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高等部施設見学会 まもりやま工房 NEW!

2025年6月12日、社会福祉法人せたがや樫の木会の
まもりやま工房に施設見学に伺いました。
まもりやま工房は就労継続支援B型を運営する施設で
現在36名の方が登録されています。

廃校となった守山小学校跡地に出来た世田谷区運営の
複合施設「まもりやまテラス」の3階にあります。
「守山地区会館」と「守山保育園」を併設し、
地域の拠点としての役割も担っています。

★見学内容★
外部向けに用意されている資料に沿って、ご説明を伺った後、
施設内を一通り見学しました。
質疑応答を行い、最後に自主生産品の購入もさせていただきました。
参加された皆さんは、利用者さんが作業されている様子を熱心に見学し、
施設長さんのご説明にも真剣に耳を傾け、活発に質問されていました。
自主生産品の販売では、20種類近くある焼き菓子やコーヒーを前に
どれにしようかと楽しく迷いました。
最後に、部長から参加者を代表して、施設長さんにお礼のご挨拶をして
見学会は終了となりました。 












★施設の特徴★
地域住民の方々が主体となり運営されている複合施設でもあることから、
盆栽クラブ・地域のお祭り・イベントへの参加、美まもりやまカフェ
合同開催など、自然な流れで地域交流が活発に行われているのが魅力です。
元々、校舎だったこともあり、明るく広々とした空間や屋上を活かし、
自主生産品の生産活動、受託作業、官公需などを行っています。
焼き菓子・珈琲・手工芸品小物などの製造、
芝生育成・冊子等封入・ポスティング・付録詰め作業、
まもりやまテラス内の一部や近隣公園の清掃などがあります。

施設長さんはじめ、職員の皆さんが、利用者さんお一人おひとりに
寄り添い、充実した生活を送れるよう工夫され、支援されているのが
伝わってきました。
また、利用者の皆さんが私たちの姿を見かけるとフレンドリーに
挨拶をしてくださり、施設全体が温かく穏やかな雰囲気に包まれ、
リラックスして優しい気持ちになれました。
足を運んで見学し、丁寧な説明を伺ったことで、より具体的なイメージが沸き、
とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊 出前講座」 in 国士舘大学  NEW!

2025年6月12日、国士舘大学の勉強会
「地域でボランティアをやってみよう!Part1」にて
セータとガーヤの気持ち伝え隊による出前講座を行いました。



東京は梅雨入りとの知らせでしたが、束の間の晴れ日は蒸し暑い一日でした。
それでも、教室の席がいっぱいになる程の多くの学生さんに参加して頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、言葉だけで伝えることの難しさを体験するワークと
お花紙作りによる手先の体験の2つのワークを新しく取り入れてみました。

言葉だけで伝えるワークでは、図形をなかなか上手く伝えることが出来なくて
四苦八苦している姿があちこちで見られました。

 

 

 

 

 

 

 

お花作りも中々薄い紙がめくれず、イライラしながら頑張る人、
もうあきらめてしまう人と、シール貼りとはまた違った反応を見ることができました。
体験を通してみると、私たちの話が、より一層理解できたようで、
学生さんたちは頷きながら熱心に聴いてくれていました。

講座を終えてからご自身の体験を話しにきてくれる学生さんもいて、
関心を寄せてくれていると感じました。
近年、活動を通して、若い世代の方々にも障害に対する理解が深まってきて、
支援の輪が広がっていることを実感しています。

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教育部 会員茶話会を開催しました 

2025年5月21日、世田谷区児童相談所
団体活動支援スペース会議室A・Bにて、
教育部茶話会を行いました。
当日お子さんの病気などで欠席が複数ありましたが、
参加人数23名の5グループで
メンバーを入れ替えてトークを2回行いました。

テーマは「最近気づいた子どもの変化や成長」ということで
1グループ3~5人集まり、前半後半でメンバーを入れ替えながら
楽しくグループトークを行いました。
(最後に各グループのトーク内容を司会が発表)

話題は、中学や高校の就学のこと、
お友達関係、学校での生活、就労、性教育、
放課後の過ごし方など多岐にわたりました。
子どもの困り事や悩み事など普段はなかなか相談できないことも、
先を行く先輩保護者の方の経験を聞くことで希望が持てたり、
まだまだ先だと思っていた事も知る事で見通しが持てたりと、
とても勉強になったと感じました。

普段はなかなかお話ができない違う学校の方々と同じような悩みを共有し、
それをお茶菓子(福祉作業所で作られたクッキー)を食べながら、
楽しく笑い合い、時に真剣に話を出来るのは茶話会ならではだと思います。

