活動のブログ

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Setagayaアミーゴ平成30年度第1回交流イベント テーマ「 くらしの中の大切なものを知ろう」

第5回目のSetagayaアミーゴの交流イベントを
7月8日(日)に開催しました。

 

まずは、身体を動かしてリラックス!
First Anniversaryでみんなとダンスをした
あきら先生が再び登場!
素敵なダンスを披露した後、みんなと「ヤングマン」!

 

 

 

 

 

 


一緒に振付の練習をして
みんなで「Y・M・C・A」バッチリ決まりました!

 

踊って大いに盛り上がった後は
本日のメインの「マップづくり」です。
教えてくれるのは東京都育成会権利擁護支援センター
所長の中野先生と職員の田邉さん、山口さん。

 

 

 

 

 

 

自分の写真をマップの中心に、毎日の生活を思い出しながら
「ヒト」「モノ(しゅみ)」「コト(くらし)」のカードを貼ります。

 

中野先生や支援員のアドバイスで
「職場の人はいつも親切に教えてくれる」
「僕は電車が好き」
「仕事をがんばっているよ」
みんな「マップづくり」に集中、あっという間に時間が経ちました。

 

 

 

 

 

 

「楽しかった」「自分の大切な人がわかった」と
みんな満足していました。

安心ネットせたがや

「セータとガーヤの気持ち伝え隊」
翠と渓のスポーツ・文化クラブ夏祭り(in 尾山台小学校)に参加

7月7日、連日の雨が嘘のように、
朝からすっきりと晴れた天気のもと、
翠と溪のスポーツ・文化クラブの夏祭りに
参加させて頂きました。
 
セータとガーヤの気持ち伝え隊のブースは
スタンプラリーの景品引換所だったこともあり、
85名の親子連れに参加して頂くことができました。
 
大勢を目の前にして一斉に行う講演の形式とは違い、
ブースに訪れてくれたグループを相手に説明をしたり、
質問に答えたりすることは
私達も個々の声に耳を傾ける良い機会となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は対象が少人数だったので、
パネルシアターでイラストを用いながら、
ペットボトル体験や障害理解啓発を行いました。
 
参加者の殆どが小学生から幼児だったので、
障害擬似体験はゲーム感覚で
楽しんで取り組んでくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
対象年齢や状況に応じて、内容を変化させながら、
小学生や幼児にも理解してもらえるように、
かみ砕いて説明することの必要性を知ることができました。
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東京都育成会対話集会

平成31年度東京都の施策・予算に対する 要望項目についての対話集会が、
6月21日(第一分科会・第三分科会)22日(第二分科会)の2日間にわたり
BIZ新宿で開かれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

第一分科会では
障害施策全般にわたる要望に対し、福祉保健局中心に
複数の部署から回答をいただきました。

Setagayaアミーゴ代表の松尾さんが、本人部会
ゆうあい会の要望と自身の意見を発表しました。
「個人的な意見ですが、障害者年金は最も切ってはいけない社会保障給付
です。厚労省が4月に発表した障害者の実態調査では、65歳以下の障害者の
半数は月収9万円未満で、経済的に苦しい生活を強いられています。
現在、障害年金は身体や精神の機能がどの程度かで審査されていますが、
人の大変さは機能だけで決まるものではありません。家庭や居住地など
個々の状況で変わります。全国一律はなじみません。 実態を直視した
審査が出来るように、都でも議論してもらいたいです。」

 

第二分科会では
例年同様、就学支援、教育内容(特別支援学校、特別支援学級、通級、
特別支援教室等)について、教職員について、施設設備などに対しての
要望へ、教育庁から回答をいただきました。
質疑応答では、タブレットの使用について、台数を増やして欲しい、
交流学習の中身についてなど、意見、要望が出されました。

 

第三分科会では
就労に関しての要望に対し、産業労働局と総務局から回答をいただきました。
本人部会ゆうあい会からは、障害年金をこれ以上減額しないように国に働き
かけてほしい、企業に向けた障害理解に関する取り組みを増やしてほしい
といった要望がありました。

育成会と親の会からは、働くための訓練や実習の場をさらに拡大してほしい、
就労支援センターの人員拡充の施策を行ってほしいといった要望がありました。
総務局からは、知的障害者が働ける場として今年度から始まったオフィス
サポーター制度の説明があり、参加者からは選考方法や業務内容について
多くの質問が出ていました。

高等部

高等部 施設見学会レポート

高等部へ入学して安心できるのも束の間で、
卒後の進路への不安が大きくなってきます。
そんな親たちの不安を解消すべく、
今年も施設見学に行ってまいりました!
 
