第18回東京都障害者スポーツ大会
空模様が心配された当日でしたが、午後には晴れ間も広がり
フライングディスクのほかにもそれぞれの会場に分かれて
フットベース、卓球、陸上競技など
また上部団体である東京都育成会からも、施設長さん方が
マンパワーで大会の円滑な運営に協力して下さいました。
5月24日(水)、成城ホールにて、第61回定期総会を記念し、
NPO法人このゆびとーまれの創始者、惣万佳代子氏をお迎えして、
講演会「障害者も高齢者も共に過ごす『富山型デイサービス』に学ぶ」を開催しました。
講演会は、看護師さんに贈られる
世界最高のフローレンス・ナイチンゲール記章の授与式で、
惣万さんが皇后陛下より記章を授与される厳かな動画から始まりました。
平成5年に「このゆびとーまれ」が開設された当時は、
まだ介護保険も総合支援法もない時代。
赤ちゃんからお年寄りまで、年令や障害種別に関係なく、
ひとつの家で家族が寄り添うように過ごすという、
惣万さんの理念のもとに始められたデイサービスが、
やがて行政からの支援が受けられるようになり、
全国で注目を集める富山型デイサービスとなるまでのお話を伺いました。
映像で紹介されたお年寄りと子どもたちの関わりや
障害者が子どもやお年寄りのお世話をする姿には、
年齢を超え障害を越えた活き活きとした日常を見ることができ感動を覚えました。
講演会には世田谷区障害福祉担当部長はじめ、
区の職員の皆さま、各施設や事業所の皆さまにも多数ご出席いただき、
会員と共に講演を聴いて頂けたことに感謝申し上げます。
5月15日(月)、三茶しゃれなあどオリオンにて、
世田谷区手をつなぐ親の会第61回定期総会を開催いたしました。
会長挨拶に続き、 世田谷区障害福祉担当部障害施策推進課長の竹花潔様、
当会の上部団体である東京都育成会事務局長の斎藤一紀様よりご祝辞を賜り、
子どもたちのお世話になっております施設の施設長さま方にも
来賓として多数ご出席いただきました。
議案の審議では会員の皆様との活発な質疑応答もあり、
今年度の活動はさらに弾みがついたスタートとなりました。
また活動報告では、昨年度から開始した本人活動「Setagayaアミーゴ」について、
運営委員の小澤さんから報告があり、丁寧に発表する小澤さんの姿に
会場は和やかな雰囲気に包まれました。
終了後に実施した作業所自主製品販売には、
多くの施設から多数ご出品いただき、
どの製品からも施設が工賃アップに努力されていることがよく分かりました。
施設利用の保護者の方々にも積極的に販売に関わっていただくなど、
皆さまのご協力に感謝申し上げます。
平成29年4月29日 二子玉川花みず木フェスティバルが開催されました。
今年も、玉川ボランティアビューローさんからお声かけいただき
私たち「安心ネットせたがや セータとガーヤの気持ち伝え隊」は
今年で3回目の参加です。
たのしかった、障害のある人のことがわかった、と感想をいただきました。
小さなきっかけであってもひとつずつ積み重なっていく中で
繋がっていくものがあると思っています。
こちらから発信していくことの大切さを実感しました。
本人活動交流会に参加しました! 2月26日(日)、育成会主催の第3回本人活動交流会に運営委員のメンバーが参加し、Setagayaアミーゴの立ち上げと今後の抱負について、都内から集まった参加者たちの前で発表しました。さらに「知る見るプログラム」の進行役を務め、自分たちで問題を考えた〇×クイズも披露。他区の参加者と交流しながら堂々と大役を果たしたメンバーたちは、アミーゴ主催の次のイベント(3月11日)に向けて準備を始めています。
区長さんはじめご来賓と会員の皆さま、総勢 187 名のご出席の下、平成 29 年新年会が盛大に開催されました。
会場となった日本大学文理学部カフェテラス秋桜は、三方ガラス張りの明るく開放的な雰囲気で、社会福祉学科の井上教授のご協力でお借りすることが出来、ゼミの学生さんにはボランティアで駅からの案内と食事や飲み物などのお手伝いをして頂き、アカペラサークル Sol-fa の皆さんには歌、ボランティアサークル SalamatA の学生さんにはコーヒーのサービスでご協力頂きました。
後半は教育部のお母さんたちが準備したゲ ームで盛り上がり、最後には全員で「みんながみんな英雄」を合唱して、笑顔のあふれる中、閉会となりました。 ご協力いただいた皆さまのお蔭で、新たなスタートにふさわしい素晴らしい会となりました。
「津久井やまゆり園事件から考える~障害者の権利と尊厳~」をテーマに、全国権利擁護支援ネットワーク代表で弁護士の佐藤彰一先生にご講演いただきました。先生からは、権利擁護の考え方について、障害者は何も出来ないという前提の管理型権利擁護から、今のトレンドは「その人なりの判断がある。心の声が聞こえるかどうか?どうやって掴み取るか?支援する側の能力が問われている。本人の能力、判断力を活かす為の支援」という本人主体の自立型権利擁護であるとお話いただきました。
最後には「障害者は能力があると思え!!」というメッセージもいただき、私たち親にとって我が子の見方を変えていく必要性を自覚させるものでした。
参加者は会員が60名、行政や事業所、育成会関係の方等が40名余りで、難しいテーマでしたが、障害者のもつ権利と尊厳についての理解を深めることが出来た有意義な勉強会でした。