活動のブログ

すべて

研修委員会勉強会『あんしん事業と成年後見制度』
~福祉サービスの利用手続きや日常の金銭管理のお手伝い~

2月24日(木)総合福祉センター後利用施設にて、
世田谷区社会福祉協議会 成年後見センター 
あんしん事業担当係長 村田みつ代氏と、
主任・芳村夏未氏を講師にお迎えし、
研修委員会・勉強会「あんしん事業と成年後見制度」を開催いたしました。
約30名の参加がありました。

あんしん事業(地域福祉権利擁護事業)とは、
世田谷区社会福祉協議会が提供する社会福祉法に基づく
福祉サービスで、判断能力が十分でない、
または生活に不安のある高齢者や障害のある方が
地域で安心して暮らせるよう、自宅を定期訪問し、
福祉サービスに関する相談を受けたり、
預貯金の払い戻し等の支援を行うものです。

利用の流れや利用料、成年後見制度との違いについてなど、
事例を交えてわかりやすくお話ししてくださり、
参加者からの多くの質問にも丁寧にお答えくださいました。

現在の利用者は、約9割がご高齢の方で、
知的障害や精神障害の方は約1割とのこと。
事業の存在自体をご存知ない方も多いようです。
地域での支えあいの視点に基づく支援で、
法定後見の前段階の利用にも適しているとのことなので、
ぜひ動画配信をご覧いただき、
事業について知っていただければと思います。
配信URLは、親の会だより3月号に掲載いたします。

 

 

 

→知的障害者の方向け「地域福祉権利擁護事業」
 のリーフレット(東京都社会福祉協議会)
 はこちらから。

 

 

教育部

教育部 作品展~子どもたちの作品集~をYouTubeでオンライン発表

今年度「第39回世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展」は
コロナ感染症拡大に伴い、残念ながら中止となりました。
そこで教育部では、発表の機会がなくなった子どもたちのために、
皆様のご協力で作品を写真データにして、動画「子どもたちの作品集」として
YouTube上で発表(限定公開)いたしました。

 

 

 

 

 

 

 


限定公開のため、こちらからはご覧いただけませんが、
子どもたちの個性あふれる元気な作品を発表させていただくことが
できました。

教育部としては初めての試みでしたが、関係各所の方々に
ご協力をいただき配信できましたこと、心より感謝申し上げます。

作品の制作、写真データ化にご協力をいただきました学校の先生方、
保護者の皆様、誠にありがとうございました。

高等部

高等部・教育部合同勉強会
今から知っておきたい!「知的障害で障害年金をもらうときのポイント」レポート

1月27日、総合福祉センター後利用施設にて
社会保険労務士の安部敬太先生による勉強会
「今から知っておきたい!知的障害で障害年金をもらうときのポイント」
が行われました。



会場約20名、ZOOM約20名が参加し、
障害年金制度の基礎知識や等級判定のガイドライン、
診断書依頼時に注意することなどについて学びました。

先生から「障害年金は本人が障害を受け入れ、
生き生きとした生を実現するための支えともなる。」
とお聞きし、改めてその重要性を感じました。
また、早めに子どもに合った主治医を見つけることも大切だと分かりました。

先生の講演は一昨年に続き二度目でしたが、具体的かつ
申請者、認定側両方の立場からのお話で非常に分かりやすく、
参加者からは「前もってやるべきことが明確になった」
「今までよく分からなかったものが全体像が見えて良かった」
との声を頂きました。
後日配信も実施しました。

教育部

教育部 未就学児保護者茶話会を開催しました

11月25日、総合福祉センター後利用施設にて
「未就学児を持つ保護者様向け茶話会」を
開催いたしました。

オンラインとの併用で、会場24名、
オンライン16名の方にご参加いただきました。

教育委員会より提供いただいた資料をもとに
就学相談の流れを説明したあと、教育部会員が
就学相談での体験などをお話ししました。

会場では個別に質疑応答の時間を持つことができ、
就学相談を控える保護者の方へ
様々なお話ができたのではないかと思います。

高等部

高等部保護者による作業体験 ファクトリー藍

11月8日(月)、社会福祉法人藍
就労継続支援B型事業所  ファクトリー藍さんの
作業体験に行ってまいりました。
親の会では、初めて参加させていただきます。

作業内容は、藍染製品の作成、織り、刺子、内職があり、
今回は藍染を体験しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

