活動のブログ

教育部

教育部施設見学会レポート
「世田谷区障害者就労支援センター すきっぷ」

12月19日(火)、施設見学第2弾となります、
世田谷区障害者就労支援センター「すきっぷ」へ
教育部会員25名で見学をさせていただきました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
西村施設長より「すきっぷ」の概要について
お話をいただき、2グループに分かれ
クリーニング班と印刷班の見学をいたしました。
 
クリーニング班は主に世田谷区内の老人ホームなどの
シーツやタオルを収集→搬入→洗濯
   →プレス・乾燥→たたみ→結束→保管→搬出→配達
といった一連の工程があり、
利用者さんは、一人一人の適性に応じた作業を、
テキパキとしていて感心するばかりでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
印刷班は、パソコンや印刷機を使い
区役所や関係機関などの封筒や名刺の作成をします。
 
利用者のお一人が説明をして下さり、
大きな印刷機の取り扱いの注意や印刷後の仕分けなど、
作業工程の説明がとても解りやすかったです。
 
他の利用者の方は、封筒に汚れや折れがないかの検品など、
根気が必要な作業も丁寧に取り組んでいました。
 
見学後の質疑応答の時間では、就労移行支援についての
基本的な仕組みや賃金についてなど、
普段聞くことが出来ない事も丁寧に答えていただきました。
 
職業スキルを伸ばすことに重きをおかず、
働く為に必要な基本的な力を身に付けるように支援し、
就労後も長く働き続けられるよう
職場への定着支援のサポートも行っており、
長期的に一貫した支援を受けられることは、
保護者としても本人にとっても安心です。
 
今回の見学会では「就労」について
学ばせて頂き、イメージを持つことが出来ました。
ありがとうございました。
 
「世田谷区障害者就労支援センター すきっぷ」のHPはこちら
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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」
自立支援協議会シンポジウムにて活動紹介

12月16日(土)成城ホールにて、
世田谷区自立支援協議会のシンポジウム
「障害は生涯、ショウガイ?
~地域で暮らす生きにくさを、地域のみんなで考えよう~」が開催され、
私達セータとガーヤの気持ち伝え隊の活動内容を
報告させて頂きました。

 

日常生活で困難を感じること、
そして、そんな時にどのように接して欲しいか、
どんな支援が必要なのかをワークショップを通して伝えていること、
その活動風景をスライドをみながら簡単な説明を入れました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私達もじっくりと活動を振り返る機会がなかったので、
こうして自分たちの軌跡を見る機会を頂いて、
改めてキャラバン活動をさせて頂く場が増えてきたこと、
地域の方に支援の輪が広がっていることを感じ、
とても感慨深いものがありました。
 
メンバー一同これからも、キャラバン活動を通して、
障害のある人の気持ちを伝えていきたいという思いが
一層強くなりました。
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喫茶ぴあの通信『ぴあ便り・冬号』ができました

喫茶ぴあの通信『ぴあ便り・冬号』を発行しました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↑表紙をクリックすると、『ぴあ便り・冬号』の
全ページがご覧いただけます。
 

A6サイズの『ぴあ便り』は 年に2回発行し
粕谷・鎌田両店に常備しています。

寒い日が続きますが、喫茶ぴあに
ほっこりと温まりにいらしてください。

みなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

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権利擁護勉強会「障害のある子と成年後見制度」

12月8日総合福祉センター研修室にて、
世田谷区手をつなぐ親の会副会長で
「親なきあと相談室」を開設されている
渡部 伸氏を講師に、
権利擁護勉強会「障害のある子と成年後見制度」
を開催しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨年9月に続き2回目の開催でしたが、
今回は実際に後見されている方の具体的なエピソードを通して、
更に詳しく成年後見制度について理解することが出来ました。
 
質疑応答では、相続税について、
後見制度支援信託について、任意後見制度について等、
様々な具体的な質問が多く寄せられました。
また渡部さんが監修された「親心の記録」を
会場で回覧したところ、欲しいとの声が多数寄せられましたので、
1月の理事会で会員の皆様には配付する予定です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
記録を実際に記入することにより、整理され、
またこんなことも必要だという新たな気付きの
きっかけにもなるとのことです。
 
東京都育成会発行の生活支援ノート「つなぐ」や
「親心の記録」など、
それぞれ皆様のスタイルで、書きやすい方法で記録を残し、
親なき後にとらわれず、進学や就労、
通院や相談等様々な場面に生かされ、
こどもたちが地域で生活しやすくなる一助となればと思います。
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「地域包括ケアシステム」をテーマに地区会開催

11月9日~12月13日、
世田谷、北沢、玉川、砧、烏山の各地区で、
近くに住む会員同士、顔の見える中で
地区会が開催されました。
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

<砧地区会・会場>

 
まず地区会に先立ち、
狛江市手をつなぐ親の会が作成したDVD「選挙へ行こう!」を上映。
知的障害者が選挙で「大切な一票」を投じるための
支援について学びました。
 
次に「地域包括ケアシステム」の理念と現状について、
まず、障害福祉担当部障害施策推進課の職員から、
世田谷区の地域包括ケアシステムのイメージを
障害者のケースで説明いただきました。
 
