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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」 松原地区社会福祉協議会にて出前講座

12月13日、北沢地域社会福祉協議会事務所・松原地区社会福祉協議会の
「災害弱者支援講座」に講師としてお招きを受け、知的障害理解のための
出前講座を行いました。

 

 

 

 

 

 


会場で参加者と対面して行う講座は久しぶりでしたが、
やはり相手の反応がじかに伝わるため手ごたえを感じます。

 

 

 

 

 

 


今回はメンバーのひらめきで新たに考案した
「非接触型 “見え方” 体験用メガネ(プチプチ緩衝材を切って作ったもの)」を
導入するなど感染対策に気を配りながら、オンライン講座では行えなかった
寸劇も披露しました。

 

 

 

 

 

 


参加されていたのは民生委員や町会役員など地域の要となるお立場の方々
約30人でしたが、とても熱心に聴いてくださっただけではなく、活発な
質問をいただいたり、我々母親へ向けても優しい言葉をかけてくださったり
して、温かい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 


実際の災害が起きたとき、知的障害のある人たちを
理解して見守ってくださるこうした方々の存在は
どんなにか心強いだろうと改めて感じました。

 

 

 

 

 

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高等部保護者による作業体験(総括)

2021年11月、高等部保護者による
作業体験を実施しました。

 

 

 

←体験先のひとつ 
   世田谷区立玉川福祉作業所

 

 

 

 

この活動では、保護者が作業所利用者の方々の中に入って
実際に一緒に作業することにより、作業所の仕事内容や雰囲気を
利用者目線で知ることができます。

昨年に引き続き、コロナ禍による影響がある中、
17 の事業所様が、対策をとりながら
体験を受け入れてくださいました。
また今年度から「岡本福祉作業ホーム玉堤分場」様
社会福祉法人 藍」様が
新たに加わってくださいました。

以下、体験された保護者の方からの感想を抜粋しました。

★ 他の利用者さんや支援員さんの、接し方や普段の様子が
    わかり参考になった

★ 大人数だとなかなかあれこれ質問がしにくい場面もあるが、
  少人数だったので会話の中でいろいろと質問ができ、
  不安な部分が解消された

★ 個人的にこのような手配をするのはハードルが高いので、
    親の会として参加できてよかった

★ 中に入り込むことで、見学より一層普段通りの姿を
    拝見することができた (声かけの仕方や作業が嫌になって
    しまった方への 対応など)

★ 同じB型でも、手先を使う作業、清掃で体を使う作業など
  違いがあると実感した

★ 実際に現場に行ってみないとわからないことをいろいろ
  知ることができた

★ 就労先をイメージすることができ、安心した

★ いずれは我が子も経験していかなければならないという
    意識を持った


どちらの体験先でも、とても丁寧な説明と案内をしていただき、
質問にも快く答えていただけた、というお声をいただきました。

 

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高等部保護者による作業体験 ファクトリー藍

11月8日(月)、社会福祉法人藍
就労継続支援B型事業所  ファクトリー藍さんの
作業体験に行ってまいりました。
親の会では、初めて参加させていただきます。

作業内容は、藍染製品の作成、織り、刺子、内職があり、
今回は藍染を体験しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

フィルムケースをつけて模様付けをしていきます。
取り付けた後に、藍に染める作業、水で流す作業を繰り返し、
フィルムケースをはずすとオリジナルハンカチが出来上がりました。
しっかりと藍色に染まった水玉にとても感動しました。
他、ビー玉などを使ったり、染める回数で、
グラデーションになったりと仕上がりが変わるそうです。

最初に、利用者さんが手際よく作業されているのをみて、
それほど難しくないのかなと感じましたが、
実際にやってみると大変で
また労力と根気のいる作業だと感じました。

ファクトリー藍の利用者さんは現在31名だそうです。
落ち着いた雰囲気で、わきあいあいと作業している印象でした。
そしてステキな作品を制作できるので、
興味がある方におすすめだと思います。

こちらの作品は、下北沢のファクトリー藍SHOP
販売しているので、機会あれば、こちらも行ってみたいと思います。

また、三軒茶屋にある系列のアンシェーヌ藍へも、先日訪問し、
美味しいフレンチを頂きました。ステキな雰囲気のレストランです。

皆さまも、ぜひ行ってみてください。

 

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砧・烏山・玉川・世田谷・北沢地域会レポート
~地域の相談窓口‘’ぽーと‘’を知ろう!