フィルムケースをつけて模様付けをしていきます。
取り付けた後に、藍に染める作業、水で流す作業を繰り返し、
フィルムケースをはずすとオリジナルハンカチが出来上がりました。
しっかりと藍色に染まった水玉にとても感動しました。
他、ビー玉などを使ったり、染める回数で、
グラデーションになったりと仕上がりが変わるそうです。

最初に、利用者さんが手際よく作業されているのをみて、
それほど難しくないのかなと感じましたが、
実際にやってみると大変で
また労力と根気のいる作業だと感じました。

ファクトリー藍の利用者さんは現在31名だそうです。
落ち着いた雰囲気で、わきあいあいと作業している印象でした。
そしてステキな作品を制作できるので、
興味がある方におすすめだと思います。

こちらの作品は、下北沢のファクトリー藍SHOP
販売しているので、機会あれば、こちらも行ってみたいと思います。

また、三軒茶屋にある系列のアンシェーヌ藍へも、先日訪問し、
美味しいフレンチを頂きました。ステキな雰囲気のレストランです。

皆さまも、ぜひ行ってみてください。

 

教育部

教育部 進学に向けて~ 特別支援学校(高等部)・高等学校の紹介

9月30日、総合福祉センター後利用施設にて、
オンライン併用で「高等部紹介」を開催し、
約40名の教育部会員が参加しました。


高等部の協力で、都立特別支援学校2校から
先生と保護者、近隣の3校と私立特別支援学校、
特別支援学級の卒業生が通う私立高校からも
保護者にスピーカーを務めていただき、
各校の特徴や行事、実習や受験などについて
ご説明いただきました。

「お子さんが高校生になった今、
小中学生の保護者に伝えたいこと」の項目では、
「実習では小学生からの生活習慣が大事」
「普段からお手伝いや公共の交通機関を使う練習を」など
今すぐ取り組める具体的なアドバイスがあり、
参加者は熱心に聞き入っていました。

支援学級等を卒業した後の進路は多様化していますが、
一度に多くの情報を得る機会は少ないため、
貴重な時間となりました。

教育部

教育部 茶話会を開催しました

6月24日(木)、総合福祉センター後利用施設にて、
zoom併用で、会員25名が参加して
教育部茶話会を開催しました。

4名前後のグループに分かれ、
途中20分でグループチェンジして、
「進路・進学」「学校生活・先生」
「教科内容」「思春期」「療育・習い事」
「日常生活」などをテーマに
フリートークをしました。
子どもの年齢も環境も様々でしたが、
体験や情報を共有することができ、
とても有意義な時間を過ごすことができました。
「zoom開催で気軽に参加できる。」
「画面越しでしたが、顔を見て話ができてよかった。」
「時間が少ないくらいだった。」と好評でした。

高等部

高等部施設見学会 世田谷福祉作業所 



世田谷福祉作業所は令和2年4月都営住宅の建て替え工事に伴い
50メール程西側にある新しい建物に移転しました。

現在、就労継続支援B型事業の利用者は45名、
就労移行支援事業利用者1名、
生活介護事業利用者6名の方が施設を利用されています。

館内の作りは更衣室やトイレなど生活動線を考えた
使いやすい造りになっています。
建物の南側は公園でとても明るく緑豊かな環境の中にあります。

 

▲ 入り口を入って正面に飾ってありました。

世田谷福祉作業では、世田谷福祉作業所のみんな、
世田谷区にいる人たち、世の中の人たち、みんながハッピーを願って、
「しあわ世のもりあわせ」のブランドを立ち上げ、
おしゃれなロゴも作製されました。

利用者のみなさんがマスキングテープを貼り併せて
作った作品とロゴのコラボ。
温かみのある素敵な一つの作品となっていて、
とても印象に残りました。

リスタート2年目の現在は
利用者さんの特性などを手探りで見つけながら
より良い作業所を目指している段階のようです。
生き生きと作業に取り組む利用者さんの姿がとても印象的でした。
今後の展開が期待されます。

高等部

高等部・教育部合同勉強会レポート
又村あおい先生講演『今から備える成人期 ~知っておきたい基礎知識~』

2月22日(月)、又村あおい先生をお迎えし
高等部・教育部合同勉強会
『今から備える成人期 ~知っておきたい基礎知識~』
を会場・Zoom併用で開催いたしました。