なかなか障害を持った子どもの為の情報を得る機会は多くはありません。
茶話会では保護者だから知っている情報が沢山聞けてとてもためになりました。 

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第69回 世田谷区手をつなぐ親の会定期総会 報告

2025年5月12日、三茶しゃれなあどホール オリオンにて
第69回定期総会が開催されました。



会員数1173名のうち、出席者94名、委任状545名 合計639名で
会員数の半数に達し定期総会は成立いたしました。

2024年度活動報告、監査報告、決算報告、 2025年度活動計画案、
予算案が審議され、すべて可決承認され、滞りなく無事に終了しました。

昨年同様、来賓をお招きせず、コンパクトな形での開催でしたが、
対面で行われ懐かしい会員の方々にお会いすることができました。
総会前後の自主生産品販売も大盛況ですぐに売れ切れてしまう
生産品もたくさんありました。



 

 

 

 

 

 

 


総会に続き、全国手をつなぐ育成会連合会
常務理事兼事務局長の又村あおい氏を講師にお招きし、
「知的障害者と家族の未来を考える〜障害福祉の現状と課題〜」
をテーマに記念講演会がありました。



法制度の動きとして、令和6年4月に児童福祉法、
障害者総合支援法の改正が施行され、あわせて障害福祉サービス等の
報酬改定も実施されました。
今回の改正のポイントとして児童発達支援センターの機能の明確化、
意思決定支援の重視、強度行動障害支援の強化、入所施設と
グループホームのあり方についてご説明下さいました。

また、同じく令和6年4月に障害者差別解消法が改正され
民間事業者における合理的配慮の提供が義務化され、
外見からは障害がわかりにくい知的・発達障害の特性が
理解できるような啓発キャラバン隊が全国で広まりつつあり、
安心ネットせたがやの活動がより一層期待されると感じました。

また、療育手帳の判定基準と成年後見制度の見直し議論が始まり、
課題が多かった成年後見制度の見直しは当初の見込みより
早い進行状況となっており、最速なら2027年4月、標準で
2029年4月に成年後見制度に関わるあらゆる法律が見直され
施行されるのではないかとのことでした。

「あと4、5年は元気でいよう、いなきゃね」と確認しながら、
帰宅の途につきました。盛りだくさんの最新の情報を頂き、
大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
尚、後日配信も実施されます。


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教育部高等部合同茶話会

2025年2月26日(水)、2月度教育部会にて、
初めて高等部との合同茶話会を開催しました。

参加者27名。当日、複数名の欠席者が出ましたが、
それでも6グループに分けて「気になっている事
・進級/進学に向けて知っておきたい事」をテーマに
各グループが盛り上がっていました。



以下、参加者からの声です。

★中学生保護者
 今回は高等部の保護者から茶話会という形で
 実際の高校生活や高校選びについて、今のうちから
 考えておいた方が良い事を伺う貴重な機会でした。

★初参加・小学生保護者
 なかなか交流する機会がない高等部との茶話会を
 企画して頂きありがとうございました。
 障害年金など、まだまだ先の事だと思い
 疎かった分野についても教えて頂き、
 多角的な視点でのアドバイスがとても参考になりました。

※玉川エリアの参加者が少なかったので、
 エリア交流会も出来れば希望します
 というご意見も頂いております。

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研修委員会勉強会 『ストレスを溜め込まないためのメンタルヘルス』 

2025年3月17日(月)世田谷区児童相談所
団体活動支援スペース会議室ABにて、研修委員会主催の勉強会
『ストレスを溜め込まないためのメンタルヘルス』を開催しました。
参加者は教育部から成人部まで30名でした。

講師は一般社団法人メルディア 「メルディア ウェルネス」の
カウンセラーで公認心理士の芳川美琴氏。

「メルディア ウェルネス」は
障害のある人がいる家族にフォーカスしたカウンセリングルームです。
親は勿論の事、きょうだいや本人も利用されているとの事で
我々家族にとってとても頼りになる心強い相談場所です。

芳川氏からは、親やきょうだい、配偶者や当事者からの相談事例、
日々のストレスとの付き合い方や解消法、
家庭で出来るメンタルヘルスケアについてのお話がありました。
また、事前に寄せられた質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
参加された皆さまが何度も深く頷いていらっしゃるのが印象的でした。

事前に寄せられた質問は深刻な内容が多かったのですが、
芳川氏の回答でスッキリされたり、
晴れやかな気持ちになられたようで良かったです。
勉強会終了後、皆さまが笑顔で帰られた、とても充実した勉強会でした。

親の会会員の皆さまには後日配信もありますので、是非ご視聴ください。

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊 」出前講座
in 玉川ボランティアビューロー「こどもサポート学習会」

2025年2月20日、玉川ボランティアビューローで、
「こどもサポート学習会」の出前講座を行いました。



施設の職員さんや知的障害者の支援に携わっている方
子育て支援のお仕事をしている方、地区でボランティアをしている方
今後のために支援を学びたい方など、様々な立場の方、
十数名が参加されました。

