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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」玉川ボランティアビューローにて出前講座  NEW!

5月18日、玉川ボランティアビューローにて開催されている
「サポートを求めている子どもに寄り添うボランティア養成講座」の中の
『〜知的障がい児への理解を深める疑似体験〜
セータとガーヤの気持ち伝え隊による出前講座』と
題された1コマに、8名のメンバーが参加しました。

参加者は18名。幅広い年齢層の方々が参加され、
ボランティア活動に対してとても熱心な様子が印象的でした。
「見え方」「聞こえ方」「手先の体験」などの障害の疑似体験の
ワークを行いながら、隊員のエピソードを交え、
より具体的にお話するよう努めました。

終了後の質疑応答では、ヘルプカードについて、
実際の支援の場においての対応、トラブルに遭遇しての対処法など
たくさんの質問が寄せられ、
状況に応じての対応が大切で、障害者本人のクールダウンの方法など、
隊員たちの実際の体験談もお話しながらお答えしました。
それぞれの質問にみんなで考えを出し合いながら話し合い
私たちにとっても大いに学びの場となりました。

「知的障害の特徴を具体的に理解できた」「臨場感があった」
「疑似体験のワークがとてもよかった」など好意的な感想が多く、
私たちの活動の励みとなりました。
今回の経験を活かし、今後もより伝わる出前講座を目指します。

 

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第67回 世田谷区手をつなぐ親の会定期総会 報告 NEW!

5月12日(金)、三茶しゃれなあどオリオンにて、
第67回手をつなぐ親の会定期総会が開催されました。

当会の会員数は1176名(2023年4月末)であり、
出席者92名、委任状627通の提出を受け、
規約第14条3項により総会が成立しました。

2022年度活動報告、監査報告、決算報告、2023年度活動計画、
予算、役員承認まで全ての議案について、
賛成多数により承認され、無事に終了いたしました。

今年度は、4年ぶりに関係各事業所をお招きして
自主生産品販売会も併せて催されました。
参加者の方々はお買い物をしながら交流を楽しまれていました。

総会後は、東京リハビリテーションセンター世田谷
障害副統括施設長 兼 障害成人部門施設長、和田真吾氏による講演
「東京リハビリテーションセンター世田谷(障害者支援事業)
開設5年目を迎えて~地域移行に向けての実践と展望」
が行われました。参加者は89名でした。

5年前に世田谷区の拠点施設として誕生した東リハの、
特に知的障害者入所施設における現在の取り組みや課題、
今後の展望について、時間枠いっぱいにお話しいただきました。

課題については、例えば、特に自閉症の入所者に対する地域移行支援には
困難があるということなどが明かされました。
また、新しい取り組みとして、現在の通所先を継続しながら利用できる
入所体験ユニットの設置なども紹介してくださいました。

東リハは、設立以来、あまり情報共有の機会がなく
ベールに包まれているように感じられてきましたが、
和田施設長から直にお話を聴けたことで、
まずは東リハと当会の間に繋がりが生まれたことに、
深く意義を感じられたひとときでした。

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研修委員会主催勉強会 「働く知的障害のある人の一人暮らし」

2月15日世田谷区児童相談所団体活動支援スペースABにて
今年度2回目の研修委員会主催の勉強会を開催しました。
出席者は33名でした。



テーマは「働く知的障害のある人の一人暮らし」
講師は世田谷区立障害者就労支援センターすきっぷ就労相談室室長名倉壮郞氏。
1人暮らしをしているご本人(Mさん)にも登壇していただく予定でしたが、
前日に発熱されてしまい残念ながら欠席でした。



名倉氏からの、
暮らし方として、自宅で家族と一緒、グループホーム、
通勤寮、アパートでの一人暮らし等に、
それぞれの良いところと (本人が)頑張るところがありますが、
「一人暮らし=自立  とは限りません。
様々なサポートを得ながらその人に合った
自立生活を目指していくことが大切です。」との言葉が心に残りました。

またMさんのアパートや職場での様子を
Mさん自身が撮った写真をスライドで紹介してくださり、
Mさんらしく、生活を楽しんでいる様子を垣間見ることが出来ました。

ずっと親と一緒が当たり前と思っていた我が子に合った暮らしとは?
を改めて考えるきっかけとなった勉強会でした。

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」
 社会福祉協議会梅丘地区にて出前講座

1月31日、新しくできた梅丘まちづくりセンターにて、
世田谷区社会福祉協議会「梅丘地区サポーター講座」
に招かれてキャラバン活動を行いました。

 