6月6日 
6月11日
6月14日
の3施設へ、のべ21名の参加となりました。
 
 
 
<区立砧工房分場キタミクリーンファーム>
水耕作業・授産作業・清掃・施設外授産作業等の
多種にわたる作業を行う就労移行支援施設です。
 
この日は小さな種を取り出し
それを植え付けるという細かな作業も
利用者の方は手際よく作業されていました。
 
今後、定着支援事業としても
力を入れてくださるそうです。
 
緑に囲まれた良い環境にあり、
小田急線や東急田園都市線へのバスも
定期的にきておりアクセスも良いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ敷地の中に高齢者施設、保育施設などもあり、
ゆったりとした環境です。
 
作業活動には、陶芸班・紙工班の他に、
ポスティングなど体を動かす
活動中心の和やか班があるのが特徴的です。
 
利用者さんの個性を職員の方がよく理解しておられ、
個々のペースで和やかに活動が行われておりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さながら、クッキー工場かと思われる
利用者の方々の作業ぶりを拝見しました。
 
もともとは高次機能障害の中高年の方が
中心だった利用者の中に、
近年、特別支援校からのフレッシュマンが加わり、
雰囲気が若々しくなっているそうです。
 
安定受注生産への工夫と近隣との
開放的な関わりについても印象的でした。
高等部

高等部 企業見学会レポート

 
今年度の企業見学報告です。
 
6月20日・7月4日と、
株式会社学研スマイルハート
見学は2日間で計19名の参加でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小野社長から会社の概要を伺い、
人事総務部有馬様から
詳しい説明を伺いました。
 
その後、社内のメールサービス部・
オフィスサービス部・クリーンサービス部・
社員食堂を案内していただきました。
 
朝礼で健康観察をしてくれたり、
短時間勤務や通院時の有給休暇があったり、
またその日の業務をボードで確認、
共有するなど様々な配慮がありました。
 
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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」国士館大学にて出張講座

6/14(木)国士舘大学梅ヶ丘校舎で行われた
「障がいについての勉強会」にて
セータとガーヤの気持ち伝え隊ワークショップをさせて頂きました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
講座の参加者は法学部の学生さん中心に約30名、
安心ネットから12名の参加で行いました。
 
今回のワークショップでは

従来のペットボトル体験や聞こえの体験に加えて、
知的障害のある人が日常生活の中で誤解されやすいこととして、
メンバーの実体験も紹介させて頂きました。
身近に起こった出来事なので、
参加者の方々も特に関心を持って聞いて頂けたようでした。

45分という短い時間の中に伝えたいことを
目一杯詰め込んでしまったため、駆け足のような内容でしたが、
最後の質疑応答で参加者の方々の

ボランティアに関わる思いを聞けて、
私達の障害理解への思いを理解して頂けたと感じました。
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世田谷区手をつなぐ親の会 第62回定期総会

5月17日(木)、三茶しゃれなあどオリオンにて、
世田谷区手をつなぐ親の会 第62回総会が開催されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
会長挨拶に続き、
世田谷区障害福祉担当部障害施策推進課長の竹花潔様、
当会の上部団体である東京都育成会事務局長の斎藤一紀様よりご祝辞を賜り、
子どもたちがお世話になっております、
施設の施設長さま方にも来賓として多数ご出席いただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
議案については、今年度も滞りなく審議が進み、
いずれも承認されました。
本人活動については、
Setagayaアミーゴ代表の松尾章司さんが
今後の抱負や課題などを堂々と丁寧にお話しされ
会員からは感服の声も聞かれました。
 
 
また規約第12条3項の規定により、
5期10年会長を務められた上原氏が退任、
さらに副会長を8年間務められた小倉氏、
6年間務められた田中氏が退任されました。
長年のご尽力、会へのご功績に感謝いたします。
 
新会長に任命された渡部氏をはじめ、
役員歴2年以内の40代、50代の会長副会長で新体制に臨みますが、
渡部新会長から上原前会長への顧問委嘱の提案があり、
満場一致の拍手により引き続き上原氏には顧問として
会を支えて頂くことになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また今年も施設による自主生産品販売を行い、短い時間でしたが
施設長はじめ支援員、保護者の方に積極的に参加いただき、
多くの会員が利用者の作品を購入して下さいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
午後の講演会は、
「生活寮からGHへ~今後の課題と将来への期待~」をテーマに、
東京都手をつなぐ育成会事務局次長・地域生活支援統括センター長の
牧野隆行氏をお迎えして、
GHの歴史、最近の動向、将来の住まいのあり方等を伺いました。
 
 
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世田谷区後援 権利擁護勉強会
成年後見制度利用促進法をめぐる動向について