当日は、教育部、高等部、成人部、非会員の方
合わせて約50名の参加があり、
①福祉サービス 
②ライフステージに応じた「お金」のこと
③成年後見制度について
等のテーマについてわかりやすく
かつ具体的にお話しいただきました。
また、ご都合がつかない方向けに
期間限定の動画配信を行い、
約30名の方々にお申し込みをいただきました。


学齢期の今からでも取り組めることとして、
ショートステイの利用を体験してみることや
相談員と繋がっておくと良いことなど
有意義なアドバイスをいただきました。

また、具体的に知る機会の少ないお金の備えについて
高等部卒業後の進路や
年金の有無・親の年齢と子どもの年齢に応じた試算を
ご紹介いただき、たいへん参考になりました。


◆参加者アンケート 抜粋◆

福祉サービス、就労、障害基礎年金、 
   親なき後にどれくらいお金が必要か、
 成年後見人制度などについて
   とてもコンパクトにわかりやすく
 説明していただけたので、
 中身の濃い充実した勉強会になりました。

先の話だと思っていたし、
   今目の前にある課題が山積みで
   お金のことや制度について考える事を後回しにしてきましたが、
   今知れて良かったことがたくさんありました。

今から利用できる福祉サービスを使うことも
   制度の理解や将来もスムーズに使うことに
   繋がることがわかりましたので、
   検討していきたいと思います。

学齢期後の生活のイメージは描けていなかったのですが、
   現実的なお話を聞けてたいへん勉強になりました。
すべて

地域会2020レポート
〜もし本人が、家族が新型コロナウイルスに感染したら?〜

障害者の家族、あるいは本人が 新型コロナウイルスに感染したら
果たしてどうなってしまうのだろう・・・
今回は会員の皆さんから多く寄せられた不安をテーマに、
2020年度の地域会を開催しました。

12/3(木)玉川地域会からスタートし、12/7(月)世田谷・北沢地域会、
12/18(金)砧・烏山地域会はそれぞれ合同で行い、3会場での開催となりました。

玉川地域会レポート

今年度の地域会は、12/3(木) 10:30~玉川区民会館集会室Aにて開催。
まさに新型コロナウィルスの第三波感染拡大のさなか、
玉川総合支所保健福祉課障害支援担当 佐藤雅一係長をお招きし、
障害者本人や家族がコロナに感染してしまったらどうなるのか 現状を
知ることをテーマに掲げました。参加人数は、役員含め20名。

まず佐藤係長から世田谷区のコロナの相談の流れや障害者に関連
する対応について説明を頂き、その後質疑応答が行われました。
参加者からは活発に質問があがり、玉川地域の身近な支援窓口で
ある保健福祉課に、私たち障害者家族と本人たちの抱える深刻な
不安やニーズを共有して頂く、貴重な交流の場となりました。

⇐クリックしてPDFも
ご覧いただけます

いまのところは、本人が陽性となった際の入院先も、介護者である
家族が入院することになった場合の本人の預け先も、その時点で
ケースバイケースの対応をするしかないのが現状であるようです。

ただ、世田谷区にも本人たちの過ごせる専門施設の整備が
検討されつつあるなど、少しずつ光明がみえてきました。

また、いざというときに必要な福祉支援(ショートステイや居宅介護など)に
本人をつなげるための窓口については、私たちの最も身近な保健福祉課の
ケースワーカーが担ってくださるということの確認もできました。

まだまだ終息が見えないコロナ禍の中で、行政の対応状況の
事実確認ができ、課題を共有したことで、私たちの感じている
漠然とした不安がわずかながらでも和らげられたことは、
今回の地域会の確かな成果であるように感じられました。

世田谷・北沢地域会レポート

地域会第2弾は、12/7(月) 10:30~  総合福祉センター
後利用施設AB会議室にて開催。寒さが厳しくなり湿度が
低下し、経済活性を図ったGoToキャンペーンの影響もある
のか、日々コロナ感染者が増える状況ではありましたが、
換気&消毒を徹底した中、北沢総合支所保健福祉課障害支援
担当、田邊ミカ係長をお迎えして、二地域合同の地域会が
行われました。参加人数は17名。

