活動のブログ

教育部

教育部企業見学会「株式会社 パソナハートフル」レポート

11月29日(金)、株式会社パソナハートフル見学会を開催しました。
 
 

「才能に障害はない」をコンセプトに
積極的に障害者雇用に取り組まれ、現在、
オフィス業務・アート村・アート工房・ゆめファーム・パン工房と、
様々な分野で多くの障害者が生き生きと活躍されています。

副社長の白岩様のお話の中で、障害があるからこそ、
適性のある業務があり、弱みと考えられがちな障害上の配慮点も
見方を変えれば、障害ゆえの強み(=才能)である、
それを生かした業務をマッチングすればいい、
というお考えに目から鱗が落ちる思いでした。

 
高等部の実習などをご担当されている教育チームの清水様のお話も
伺った後、各部署を見学させていただきました。
実際に働く姿を拝見し、その素晴らしさに驚くことばかりでしたが、
将来について具体的に考え、目標や希望をもつ貴重な機会となりました。
 
 
帰りには、参加者が1階のショップでアート工房やパン工房の商品を
楽しそうに購入する姿も見られました。
教育部

教育部勉強会 「子どもたちの進路について」

11月21日(木)東京リハビリテーションセンター世田谷にて、
勉強会「子どもたちの進路について」を開催しました。
講師に稲田ひさ子先生をお迎えし、約60名の参加がありました。

はじめに三好副会長から、高等部卒業後に
どのような選択肢があるかをご説明いただきました。
進路一覧や、障害者のしおりを見ながらのお話は、
初めて聞く参加者にもわかりやすく、参考になりました。

稲田先生からは、進路の決め方、親としての心構えなどを、
詳しくお話しいただきました。
長年、進路指導をされてきた先生のお話は、
具体的でとてもわかりやすく、高等部から就労までの道のりを
頭に描くことができました。

また、障害の特性を活かして仕事に就かれた方々が、
ご家族や職場の方と共に工夫を重ねながら
日々仕事に励まれているお話には、勇気をいただけました。

就労に向け、小・中学生の今から家庭で取り組めること
についても教えていただき、さっそく実践してみようと思いました。
 
最後に阪田副会長からは、お子さんの幼少期から就労までのことを、
ご自身のご経験を織り交ぜながらお話しいただきました。
先輩お母様としての貴重なアドバイスをたくさんいただけました。
 
「良い職場、良い上司に出会えるチャンスは突然やってきます。
だから、子どもをよく見て、焦らずゆっくりね!」
という先生のあたたかい言葉が心に残りました。

多くの学びが得られた勉強会でした。
教育部

進学に向けて~ 特別支援学校(高等部)の紹介

9月26日(木)、『都立永福学園・世田谷区
手をつなぐ親の会共催 学校説明会・高等部紹介』
を開催しました。

 

今回は永福学園のご厚意により、会場に
視聴覚室をお借りし、同校の見学もさせて
いただけることもあり、55名の父母が参加しました。
 
まず、高等部長より高等部のそれぞれの科
の概要や卒業後の主な進路についてご説明
いただきました。
 
学校紹介では、永福学園は先生と在校生の
保護者の方々に、青鳥特別支援学校
田園調布特別支援学校は在校生の保護者の
方々にお話しいただき、学校の授業内容や
就労に向けてのさまざまな取組みやサポート
について詳しく丁寧に教えていただきました。

質疑応答も活発に行われ、参加者の関心の
高さが感じられました。
 
その後、いくつかのグループに分かれて
永福学園の授業を見学しました。
充実した設備と丁寧な指導風景を見ながら、
参加者はそれぞれに子どもの進学に想いを
馳せているようでした。
教育部

教育部 中学校紹介レポート

7月12日(金)、成城ホールにて
教育部主催『中学校紹介』を実施し
約60名の参加がありました。
 
 
 
久我山青光学園・矢口特別支援学校は
先生とコーディネーターの方が、
砧中・弦巻中・松沢中・八幡中・世田谷中は
在校生の保護者の方が、
学校紹介をしてくださいました。
 
男女比、クラス編成、交流行事、活動時程など基本的な情報から、
学級の特色や先生とのやりとり、クラスの雰囲気など
今現在の様子を詳しくお聞きすることができました。
 
その後の質疑応答の時間では、
気になる学校に熱心に質問される参加者の方の姿も
多く見られました。
2学期以降も各校で学校公開がありますので
是非お越しくださいとのことでした。
 
