中学校へ、そして高等部へ
お子さんの進路を考えている保護者の方を対象に
学校紹介を行いました。
9月29日 児童相談所1F団体活動支援スペースにて
高等部紹介を行いました。
はじめに高等部の先輩から進路の流れの説明がありました。
学校によっては試験がありそれなりの準備や勉強、
必要があれば塾に行く事もあるなど、かなり詳しく
教えていただきました。
そこで職能開発科と就業技術科は試験と面接がある事、
サポート校では高校卒業の資格を取るのに、通信制と学校へ通い
主にレポートを提出する事が必須という事、
普通科は愛の手帳があれば住んでいる地域によって青鳥特別支援学校か
田園調布特別支援学校に入学できる事がわかりました。
保護者の方、高等部の学校の先生から進路や高校生活の話が聞けて、
今後の進路を考える貴重な体験でした!
高等部の先輩方、先生ありがとうございました。
(詳しくは東京都教育委員会HP「入学相談・入学者選考実施要項・
入学者決定実施要項等」をご確認ください)
特別支援学校中等部3校と区立中学校特別支援学級9校から
先生や保護者の方々をスピーカーとしてお迎えし、
会場とオンラインを併用して行いました。
学校への通学経路や生徒数、授業内容などの特色について
各校に事前にご協力いただきまとめた資料は、
学校選択の貴重な手がかりになります。
さらにスピーカーの方々からは資料の内容に加えて
実際に通学しているこどもの様子、放課後の過ごし方や
思春期をむかえたこどもとの関係においての対処法など
日常生活におけることや、授業の様子、コロナ状況下における
活動状況など具体的な学校生活の説明もあり、
中学校生活をよりイメージしやすいといった声もあがりました。
特別支援学校の先生からは地域との交流学習のお話をうかがったり、
副籍交流の実態について質問がでるとお答えいただけるなど、
普段から疑問に思っていることを直接質問できる良い機会となり、
さらに先生からは進学するにあたりこどもを
「何ができるか何ができないか」という視点のみで見るのではなく、
できることに注目し承認する視点で保護者のみなさんと一緒に
成長を見守っていくことを大事にしていきたいという
先生方のエールともとれるようなお考えを述べられていたことは
とても印象的で、心が温まるような気持ちになりました。
中学校紹介はホームページや資料から得られる情報だけでは
知りえないことも多く、進学を考えるうえで会員にとって
有意義なものであると実感しています。