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高等部保護者による作業体験 世田谷更生館

11月17日に就労移行支援事業・就労継続支援事業B型を運営している
世田谷更生館さんで作業体験をさせていただきました。


サービス管理責任者の方が優しい笑顔で出迎えてくださり、
施設や作業内容について詳しくご説明いただきました。

現在、就労移行支援事業に1名・就労継続支援事業B型に61名の
計62名の利用者さんが在籍し、
・機械ユニットの組み立て
・アロマオイル等の商品作成とラッピング
・缶バッジやメールの封入と封緘
・化粧品等のピッキングと出荷準備
・風船加工や洋菓子の箱折り
など、多岐にわたる作業をしています。

職員の皆さんは全部で11名、
その中に職業指導員6名と生活指導員3名に分かれ、
利用者さんの指導にあたっているのが大きな特徴だそうです。
職業指導員は作業内容を、生活指導員は生活面をと、
担当を分けて指導することで、
利用者さんのニーズに応じたきめ細やかな支援が
提供できているとのことです。

今回、たくさんある作業の中で、
機械ユニットの組み立てと
缶バッジの封入と封緘作業を
体験させていただきました。

機械ユニットの組み立ては、
まず、沢山ある棚の中からビスを選び、
部品(ビスやその他)・治具(ドライバー)を確認し、
工程表に記入してから作業が始まりました。



一つの工程を終えるごとに、
職業指導員さんが丁寧に確認・指導してくださったので、
とても安心して作業することができました。

今回、電動ドリルを使った組み立て作業も
体験させていただきました。
初めての電動ドリルを使っての作業でしたが、
職業指導員さんの優しいお声がけと見守りで
楽しく作業することができました。


利用者の皆さんが黙々と真剣に作業している姿にも
とても感動しました。

落ち着いた雰囲気の中に安心感があり、
職員の皆さんの温かい指導や見守りのお陰だと
感じました。


また、世田谷更生館さんは、お昼が給食とのこと、
栄養面や健康が気になる利用者さんにとっては、
とても安心だと感じました。


実際に作業体験してみると、学生生活のうちに
どんなことを家庭でフォローできるのか考えさせられ、
とても有意義な時間となりました。