2月28日(水)烏山区民センター集会室にて
毎年恒例、今年度も年度末に
佐藤彰一先生に御講演いただきました。
例年同様、分かりやすく、2時間があっという間に過ぎました。

 

 

 

 

 

弁護士で 国学院大学教授 、全国権利擁護支援ネットワーク代表であり、
また御自身も知的障害のある息子さん(30歳)の父親でもある、
佐藤先生のお話は、常に専門家の視点とともに、
親の視点でのエピソードも沢山盛り込まれています。

本当に必要なのは、成年後見制度の促進ではなく、
権利擁護の促進であること、意思決定支援という概念についても、
「代行決定は他に方法のない最後の最後の手段(ラストリゾート)」と
発想を変えていかなければならないことなどを学びました。

御講演内容は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

(権利擁護委員 親の会だより原稿より)
ⅰ 財産管理上、必要になった方だけの利用で、
なかなか利用の進まない成年後見制度の実情。

ⅱ 成年後見制度利用促進基本計画によって、
法律上の制度はそのままで、利用者がメリットを
実感できる為の目標は掲げられたが、地域によって
ニーズが違う事と予算措置がはっきりしていないので、
まだ不透明である事。

ⅲ 意思決定支援について、どんなに障害の重い人でも
判断能力はある、自己決定か代行決定かは、
周りの支援者のその意思を読み取る能力に依る。

ⅳ 最後の質疑応答で、成年後見は本当に必要なのか?
と究極の質問が寄せられた。
先生からは、親族がもめている時(特に財産管理の事)は
使わざるを得ないが、親族が安定、生活が安定、
また法定相続の範囲内や遺言がある場合は、
あまり必要ないと答えられました。
その上で、地域の中で相談が出来て、
見守り活動や色んな制度を使って、
地域でつながりを持ちながら生活するのが一番良いのでは…と
結ばれました。

 

 

高等部

高等部 成人部の方々をお迎えしてお話を伺う会

”成人部の方々をお迎えしてお話を伺う会”が、
今年度最後の高等部の活動となりました。
2月23日(金)総合福祉センター研修室にて。

就労するまでの道のり、社会に出てからの生活、
お子様の将来について考えておられることなどに
ついて、お話を伺いました。

お子様の貴重な体験談、先輩方の率直なお気持ち
なども併せて、心を打たれるお話が満載で、
涙があふれる場面もありました。

 

 

 

 





*参加者の感想をご紹介いたします*

・障害を持つ子と言っても一人ひとり障害が違い
ますし特性も違います。
だから、悩みもそれぞれ違います。
でも共通して言えることがあるのですね。
親は子供に寄り添いその思いをくみ取り、障害を
持っているからこそ地域・支援員・職場・病院・
余暇グループなど社会との繋りを作ってあげること。
それがその後の生活を豊かにし、その子らしさになる。
卒後の進路選択はとても重要ではありますが、長い
人生の中では一つの通過点であり失敗しても選択肢が
いくつもある、そう思うと少し気持ちが楽になりました。
貴重なお話をありがとうございました。

・今回は大先輩の上原会長をはじめ、卒業後10年前後
経っていらっしゃるお母様方でしたので、
普段は日々の学校生活と実習などでいっぱいいっぱいになってしまい、
あまり思い描けない将来の我が子と自分の姿を
想像することができました。
学齢期は決まった期間の中で同じ年齢のお友達と過ごしていくのですが、
社会に出ると進路の選択肢はさまざまです。
そしてうまくいっていると思ったら突然つまずいてしまうこともあります。
でも皆様のお話からもし環境が合わなければ
何度でもやり直すことができる、今が終わりではない
ということがわかって少し安心することができました。

教育部

教育部企業見学会レポート
リゾートトラスト(株)事務支援センター

今回は、リゾートトラスト(株)事務支援センターに
お邪魔させていただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
案内していただいたのは、
世田谷区立就労支援センターすきっぷにいらした方で、
ご自身も知的障害のあるご兄弟がおられて、
ご家族としての目線と企業側、多方面の立場から理解し
ご指導いただける環境は素晴らしかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎年15~16名の雇用をされており、
2018年2月現在で82名の方が働かれています。
従業員の平均年齢は32.5歳、10代~60代の方
までいらっしゃいました。
 
特例子会社とせず、
東京事務支援センターという部署を設けており、
ホテルや営業所社員が
以前は残業で行っていたこの作業を、
事務支援センターで請け負う、
それによりコスト削減に貢献できる
と言う仕組みづくりがされていました。
 
サポートスタッフのきめ細やかで
的確な指示の出し方には関心いたしました。
「障害者が出来る仕事を作るのではなく、
貢献できる仕事という領域を確保した」
というお話が印象に残りました。
 
 
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