 

 

 

 

 

13名程の参加者はほとんどが私たちより先輩の方々で、
本人や私たち家族の心配までして下さり、温かい言葉を
沢山いただきました。

 

 

 

 

 

 

「近くに都立光明学園があり
  身近に障害のある方と触れ合う機会がありながら、
   どうやって接していいかわからなかった。
     もっと早く知りたかった」

「保育や高齢者の現場に携わっているが、
  今日の講座はどれにでもあてはまり勉強になった」

「社会に周知する活動はとてもいい」

「講座を通して障害を理解することはとても大事だと感じた。
  何もできないがにっこり笑って側に寄り添えたら」
などの感想をいただき、

 

 

 

 

 

 

 

 


また疑似体験で使用したメガネや手袋を
付けたままにして障害者の辛さを理解しようと
してくださった方もいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

地域の方々がこのように障害のことをわかろうと
してくださることはとても心強く感じるとともに、
これからの啓発活動への励みになりました。

 

 

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高等部・教育部 合同勉強会報告 “みんなで学ぼう!

1月26日 団体活動支援スペースにて
災害支援・防災教育コーディネーター/社会福祉士 
宮崎賢哉先生をお招きし、高等部・教育部合同勉強会
「みんなで学ぼう!インクルーシブ防災」が行われました。
インクルーシブとは、高齢者や障害者など助けが必要な人も
一緒にいう意味です。


会場28名、zoom6名が参加し、被災するということ、
災害時要配慮者とはなどのお話をうかがった後、
班に分かれて、「私が手伝ってほしいこと」を記入したり、
「ぼうさいハンドブックたいむくん」で、
5つの災害が起きた時の行動を、子どもと家族
それぞれの立場から考えてみました。

あっという間に時間が過ぎ、
もっとお話をうかがいたかったのですが、
先生の「自分に置き換えて考えてみる」というお言葉通り、
親子で災害にあったら、どのような行動をとるべきかを
話し合ってみようといういいきっかけになりました。

 

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2023年 世田谷区手をつなぐ親の会 新年交流会が開催されました

1月27日(金)、三茶しゃれなあどホール「オリオン」にて新年交流会が開催されました。

 


この2年間、多くの皆さまにお集まりいただく
新年会は開くことができませんでしたが、
その間も、知的障害者が安心して地域で生活するために、
親の会は可能な範囲で着実に活動を継続してまいりました。

この度は、親の会の活動を改めてご紹介しながら、
しばらくお会いできなかった皆さまと交流する場として、
新年交流会の開催となりました。


 

保坂展人世田谷区長、世田谷区議の皆様、世田谷区関係の方々、
特別支援学校の先生方、施設長の皆様など
60名を超える来賓の方々がご出席下さり、
皆様からはたくさんの労いと励ましのお言葉をいただきました。
また、親の会会員も50名近い出席となり、懇親を深めました。

その後、今回は初めて私たち親の会より活動報告も行いました。
活動報告の最後は新年会の恒例、安心ネット「セータとガーヤの気持ち伝え隊」から、
楽しい雰囲気のなか、「みんなちがってみんないい」のメッセージが伝えられました。

また、最後には、昨年の「世田谷区制90周年記念功労表彰」についての
報告も行いました。

初めての試みであった新年交流会ですが、たくさんの方々のご出席と温かいご理解で、
今後に向けてたいへん和やかな希望に満ちた会となりました。

皆様、ありがとうございました。



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教育部企業見学
日本理化学工業㈱企業見学会

12月15日、知的障害者雇用のパイオニアである
日本理化学工業(株)川崎工場へ企業訪問に伺いました。
(現地・zoom同時開催)

ダストレスチョーク製造工程やキットパスセット工程を見学、
文字や測定値を読むのが困難な社員でも品質を維持できるよう、
専用検査治具を使ったり、原料が入った容器を色分けして
一目瞭然で分かるようにするなど、様々な工夫が凝らされていました。



後半は同社会長より経営理念などを拝聴し、
質疑応答も行われ、参加者も熱心に耳を傾けられていました。
社員全員がそれぞれの持ち場で責任と自信を持って
活き活きと働いていらっしゃる姿に大変感銘を受け、
今後も同社のようにすべての障害者が
社会において活躍できるような会社が増えていって欲しいと思いました。

