントレーニング、スポーツジム、
PCC、寺子屋、ぽーとたまがわ、スポーツ庁の検索サイト)について紹介しました。
その他、ショートステイの経験談、相談支援員、ヘルパーさんの事情など
参加者からの体験談についてご意見をいただきました。
特に医療関係では、障がいのある方に配慮したクリニック情報は貴重だと思いました。
印象的だったのは、今回の地域会を機に、
婦人科クリニックで、障がいのあるお子さんに対する対応をお伺いしたところ、
今後、待合室や父親の付き添いについての配慮を頂けると回答頂けた
クリニックもあったことです。
また、障がいのことをうたっていないスポーツ教室で、
障がいのある子の受け入れの可否を
「ダメもと」で聞いて、OKだったところもあるという体験談もありました。
このように、当事者から問い合わせをすることで、
障がいのある人の対応を検討して下さる機会となることもあり、
当事者からの働きかけがインクルーシブな
社会の実現のために大事なことだと感じました。