続いて区内27カ所に設置されている「あんしんすこやかセンター」と
5地区に設置されている「地域障害者相談支援センター」の職員から、
それぞれの特長と具体的な連携について、
各地区での困難ケースの事例を紹介しながら、
身近な地区での「福祉の相談窓口」としての役割を
わかりやすく説明いただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「地域包括ケアシステム」「あんすこ」「80-50問題」等、
聞きなれない言葉にその存在をよく理解していなかった会員たちも、
具体的事例を通しての説明に、
「どこの家でも起こる問題」と熱心に聞き入り、
また、近くに相談窓口があることに親近感を持たれ、
理解へのきっかけになる地区会となりました。
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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」
玉川ボランティアビューローにて出張講座

平成29年11月25日、玉川ボランティアビューローで行われた
「はじめての障がい児サポートボランティア講座」にて
ワークショップ、疑似体験を通して
知的障害理解のキャラバン出張講座を行いました。

 

 

 

 

 

 

講座参加者は12名、安心ネットからは11名の参加。
今回はグループミーティングの時間を設け、じっくりお話できました。
高齢化に伴い、障害の不自由さを自分のこととして感じる、
体験した親だからこそ言葉に力があった、と感想をいただきました。

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第37回 区民ふれあいフェスタ

障害者週間を記念して行われる恒例の区民ふれあいフェスタが、
12月3日(日)、世田谷区民会館および区役所中庭にて開催されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お天気に恵まれた今年のふれあいフェスタは、
障害者週間記念区長表彰から始まり、親の会から
推薦させて頂いた11名の方が立派に堂々と
保坂区長より表彰状を受け取る姿は感動的でした。
区長表彰の皆さま、おめでとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
団体・施設によるPRでは、
「セータとガーヤの気持ち伝え隊」が登場。
インパクトのある素晴らしいパフォーマンスで
障害理解啓発を促し会場が盛り上がりました。
 
 
 
 
 区民会館1階ホワイエでは、ふれあいフェスタに先立ち
11/28(火)から、世田谷区内の福祉施設、福祉団体、
地域活動団体、障害者福祉団体連絡協議会による
障害者週間記念作品展が開催され、親の会のコーナーには
本人たちの描いた色彩豊かな力強い作品が出展されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中庭では今年も成人部の皆さんが温かい飲物や
肉まんあんまんなどを販売し、とても好評で早々に完売。
寒い中、皆さま、お疲れさまでした!
 
 
教育部

教育部勉強会「就労を目指す子どもをサポートするために」

11月28日(火)、総合福祉センターにて
「就労を目指す子どもをサポートするために」というテーマで
世田谷区障害者就労支援センターすきっぷ施設長 西村周治氏による
勉強会が開催されました。
 
当日は、
70名(教育部48名、高等部22名+当日参加)を超える会員が出席し
就労についての基本的なことから、
働くための準備や心構え、
そして 「ほめる」についてのお話いただきました。
 
初めて聞く難しい用語もありましたが、
時々、先生ご自身のお子さんや、関わられた利用者さんの
実際のケースなどをユニークに話され、
会場が和やかになりました。
 
出席者からの質問も多くあがり、
我が子の就労について、
そして「すきっぷ」について知りたいと思う
みなさんの熱心な様子が感じられました。
 
先生には、どの質問にもにこやかにお答えいただき 
とても有意義な勉強会となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アンケート

子どもが働くことに関して不安も多いですが、
何について取り組むべきかわかりました。非常に参考になりました。

 

今日は就労前に必要なこと子供との向きあい方など、
いろいろな角度からのお話をとても分かりやすく
詳しく聴くことができ、参考になりました。

 

とても内容が濃く今、現在求めている情報を聞かせていただけて
有難い勉強会でした。今を大切に子どもを育てる事が、
就労を目指すために大切なのだと感じました。

 

現在娘は支援高等学校1年生です。
あと2年ほどで就労する年齢となりました。
今回この勉強会で企業側が求めている事、今後娘への働きかけを
どうすればよいか具体的に知ることができました。
大変有意義な時間をありがとうございました。

 

高等部

高等部 1年生保護者による作業所体験

2017年11月、高等部の代表的な活動である、
「1年生保護者による作業所体験」が実施されました。
 
この活動では保護者が作業所利用者の方々の
中に入って、実際にいっしょに作業を
することにより作業所の仕事内容や雰囲気を
利用者目線で知ることができます。
また、11月の体験は、対象が1年生の保護者ですので、
卒業後の進路について、具体的なイメージを持ち、
比較検討を始めるきっかけにもなります。
 
今回の参加延べ人数は53名となり
「作業所の日常の様子を見たい」という要望が、
とても多いと感じました。
 
今回、作業体験をさせていただいたのは
こちらの砧工房をはじめ、13の作業所です。
施設の利用者、職員の皆さま、
ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

参加された方からは、
「実際にその場で作業をしてみることで、初めて
分かることがある」との感想を頂きました。
保護者の作業所体験は、高等部卒業後の進路を
考えるときの大きな助けになります。