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世田谷区後援 権利擁護勉強会 「権利擁護の最近の動向について」

3月13日(水)烏山区民センター集会室に、
佐藤彰一先生講師の勉強会を開催し、
権利擁護の最近の動向についてお話しいただきました。
 
 
後見制度支援信託、最近増えつつある後見支援預金など
本人の財産を守る金融機関の取り組みや
成年後見制度利用促進基本計画の話では
権利擁護の推進が後見制度の役割であり
必要な人に必要な支援が行き届くような地域づくり、
適した支援生活支援が大切と強調されました。
 
また東京都育成会権利擁護支援センターの専門委員の
勉強会のテーマである「金銭預かり」については、
預かる側が本人のより良い生活のために
お金を使わせることが大切だという意識が重要との
報告がありました。
 
 
会の後半には、
世田谷区社会福祉協議会 成年後見センターの
権利擁護支援課課長 鶴見正子氏より
社協が取り組んでいる
日常生活自立支援事業のあんしん事業についての説明があり
世田谷区内の後見やあんしん事業の利用状況をお聞きし
成年後見制度が何となく身近なものに思えてきました。
 
毎年状況の変わっていく制度について、
年度末に行われるこちらの勉強会で
最新の情報が得られ、状況を整理、確認をすることも出来ました。
貴重なお話しが盛りだくさんの勉強会でした。
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「地域の要 民生委員さんとの交流」をテーマに地区会開催

今年度の地区会は、11月8日~12月17日、
世田谷、北沢、玉川、砧、烏山の5地区で開催され
各地区とも、多くの担当地域民生委員さんに来場いただき
親の会会員との交流を図りました。
 

砧地区会の様子

 
世田谷区には600人以上の民生委員さんがいらして、
5地域29地区で、地域の実情に合わせて福祉全般に関する
幅広い活動を行っています。
 

親の会の紹介、参加者の簡単な自己紹介の後、
各地域会長民生委員さんより、
民生委員の制度、役割や活動内容等の説明があり、
それを踏まえて、フリートークで情報交換、親睦を深めました。


玉川地区会の様子です。
民生委員、会員共に参加者が多く、
住居地区毎に分かれて懇談しました。

 

高齢者は区から届く65歳に到達する方の名簿で把握できる一方、
障害者の情報は個人情報の関係で通知はありません。
特に知的障害者は見ただけではわからず、
こちらからの発信がなければ全く届かないそうです。
まず、住まいの地区の民生委員さんに連絡をとり関係を作る、
地域の防災訓練等にも参加し、地域の方に知っていただき
困ったときにSOSが出せる関係を築くことの大切さを確認しました。
 
お住まいの地区の民生委員さんについて
区役所障害福祉部生活福祉担当課、または、
各総合支所保健福祉センター生活支援課に問合せください。
 
 
リーフレット「こんにちは 民生委員・児童委員です。」
↓クリックして拡大してご覧ください。
 
 
教育部

教育部勉強会 「きょうだい児の子育て」

2019年1月10日
ケアラーアクションネットワーク代表 持田恭子氏にお越しいただき
「きょうだい児の子育て」についてご講演いただきました。
 
 
 障害を持つ子のきょうだい児・・・
後回しになりがちなきょうだいも、同じように傷つき、
寂しく不安な気持ちや甘えたい気持ちを口に出せずに
必死でがまんしながら頑張っています。
 
持田先生ご自身の体験をお話しいただき、
きょうだい児が抱える不安、気持ち、思いを知ることができました。
 
私自身、長女12歳が知的障害、次女6歳が健常児で、
次女を後回しにしてしまう日々です。
 
しかし持田先生のお話を伺い、
次女が小さいながらに様々なことを考えて過ごしていること、
これから先、様々な場面でつらい思いをしたり悩むことがあることを知り、
どうしても障害のある子にかかる時間は多くなりますが、
きょうだい児にも「あなたの事が大好きで、大切なのよ」と
伝えられるよう、小さなことかもしれないですが、
視線だけでも手をつなぐことでも、関わっていきたいと思いました。
 
そしていつも姉を助けようと奮闘している次女に、
妹は妹として甘えて良いことも伝えたいと思いました。
 
 
 きょうだい児が成長し悩んだ時に、
持田先生が活動されていらっしゃる「きょうだいの集い」のように
きょうだい児が集まり思いを話せる場がある事は、
保護者にとってとても心強いです。
 
