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高等部施設見学会 わくわく祖師谷

2024年7月18日、社会福祉法人世田谷樫の木会
わくわく祖師谷に施設見学に伺いました。

1階に生活介護施設(見学時点で23名の方が登録)、
2階に就労継続支援B型(43名の方が登録)を併設する多機能型施設です。

建物は2階建てで、前にウルトラマンの怪獣カネゴン像があり、
その後ろに自主生産品のパンやクッキーの販売を行っている
ショップを併設しています。

施設長さんがご説明と案内をしてくださいました。

最初に生活介護施設を見学しました。
生活介護では個々の個性を大切にし、日常生活の支援や
創作的活動を行っています。

運動・芸術系などそれぞれの得意なことを生かして
3つのグループ分けをしているそうです。

伺った時は和紙で作った葉書に暑中見舞いを書いているところでした。
昨日、創作されたばかりのひまわりのクラフトが色鮮やかに壁を飾っていました。
皆さん意欲的に取り組み、楽しそうに過ごしていました。



別の教室では利用者さんが運動をされていて、
マット運動や縄跳びなど大きく体を動かし、
私達の拍手に嬉しそうに笑顔を見せてくれました。
皆さん、明るく楽しそうな様子でした。

就労継続支援B型では、1階の一部でパンの製造や販売などを、
2階でクッキーの製造や受注作業などを行っています。

パンは砧総合支所や祖師ヶ谷大蔵駅前など
様々な場所で販売されているそうです。

それぞれに得意なことを生かし、こちらも3つのグループに分かれて、
お仕事に取り組んでいらっしゃいました。

ベテランの方が編むアクリルたわしは見事な出来上がりで、
同じく企業に納品されるという鶴の折り紙は
折り目も美しく完璧な出来上がりでした。

他にも革製品や刺繍、バッグ類への絵付けなど
様々な作品が利用者さんの手によって生み出されていました。
手に取ると、どれも素敵で思わず欲しくなってしまうものばかりでした。

利用者さんたちが、どの方も明るく、
居心地の良い環境の中で過ごされていると感じました。

帰りにベーカリーショップがオープンしており、
購入させていただいたパンやクッキーは、
とても美味しかったです。

ホームページには、パンの種類や販売場所などが掲載されています。
 機会がありましたら、ぜひ、お立ち寄りください。
わくわく祖師谷 - setagayakashinokikai ページ!

 

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「世田谷区 知的障害者対象ひとり暮らし体験事業」を体験しました

2024年7月13〜14日、中野区にある つなぐいっぽStep(s)のがた」にて、
27歳の娘がひとりぐらし体験をしてきました。
今回の事業では、一番乗りだったそうです。
この事業は5月に募集が開始されましたが、
応募が多かったために抽選があったようです。
我が家には6月半ばに当選の通知が届きました。

その後すぐに、つなぐいっぽ より連絡をいただき、翌週に現地を見学。
見学時に体験の流れや持ち物について説明を受け、
体験実施日と、当日作る夜・朝・昼3食のメニューを決めました。

当日は娘だけで現地に向かいました。
駅からの道があやふやなのにも関わらず、迎えを断ってしまい、
危うく迷子になるところでしたが、何とか歩いているところを発見され、
現地に到着することができました。

料理は、買い物から自分でします。
肉の種類、グラム数、値段など、見分けるところから初体験です。

  

まな板には、物差しのような目盛りがついており、
レシピの指定に合わせ、目盛りを見ながら切ることができます。

娘が選んだメニューは以下の通りです。
夜 ガパオライス、朝 ロールパンとベーコンエッグ、昼 焼きそば

 

到着までに彷徨ってしまったためか、
夜は8時半にはぐっすり眠ってしまったとのことでした。

翌日は、掃除・洗濯です。
洗濯は「Step(s)のがた」の洗濯機で洗い、コインランドリーで乾燥させます。

 

 

 

 

掃除は、お風呂、トイレ、泊まった部屋など。
排水溝まで、その構造を説明してもらいながら行ったようです。
娘は家の排水口を掃除したことがありません。
家でもちゃんと見せないといけないなと思いました。

買い物から、そして最初から最後まで
しかも自分が好きな料理を作ることができたのが
一番楽しかったようです。
自信にもつながったのではないかと思います。
2回目の体験についてもとても意欲的です。

大変貴重な体験となりました。
このような事業を行ってくださったことに、感謝いたします。

 

※今年度の募集は終了していますが、
 「知的障害者対象ひとり暮らし体験事業」の詳細を希望される方は
 世田谷区障害施策推進課施策推進担当にお問い合わせください。

お知らせ

「障害があってもなくてもすべての人がともに生きる町」を作成しました
(世田谷区 パンフレット) 

令和5年1月に制定した
「世田谷区障害理解の促進と地域共生社会の実現をめざす条例」を、
広く区民のみなさまにご理解いただくことを目的に作成しました。
障害に対する理解や障害状況に応じた配慮などの内容を、
子どもにも分かりやすく紹介しています。
ぜひご覧ください。



↑クリックするとパンフレットがご覧になれます

〈パンフレットの主な内容〉
〇町にある障害と、障害に応じた配慮の紹介
〇ヘルプマークってなんだろう?
〇話し合ってくふうしよう(建設的対話と合理的配慮)
〇こころのバリアについて考えよう