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教育部企業見学
ビーアシスト株式会社

日     時:11月1日(火)・4日(金)
企  業  名:ビーアシスト株式会社 町田事業所
参加人数:計19名

ブックオフコーポレーション株式会社の特例子会社である
ビーアシスト株式会社町田事業所に企業訪問に伺いました。
11月1日は親の会から10名参加させて頂き、
塚越所長に設立の経緯や苦労、雇用スタッフの現状などを伺いました。



現在は17名のスタッフがおり、
主な業務はCDや本の仕分け・整理、ヤフオクへの出品となっています。
企業として、挨拶や身だしなみを整えるなど当たり前の事が出来、
社会との繋がりを保ち親無き後もしっかりと
生きるための「自分の居場所」を作っていくという事を大切にされているようです。
後半は直接スタッフから業務内容を伺う事が出来、
参加者も業務に関心を持たれていました。

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教育部 未就学児を持つ保護者向け茶話会・就学相談説明会

10月27日 児童相談所1F団体活動支援スペースにて
未就学保護者の方17名の会場参加と25名のzoom参加と、
先輩お母様方との茶話会を行いました。



はじめに教育委員会の方から就学相談についての説明を伺った後
先輩お母様方がお子さんの在籍校や就学相談での判定、
今の学校に決めた理由、学校の様子と特色などについて
お話をしてくださいました。

最後にグループに分かれての話し合いを行いました。
未就学児保護者の皆さまからの様々な質問に、
先輩お母様がご自身の経験や学校のことを
丁寧に伝える様子があり、限られた時間でも
茶話会ならではの情報共有の機会となりました。 

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教育部 ~進学に向けて~学校紹介(高等部・中学校)

中学校へ、そして高等部へ
お子さんの進路を考えている保護者の方を対象に
学校紹介を行いました。

●高等部紹介レポート

9月29日 児童相談所1F団体活動支援スペースにて
高等部紹介を行いました。

はじめに高等部の先輩から進路の流れの説明がありました。
学校によっては試験がありそれなりの準備や勉強、
必要があれば塾に行く事もあるなど、かなり詳しく
教えていただきました。

そこで職能開発科と就業技術科は試験と面接がある事、
サポート校では高校卒業の資格を取るのに、通信制と学校へ通い
主にレポートを提出する事が必須という事、
普通科は愛の手帳があれば住んでいる地域によって青鳥特別支援学校か
田園調布特別支援学校に入学できる事がわかりました。

保護者の方、高等部の学校の先生から進路や高校生活の話が聞けて、
今後の進路を考える貴重な体験でした!
高等部の先輩方、先生ありがとうございました。
 
(詳しくは東京都教育委員会HP「入学相談・入学者選考実施要項・
入学者決定実施要項等
」をご確認ください)

●中学校紹介レポート

特別支援学校中等部3校と区立中学校特別支援学級9校から
先生や保護者の方々をスピーカーとしてお迎えし、
会場とオンラインを併用して行いました。

学校への通学経路や生徒数、授業内容などの特色について
各校に事前にご協力いただきまとめた資料は、
学校選択の貴重な手がかりになります。

さらにスピーカーの方々からは資料の内容に加えて
実際に通学しているこどもの様子、放課後の過ごし方や
思春期をむかえたこどもとの関係においての対処法など
日常生活におけることや、授業の様子、コロナ状況下における
活動状況など具体的な学校生活の説明もあり、
中学校生活をよりイメージしやすいといった声もあがりました。

特別支援学校の先生からは地域との交流学習のお話をうかがったり、
副籍交流の実態について質問がでるとお答えいただけるなど、
普段から疑問に思っていることを直接質問できる良い機会となり、
さらに先生からは進学するにあたりこどもを
「何ができるか何ができないか」という視点のみで見るのではなく、
できることに注目し承認する視点で保護者のみなさんと一緒に
成長を見守っていくことを大事にしていきたいという
先生方のエールともとれるようなお考えを述べられていたことは
とても印象的で、心が温まるような気持ちになりました。

中学校紹介はホームページや資料から得られる情報だけでは
知りえないことも多く、進学を考えるうえで会員にとって
有意義なものであると実感しています。

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