12月6日の砧地域会を皮切りに烏山、玉川、世田谷、北沢の各地域で
2021年度 地域会が開催されました。

今年度の地域会のテーマは、「地域の相談窓口‘’ぽーと‘’を知ろう!」
各地域の地域障害者相談支援センター「ぽーと」の方をお招きし、
「ぽーと」の活動について、「ぽーと」ではどんな相談ができるのかなど
事例を交えながらお話していただきました。



 

 

 「ぽーと」のリーフレット
←クリックしてご覧ください

 





北沢地域会レポート

北沢地域会は、12月21日、世田谷区立
保健医療福祉総合プラザ実習室にて開催されました。
講師には地域障害者相談支援センター「ぽーときたざわ」の
杉山真生子様、坂本美夕貴様、吉村亜希子様、望月学様の
4名をお迎えし、総勢14名が参加しました。

・ぽーときたざわの紹介
<地域生活支援センターMOTA /運営法人:(社福)めぐはうす>

ぽーときたざわは精神障害に対応した
地域包括ケアシステムですが、年齢や障害種別を問わず
各支援制度や障害福祉サービスに該当しない方や
該当しても隙間がある場合の切れ目のない支援をしており、
利用契約なしで無料で支援を受けることができるので、
気軽に相談出来るのが強みです。

専門職員が専門を越えて幅広い障害に対応してくれます。
電話での相談が70%を占めており、利用者が適切なサービス、
施策を利用出来るよう関係機関との協力連携を行っています。

質疑応答の時間では、
参加者からちょっとした質問から切実な質問まで
数々の質問が寄せられました。
グループホーム情報の提供や精神障害特化の中での
知的障害への理解を求む声も上がりました。
皆さん日々先行きの不安と向き合いながら
生活しているのだと実感しました。

ぽーとには日々家族や支援者、または当事者から、
親なきあとの相談や仕事探しの相談等
数多くの相談が寄せられてます。
内容に依っては保健福祉課に繫ぐなどの連携プレーを
行っているので、窮地に立つことのないうちに、
気軽に相談してほしいとのお話でした。

福祉から抜け落ちる人がないよう皆の幸せを願って、
誰にでも立ち寄れるみなと=ぽーとが存在するのだと
認識を新たにしました。

 

世田谷地域会レポート

12月15日(水) 世田谷地域会が総合福祉センター
後利用施設 会議室ABにて開催されました。
地域障害者相談支援センター'ぽーとせたがや'
主任相談支援専門員 山内聡様、職員の小山様を
お招きして、親の会からは24名が参加しました。
「運営法人は(社福)世田谷ボランティア協会

親の会参加者の自己紹介のあと、山内様より
'ぽーとせたがや'の概要から活動の状況について
お話しいただき、小山様からは実際の相談事例を元に
お話しいただきました。その後 会員からの質問に
お答えいただきました。

'ぽーと'とは港という意味の通り、みなさまに
困りごとがあったときに立ち寄れる港であるようにと
名付けられたそうです。

 

 

 'ぽーと'の相談の流れ
←クリックしてご覧ください。

 

 


山内様のお話は、障害者やその家族が困りごとに
直面した際、丁寧な聞き取りにはじまり、
必要な手立てを関係各所と連携をとりながら
解決に向けて相談に応じてくださる、
とても頼もしい窓口、港であると感じました。 

小山様は実例を元にわかりやすく説明くださり
とても参考になりました。

会員の質問は相談支援機関の選び方や、将来、親亡き後の
住まいの問題などに関心が集まりました。
子供とともに親も年齢を重ねて行きます。
加齢にともなう不安は誰もが抱えていることと思います。
そんな私たち世田谷地域に暮らす障害者と家族にとって
'ぽーとせたがや'は本当にありがたく頼れる存在です。



玉川地域会レポート

玉川地域会は12月14日、玉川区民会館第5集会室で開催。
講師には、ぽーとたまがわの平福恵津子様をお迎えし、
会員24名が参加しました。

 

 

 

 

 

←クリックしてリーフレット
 ご覧ください。

 