「知的障害とは」「見え方の違い」
「聞こえ方の違い」「シール貼りによる手先の体験」
「わかりやすい言葉」「話し方のコツ」
「4コマ漫画」「注意するときは」の順で話し、
時折、メンバーの体験談を取り入れながらお話ししました。

休憩をはさんだあとはグループを2つに分けてメンバーもそれぞれに入り、
自己紹介と講座の感想、日ごろどのような活動をしているか、
仕事での経験談などを話していただきました。

参加された方からは、「見え方シール貼りの体験をしたことで、
障害者の困り感が実感できた」「以前、障害者支援の仕事をしていたが、
今日の講座を聞いて、その時の支援は間違っていなかったと感じた」
「今後の支援に活かしていきたい」「寄り添った支援をしていきたい」
などの感想が寄せられました。
また、「今度、自分が勤めている施設でも講演をお願いできれば・・・」
との要望もありました。実現できれば嬉しいです。

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粕谷区民センター センターまつり・子どもまつり

「喫茶ぴあ」模擬店を出店しました!

2025年2月16日10:00~15:00、
真冬とは思えぬ暖かい日曜日、
世田谷区粕谷区民センターまつり・子どもまつりが開催されました。
こどもゲームコーナーやこどもステージコーナーなどで楽しめる上に、
お餅つきも行われ、
焼きそばやわたあめなどたくさんの出店もあり、
多くの子どもたちで賑わいました。

親の会が運営する喫茶ぴあは
通常の営業とあわせて模擬店を出店し
普段からお店でもご用意している
作業所の自主生産品を販売しました。

 

当日は2人がボランティアとして販売を担当。
たくさんの方が立ち寄り、お買い上げくださいました。
きょうだいのために品物を一生懸命に選ぶ子や、
お馴染みのお菓子を
お友達にとたくさん買ってくださる女性などと、
会話を交わしながら販売を楽しみました。

 

春を思わせる暖かい日、
楽しいひとときを過ごすことができました。

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2025年 世田谷区手をつなぐ親の会 新年交流会開催

2025年1月24日金曜日、
新しくなった三茶しゃれなどホール、「オリオン」で
新年会が開催されました。

当日の参加者数は来賓62名、会員51名、計113名でした。
保坂区長、衆議院議員、世田谷区議団、世田谷区関係者、施設関係者など
来賓の方々と多くの親の会会員の参加がありました。

 

今年は来賓の方々と会員が向かい合わせに座り、
少しお話もできたりといつも以上に親睦の深まりを感じました。

第1部は渡部会長の「せたがやインクルージョンプラン」のお話から始まりました。
来賓の皆様からはそれに応えるように福祉政策に対する考え、
「分け隔てのない社会」「人に優しい政治」
「18歳以降も続く切れ目のない政策」などを述べていただきました。
子ども達の未来へ希望がもてました。

第2部は楽しみにしていた安心ネットせたがや委員会の皆様による出前講座です。

          

 

セータさんとガーヤさんが
急かされたり不明瞭な指示を何度も言われて
パニックになる様子を演じてくださいました。

その後は「手袋をはめたシール貼り」と
「指示による描写」を実際に体験しました。

         

 

障害者のできない感覚やどのような指示が伝わらないかなどを
知ることができるものでした。
是非、来賓の方々にはこれを今後に結びつけてほしいです。

渡部会長の控えめな劇参加と
キャラバン隊のキレキレダンスも最高でした。

 

冬の穏やかな日に行われた新年会は
交流が深まるとともに希望が見えた有意義なものとなりました。

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」出前講座 in 2025新年交流会

2025年1月24日新しゃれなぁどホール オリオンで開催された
「2025年世田谷区手をつなぐ親の会 新年交流会」
第2部「セータとガーヤの気持ち伝え隊出前講座リターンズ!」に
13名で参加しました。

今年は趣向を凝らし、世田谷印刷という会社で働く
セータとガーヤの様子を寸劇にしたところから始まり、
こんな時どうする?と場面を変えて出席者にワークをしてもらう形で、
手先の不器用さ・わかりやすい言葉とはの体験をしてもらいました。

   

   

寸劇とワークを終わったと思わせてからの渡部会長からの一声
「えーもう終わり?今年は踊らないのー!」の声がけで
「はい喜んで!」とギリギリダンスを披露。

 

 

 

 

 

 


踊っている時は気がつかなかったのですが、
後で動画を見ると会場の皆さんの手拍子が凄かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 


私たちはいつでもギリギリでなんとかかんとか
様々な出前講座をこなしています。
昨年はメンバーも増えました。これからも求められれば、
いろいろな場に出向くつもりです。
出席されていた議員さんからもお声がかかることを期待しています。
余興の1つとして終わる事なく地道に活動を続けてまいります。

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