たくさんの学びがある講演会となりました。
親の会では様々なテーマにスポットをあて、
講師の先生をお呼びしています。ぜひご参加ください。
 
尚、3月24日開催される
『障がい者家族―親ときょうだい児が本音で語る未来と親なきあとー』で、
持田先生が司会を務められます。
 
 
       
 
 
 
 
 
← ご関心のある方、チラシをクリックしてご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教育部

教育部勉強会「障害のある子の性と支援~対人関係をゆたかに~」

11月29日(木) 総合福祉センターにて
東京都心身障害者福祉センター・山本良典先生による
「障害のある子の性と支援~対人関係をゆたかに~」
の勉強会が行われ、
会員、会員外、区役所から約80名の方々の出席がありました。
 
 
 
性の問題は、肯定的に学ぶ機会がとても少ない現状もあり、
問題行動としてとらえられがちですが、
家庭や支援者が支援の仕方を身につけることで、
本人に理解しやすいように伝えることができます。
 
そして成功体験を積み重ねることができたら、
より良い人間関係も築けると思いました。
 
性の問題は、親として誰に聞いたらよいかわからない方も
大勢いらしたと思いますが、山本先生のお話を伺い、
家族と性について前向きに話し合うきっかけに
なったのではないでしょうか。
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権利擁護勉強会 障害のある子の「親なきあと」~お金の残し方と管理の仕組み

11/22(木)総合福祉センター研修室にて、
今年度第一回目の権利擁護勉強会を開催しました。

講師は、
「親なきあと」相談室主催・行政書士・社会保険労務士であり
当会会長の渡部伸氏。

障害のある子の「親なきあと」~お金の残し方と管理の仕組み
が今回の勉強会のテーマです。
子どもの年齢を問わず多くの会員の出席がありました。

 

障害のあるわが子にお金をいくら残すか?よりも
お金を残す仕組みや制度を理解し、準備することが大切ということ
また、なぜ遺言が必要なのか?という信託制度の最新情報や
成年後見制度にまつわる情報や考え方等を学びました。

講演の最後は
具体例として、対称的な二人の事例を挙げられ
お金よりも、社会との接点を持ち続ける事、
つながっている事が何より大切、と結ばれました。

 

親なきあと…と重いテーマの勉強会でしたが、
渡部会長の明るく気さくなお人柄と
様々な事例を交えたわかりやすいお話しが盛り沢山で
あっという間に時間が過ぎました。

お金の残し方と管理の仕組みについて
多くの手立てがあることを知り
また、今、親として何を考えなければいけないのかという
道筋を描くことができた、希望の持てる勉強会でした。

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成人部施設見学会  「株式会社キューピーあい」

10月10日(水)、成人部の研修として、特例子会社の
株式会社キユーピーあい(本社)を参加者24名で見学しました。

15年前に始まった会社ですが、 今は本社と3つの事務所を合わせて
120名の社員のうち 66名の障害者(うち知的障害者34名)が働いています。

業務内容はパンフレットやポスター、冊子などのデザイン制作や
印刷、ホームページ制作、ユニフォームレンタル、キャンペーンの
事務局など、 キユーピーグループからの仕事を創出していますが、
その種類の多さが特徴とのことです。

なかでもユニークなのは、町田市から7000㎡の農地を借りて、
年間約70品目もの農作物を生産していることです。
農業の社員は毎朝8時に出勤してすぐに収穫し、近所の
スーパーマーケットに納品、特設コーナーでの販売は
大変好評です。
戻ってきてから再度収穫し、昼休みに社内販売もしています。

スライドによる説明のあと、社内を見学させていただきました。
車いすの人が使いやすいようにデスクや印刷機の高さを調節してある、
気分を落ち着けるために静かな音楽を流す、 スケジュールが分かり
やすいように 仕事の種類や締切日を壁のボードに明記するなど、
随所に障害者への配慮が見られました。

社是は「楽業偕悦 (仕事を楽しみ悦びを皆で分かち合う)」、
社訓は「道義を重んずること」「創意工夫に努めること」
「親を大切にすること」で、 年末には会社から親に
お歳暮が送られてくるという話に皆、驚いていました。

午後はバスで15分ほど離れたアウトレットパークで
買い物の時間を楽しむこともできました。

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