ぽーとたまがわの委託先はNPO法人つどい
もともと肢体不自由児父母の会が立ち上げた法人であるだけに、
身体障害の相談が多いという特徴があるそうです。

地域包括ケアの三者連携会議(あんすこ、まちづくりセンター、社協)
をはじめ、玉川地域に存在する多様なネットワークに参加しながら、
障害に関わる地域の社会資源の情報収集・発信をし、
相談者への支援にもつなげています。

相談件数は、ここ3年で倍以上に増え、
平均して月8~900件にも上ります。うちおよそ半数が、
行政、福祉、医療など、連携先の関係機関からの相談で
占められていることも、ぽーとたまがわの特色だそうです。

ぽーとたまがわと、サービス等利用計画を作る
指定特定相談支援事業所の関係については、
年3、4回地域の相談支援事業所を集めた会議を開いたり、
個別のケース支援では地域を超えて連携を図るなど、
様々な形でバックアップを行っているとのことです。

質疑応答の時間では、参加者からたくさんの意見や質問があがりました。

ぽーとには膨大な数の相談が寄せられ、限られた人員で
日々対応に追われる状況が想像できます。
それでも、計画相談や保健福祉課の窓口では拾いきれない
不安や悩みが生じたときには、どうか臆せずぽーとに連絡し
相談して頂きたい、との平福様の真摯なお言葉に、
このような機関が身近な地域に存在していることの頼もしさ、
ありがたさを改めて感じることができました。

 

 

 

 

 


絆創膏を貼ったハートの「ここみん」が
ぽーとたまがわのイメージキャラクターです。

 

烏山地域会レポート

烏山地域会は12月13日、烏山区民センター会議室にて
ぽーとからすやま センター長 宮内宏子様と相談支援専門員
守屋歩美様を講師に迎え、参加者16名で行われました。



ぽーとからすやまは2019年世田谷区より委託を受け
社会福祉法人武蔵野会が運営している地域障害者相談支援事業です。
拠点は京王線芦花公園駅から徒歩2分の一軒家です。
「ふくしとこころの相談支援センター」として障害の有無に関係なく、
敷居を低く間口を広くをモットーによろず相談をさまざま専門スタッフが
常駐して行っています。

事業内容は基本相談の他に、烏山地域だけの特色として
・65才問題を扱う烏山地区エリア自立支援協議会事務局
・引きこもり問題を扱う8050ぽーと定例会議事務局
・一軒家ならではのフリースペース(3部屋を確保し居場所提供)
・つながるプロジェクト(映画会、園芸、散策などのイベント開催)
・ピアサポーター活動支援
・当事者の方登壇しての心のバリアフリー研修
 を行っています。



現在は月700件程の様々な相談を受けていて、
関係機関に繋ぐだけでなく、個別相談や親なき後の相談、
当事者間の交流、社会参加目的の企画提供、
障害の有無にかかわらず地域交流の場や居場所としての
機能を目指しているとのお話をパワーポイントを使って
説明を頂きました。

質疑応答では
Q:ぽーとと相談支援センターの違いは?
A:ぽーとは、どなたでも利用でき、相談支援センターと併用利用できる。
  相談支援センターは障害福祉サービスになるので契約が必要。
  申請から利用まで数ヶ月かかるので、その間をぽーと利用でうめる事も出来る。
Q:フリースペースの利用方法は?
A:現在は予約必要。1部屋定員2名、マスク着用。絵を描く、スマホやパソコン利用、
  CDを聴く、ゲームをする、ドリルをする、ただ寝転ぶなど好きな事をして過ごせる。
  映画会もしていて6名定員で予約先着順との事。
Q:相談員は担当制なのか?
A:ずっと同じ人という事はなく、基本スタッフ全員がチームとして関わっている。
  支援者とのマッチングはしているので、担当者を決めている人もいる。

その他にも質問がありましたが、最後にセンター長から「ぽーとは使い勝手の良い所と
思っていただければ良いです」とのお言葉を頂き、とても心強く有意義な会となりました。

 

砧地域会レポート

今年度最初の地域会は、12月6日、総合福祉センター後利用施設
会議室ABで相談支援センターあいぽーときぬた統合施設長
中川邦仁丈様と、相談員の森山久美様を講師に迎え、参加者15名で
行われました。