お知らせ

喫茶ぴあ粕谷店 夏期休業のお知らせ


記録的な酷暑の夏となっておりますが、日頃より
喫茶ぴあをご利用いただき、ありがとうございます。

喫茶ぴあ粕谷店 は、8月12日(月)~8月19日(月)の期間、
夏期休業をいただき、20日(火)より通常通り営業いたします。

          ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

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第68回 世田谷区手をつなぐ親の会定期総会 報告

2024年5月14日(火)、三茶しゃれなあどオリオンにて、
第68回手をつなぐ親の会定期総会が開催されました。



2024年4月末、当会の会員数は1156名、出席者96名、
委任状625通の提出を受け、規約第14条3項により総会が成立しました。

2023年度活動報告、監査報告、決算報告、
2024年度活動計画、予算、役員承認まで
全ての議案について、今年度は意見や質問がなく、
賛成多数により承認され、無事に終了いたしました。

昨年度同様、総会開始前と記念講演会前の休憩時間を利用して、
親の会理事を出している通所施設による自主生産品販売会を開催しました。



 

 

 

 

 

会員の方々は、本人たちがつくる一つ一つの商品を手に取り、
販売に携わる施設職員や施設会員とおしゃべりしながら、
お買い物を楽しまれていました。


総会後の講演会は「知的障害のある人の高齢期の過ごし方を考える
~人生を見通した準備と選択~」をテーマに
PDDサポートセンターグリーンフォーレスト 
理事長 志賀利一氏を講師に迎えて開催しました。



知的障害のある人の親が、子の高齢期に備えようと検討するのは、
多くが自分にとっての「終活」を考える時ですが、
親なき後も、はるかに長く続く子の高齢期について、
詳細な予測は不可能です。

志賀氏は、年月とともに時代も世の仕組みも変化していくことも踏まえ、
より合理的に長期の未来を考えるのが良いとして、
「終活と親なき後」「割り切りとお任せ」「過去をアップデート」
「将来の社会規範」「最悪の予防」を要点としてあげ、
ひとつひとつについて事例を取り入れながら丁寧に説明くださいました。

志賀氏の論理的でわかりやすいお話に、
親なき後を考えるヒントを得て、
漠然とした将来の不安から解放された
会員も多かったのではないでしょうか。

講演会後、会場では「お話を伺えてよかった」
という声が多く聞かれました。

 

お知らせ

8/3,4 第45回せたがやふるさと区民まつりのお知らせ

 

第45回ふるさと区民まつり
みつけよう 心のふるさと
ひろげよう 心のふれあい

日時:2024年8月3日(土)、4日(日)
   11:00~21:00
会場:JRA馬事公苑
   東京農業大学「食と農」の博物館
   ※8年ぶりに開催地が戻ります。

←詳しくはパンフレットをご覧ください。

 


※親の会が加盟している
世田谷区障害者福祉団体連絡協議会(連協)
が参加します。加盟団体の紹介を予定しています。

お知らせ

8/3 (公財)世田谷区スポーツ振興財団
ユニバーサルスポーツ体験会のお知らせ

 

障害のある方もない方も
どなたでも楽しめます。

日時:2024年8月3日(土)
   13:00~15:00 (時間内 入退場自由)
場所:区立総合運動場 体育館
定員:先着100名
参加費:無料

 

 

 

申込み:システム登録が必要です。
    登録済の方はログインして、
    新規登録の方はメールアドレスを入力して
    仮登録メール送信ください。
                  教室申込 | 世田谷区スポーツ振興財団 (payhub.jp)

    なお、スマホ・パソコンを使用されない方は
    お手元にある紙に以下の内容を記載して
     FAXまたは郵送にてお申し込みください。
    ①氏名(漢字・ふりがな)
    ②生年月日
    ③性別
    ④住所
    ⑤連絡先電話番号
    ⑥「8/3ユニバーサルスポーツ体験会」申込み

    FAX:03-3417-2813
    郵送先:世田谷区大藏4丁目6-1 (公財)世田谷区スポーツ振興財団
    問合せ先:03-3417-2811

お知らせ

7/12 東京都育成会大会のお知らせ

2024年7月12日(金)、
社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会(東京都手をつなぐ親の会)による
東京都育成会大会が なかのZERO大ホールにて開催されます。
ご都合のつく方は、ぜひご参加ください。

〈プログラム〉
第1部 式典 10時〜12時
     表彰 12時〜12時20分
第2部 研修 13時〜15時

〈研修〉
ずっとこの街で暮らしていくために
~ 安心して託し、託される地域へ ~
   講師:志賀 利一 氏
(特定非営利活動法人 PDDサポートセンター
 グリーンフォーレスト 理事長)

安心して託せる地域とは?
地域の中でネットワークを作るという視点を持って、
ずっとこの街で 暮らしていくために利用できるサービスや、
それを利用する時に心 がけたいことなどについてお話しいただきます。

↑クリックするとチラシがご覧になれます

 

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」出前講座
代沢地区民生委員・児童委員の皆様に向けて

2024年7月8日代沢地区民生委員・児童委員の方に
出前講座を行いました。



今回はペットボトルを使用した「見え方の違い」「聞こえ方の違い」
軍手を付けたままシールを貼ってもらう「手先の不器用さ」
「絵に描きづらい言葉」などを疑似体験してもらった後、
メンバーの子ども達の実体験を4コマ漫画で伝え
新しくバスの中で人の携帯を覗きこんでしまうエピソードを
寸劇にして観ていただきました。

参加してくださった方は、皆さん真剣に話を聞いてくださり、
障害を持つ人と触れ合う事をとても楽しそうに話してくれた方もいました。
実際に電車で出会った障害のある方への対応の質問もあり、
メンバーの回答は「自分の世界を楽しんでいるだけで
怖がらせようとしている訳では無いので、見守ってください。」とお伝えしました。

正解がある訳では無いので、私達は毎回振り返りをし、
次の講座でより分かりやすく伝える事が出来たらと
バージョンアップしながら、この活動を続けていきたいと思っています。