参加者の自己紹介後、田邊係長よりコロナに感染したかな?
という時の取るべき初動について説明を頂き、
その後は事前にあがった質問に答える形で進行されました。

皆の最大の関心事は、“家族が入院した時の本人の処遇”
でしたが、その場合はケースワーカーを交えて善処して
頂けるとのお話で皆一安心いたしました。

また万一に備えて、日頃より家族として感染対策は元より、
日々の本人の行動を把握し、いざと言う時に本人に代わって
説明出来るようしておくことが大切とお話いただきました。

田邊係長と参加者で貴重な情報を共有出来、大変
大きな収穫のある有意義な時間となりました。
皆がコロナに感染せず過ごせるよう願いたいものです。

砧・烏山地域会レポート

12月18日(金)、砧・烏山合同地域会が、
砧総合支所E集会室で開かれました。

砧総合支所保健福祉課障害支援担当、
櫻井義久係長をお迎えし、親の会からは22名が参加。
渡部会長の挨拶に続いて、
参加者が自己紹介とコロナ禍での子どもの様子などを報告。
前日17日、新型コロナの都の新規感染者が過去最高の822名だったこともあり、
不安の声がたくさん聞かれました。

櫻井係長から
1.世田谷区の感染状況
2.新型コロナウィルス感染症に関する相談方法
3.世田谷区のコロナ対策
の順で説明をいただき、
最後に質疑応答、意見交換を行いました。

■ 世田谷区の感染状況について
 
12月16日付の区の新規感染者は56人。
15日は55人と、依然感染が広がっています。
陽性者状況は入院121人、宿泊施設療養105人、自宅療養161人。
累計では3994人(死者23人)。
年代別では20代、30代、40代、50代の順に多く、
年代も男女比も全国的な傾向と同じでした。
 
※最新の区内の感染状況については世田谷区HPをご参照ください。
■  新型コロナウィルス感染症に関する相談方法ついて
 
インフルエンザの流行期に入ったことから
11月1日から相談方法が変わりました。
かかりつけ医がいる場合はまず電話でかかりつけ医に相談。
いない場合は発熱相談センターに、
症状がない場合も相談窓口に電話で相談し、
不安を抱え込まないようにとのお話でした。


クリックして拡大してご覧ください。

■ 世田谷区のコロナ対策について

★クラスターを未然に防ぐための、介護事業所、障害者施設、
幼児関係(保育園、幼稚園等)、学校関係の職員(入所施設では利用者含む)
を対象に、社会的検査(PCR検査)を10月から、
障害者施設関係者は12月から実施。
★在宅陽性者整備事業
在宅介護者の家族に感染者が出た場合、
区内の借り上げ施設で高齢者・障害者を一時的に受け入れる
★移動支援事業の特例
移動支援の利用を自粛せざる得ない場合、
居宅で行った介助や見守りについて
支給時間内で算定される(希望者は事業者に相談)

※世田谷区のコロナ対策の概要については世田谷区HPをご参照ください。
新型コロナウイルス感染症に関するまとめ 

■ 質疑応答・意見交換・参加者より

★感染した場合・・・
本人の状態をよく知っているケースワーカーに連絡
砧保健福祉課にはこれまで相談が4件寄せられましたが、
本人も家族も陰性でした。

★PCR検査で同居家族が陽性、本人が陰性の場合・・・
各々の状況に応じて対応
相談の1件では、計画相談担当者と相談しながら
空き施設での対応を進めていましたが、
結果的に本人・家族とも陰性でした。
他区では、両親が陽性、本人が陰性のケースで、
状況を考慮して3人同じ病院に入院できた例があるそうです。
感染者増で今後どうなるかはわかりませんが、
本人のみ残る場合の施設での預かり事業の
早期実現を目指しているとのことです。

★参加者より
感染予防は勿論ですが、万が一に備えて、
今私たちができることとして、
「感染したらどうするかを家族でよく話し合っておく」
「不安なことは専門機関に事前に相談しておく」
「親が感染した場合に備えて、
子どものことをわかってもらえるように書いたものや
相談先の電話番号などをすぐわかる場所に用意しておく」
「関係電話番号は冷蔵庫に貼っておくのもよいのでは?」
参加者から活発な意見もでて、大変有意義な会でした。

1 2 3 9