ぽーときぬたは、世田谷区より「せたがや樫の木会」が委託された
地域障害者相談支援事業で、年齢・病気・障害の有無や
障害種別関係なく「どこに相談してよいのかわからない」
「いったいどんなサービスが受けられるのかわからない」などの
基本相談を行う「よろず相談窓口」である事や、
医療的ケア、高齢者世帯の課題、精神、軽度障害児の相談など
基本相談を受け、その人に必要な計画相談につなげていく
お手伝いを行っている事などをご説明いただきました。

質疑応答では、

質問:「アポなしでも大丈夫か?」
回答:「相談員と相談室の調整のためにも、できるだけ
            アポイントを 取ってからお願いします」

質問:「世田谷区5か所のポートは対応が一緒なのか?」
回答:「基本相談の窓口であることは同じで、ぽーときぬたは
          樫の木会が委託を受けているので 樫の木会さんは
    知的障害が 得意というように、委託事業所の得意分野が
    違うので対応の 違いが出てしまうことがあるが、
    やることは同じです。」

質問:「相談内容は外部にもれないのか?」
回答:「ぽーときぬたが持つ情報は区のものなので、区から要請が
           あれば提出することになっており、 その前には必ずご本人に
           意思確認いたします」

その他にも質問が出て時間が足りないほど有意義なものとなりました。

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教育部 未就学児保護者茶話会を開催しました

11月25日、総合福祉センター後利用施設にて
「未就学児を持つ保護者様向け茶話会」を
開催いたしました。

オンラインとの併用で、会場24名、
オンライン16名の方にご参加いただきました。

教育委員会より提供いただいた資料をもとに
就学相談の流れを説明したあと、教育部会員が
就学相談での体験などをお話ししました。

会場では個別に質疑応答の時間を持つことができ、
就学相談を控える保護者の方へ
様々なお話ができたのではないかと思います。

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高等部保護的就労施設見学会 世田谷区社会福祉事業団

12月6日、世田谷区社会福祉事業団の保護的就労施設、
上北沢ホーム芦花ホームに見学に行ってきました。
2つの施設とも業務内容は主に施設内の清掃とのことでした。

 

 

 

 

 

◀︎上北沢ホーム

 

 

 

 

 

 

◀︎芦花ホーム

上北沢ホームでは、A、B、Cと3つの作業チームに分かれ、
それぞれのチームに福祉の専門職である支援員さんがついて指示を与え、
作業の様子をみまもっていました。

清掃場所は1~2週間ごとに変わるそうで、
清掃の手順などが写真付きで壁に貼ってあるところもありました。



こうすることで、指示の通りに作業をすることができ、
最後に確認することもできるとのことです。



清掃作業のほかに、
この時期は敷地内の樹木の落ち葉清掃もあるそうです。

勤務時間は7時30分~15時30分、
休日は土・日で祝日は出勤、
休暇は有給休暇のほかに、年5日のリフレッシュ休暇があります。

保護的就労ということで、5年をめどに一般就労を目指しています。
2つの施設とも感染対策のため見学スペースはかぎられていたものの
常に本人、保護者、施設間でこまめに連絡をとり、
少しの情報でも就労支援センター、地区のケースワーカーで共有するなど、
就労に向けてきめ細かな支援をされているとの印象を受けました。

区の就労事例発表会でもお話を聞いてはいましたが、
やはり実際目の前で指導を受けながら働く姿をみると
保護者として安心できると感じました。

 

 

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高等部保護者による作業体験 コイノニアかみきた

11月12日、生活介護・就労継続B型・グループホームがある複合施設
コイノニアかみきたさんの厨房でパン作りを体験してまいりました。

利用者さんが行うパン作りですが
支援員さん2名と利用者さん2名の計4名で、
毎日9時30分~12時30分までパン作りをして、
そのパンは15時30分まで店頭で販売されます。
パンを作るメンバーは支援員さんも利用者さんも固定ではなく
ローテーションになっていて、全員が携わっています。
パン生地は某有名なパン屋さんから購入し、
利用者さんは主に成型やトッピグに携わっています。

実際の仕事内容も誰にでもわかりやすい写真付きの説明でしたので、
誰でも作ることができるのだと思いました。
そして、毎日パンに携わる利用者さんが変わるため、
目標時間までにパンが出来上がらないこともあるそうです。
そういった説明をしてくださる際に、
『目標時間までにパンができない日もあるんですよ。』と
微笑みながらお話してくださる支援員さんのお話をきいて、
この施設は利用者さんが主役の施設だと実感いたしました。

今回は事前に細菌検査も受けて貴重な厨房体験をさせて頂きましたが、
とてもよい体験ができました。
体験後は自分自身で作ったパンを含めて何個か購入いたしましたが、
どのパンもとっても美味しかったです。

みなさまも機会がありましたら、
厨房体験や見学に行ってみてくだいね。
その際は、自慢のいっちょうめパンの美味しいパンを
買って食べてみてください!!

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高等部保護的就労施設見学会 世田谷サービス公社

11月18日、世田谷サービス公社の保護的就労施設、
弦巻区民センターに見学に行ってきました。
就労事例発表会で会員のみなさまから保護的就労について
初めて聞いたというお話もあり、今回の見学会開催となりました。



                (弦巻区民センター)

保護的就労は世田谷区独自の取り組みで、世田谷サービス公社は
区内22か所の公共施設において、主に、清掃作業を行っています。
就労者数は87名で、約8割が知的に障害がある方です。
室内清掃のほか、公園清掃も行っています。
勤務場所は変わることもあり、自宅からの通いやすさなどを考慮しながら、
大体1年~3年で異動するそうです。

支援体制は、施設ごとに施設監督者、就労支援員が配属されていて、
本社の指導員が巡回して相談支援を行っているなど手厚く、
働きやすい印象を受けました。


                (弦巻区民センター)

実際に現場で働く方の様子を見させていただきました。
様々な清掃器具を使いこなし、とても丁寧に、手順よく行っていました。
「仕事は清掃だけではなく、雑巾やタオルの洗濯などもあります。
つぎに使うための準備も重要な仕事です」と話してくださいました。

公共施設なので朝9時半からの利用に向けて作業を始める必要があり、
勤務時間は7時30分(7時15分、7時45分からの施設もある)からで、
なにより、「清掃が好きです」という就労意欲が大切です、とのお話でした。


               (世田谷公園)

*写真提供:世田谷サービス公社

 

 

 

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」 国士館大学学生さん対象オンライン出前講座

10月14日夕、「地域でボランティアをやってみよう!」
と題された勉強会の中の1コマにて、国士館大学法学部の
学生さん約20名に向けて、知的障害理解のための講座を
オンラインで実施する機会をいただきました。

この勉強会は障害をもつ子どもも安心して遊べるようにと
企画された「遊ぼう会」というイベントを開催している
玉川ボランティアビューローさんや、「遊ぼう会」への
ボランティア参加を学生に積極的に勧めて下さっている
法学部の先生のご尽力により、数年前から開催されて
いるものです。

昨年はコロナのため見送りとなってしまいましたが、
今年はオンラインでの開催が実現しました。

当日は玉川ボランティアビューローを拠点にして、
メンバー4名がPCの前に交代で座り、画面共有機能で
スライドを見せるなどしながら、画面の向こうの参加者に
知的障害の疑似体験を行ってもらいました。
また自宅からリモート参加したメンバーからは、
日常生活での困難事例等を我が子のエピソードを
交えてお話しさせていただきました。

オンライン講座ではなかなか参加者の反応が
つかみづらいのが難点ですが、きっと
学生さんたちの心に届いたことと思います。
今後のボランティア活動や将来に
ぜひ役立ててもらえたらと願っています。

 

 

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教育部 進学に向けて~ 特別支援学校(高等部)・高等学校の紹介

9月30日、総合福祉センター後利用施設にて、
オンライン併用で「高等部紹介」を開催し、
約40名の教育部会員が参加しました。


高等部の協力で、都立特別支援学校2校から
先生と保護者、近隣の3校と私立特別支援学校、
特別支援学級の卒業生が通う私立高校からも
保護者にスピーカーを務めていただき、
各校の特徴や行事、実習や受験などについて
ご説明いただきました。

「お子さんが高校生になった今、
小中学生の保護者に伝えたいこと」の項目では、
「実習では小学生からの生活習慣が大事」
「普段からお手伝いや公共の交通機関を使う練習を」など
今すぐ取り組める具体的なアドバイスがあり、
参加者は熱心に聞き入っていました。

支援学級等を卒業した後の進路は多様化していますが、
一度に多くの情報を得る機会は少ないため、
貴重な時間となりました。

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