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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」給田小学校にて出前授業

今回は小学4年生150人へ向けての出前授業でした。
今年度の給田小学校4年生は、障害をテーマに取り上げた
総合学習で地域の給田福祉園と交流をしながら学習していて、
その学びの一コマを「セータとガーヤの気持ち伝え隊」へ
依頼していただきました。



久しぶりの学年全体への授業、みんな飽きずに聴いてくれるかと
いささか不安と緊張の当日。
前日までの酷暑から一転、少しほっとできる涼しい日になり、
体育館に4年生150人が集合。全員ちゃんと前を向いている!
そんな姿に感心するのは4年生に失礼かな?

私たちの方が子どもたちのまっすぐな視線に圧倒されながら、
ペットボトルのメガネや軍手を使った見え方や手先の作業のワーク、
ピカ語しか通じないコミニケーションのワークなどを通して、
「知的障害」の人たちの特性を体験してもらいました。



熱心にメモをとり、素直に一生懸命ワークに取り組んで、
ピカ語体験では大いに盛り上がる4年生と
楽しく授業をさせてもらいました。
友だちやお家の人とこの日の話をしてくれたら嬉しいな。

最後の質疑応答は何人も手を挙げてくれました!
次は給田福祉園の利用者さんとの作業体験が予定されているそうです。
地域ぐるみの繋がりで、障害者への理解が広がる事に
大いに期待したいですね。

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高等部施設見学 烏山福祉作業所(生活介護施設)

6月22日世田谷区立烏山福祉作業所
生活介護の見学に伺いました。
歴史ある B 型作業所に、今年度から併設された生活介護の施設です。



午前中は B型作業所の利用者さんと同じ作業内容を
生活介護のお部屋で行っていました。
利用者さんの様子を見ながら、プログラムを試行錯誤中のようです。

今年度は B 型作業所と同じ作業をするので、
額は時間に比例して少なくなりますが、工賃も出て
利用者さんのモチベーションになっていらっしゃるようでした。

生活介護の利用者さんが過ごす部屋の壁には
午後の活動で作成した七夕の飾りや絵画が飾られてありました。

その他お散歩をしたり、近くの貸農園で農業体験をしたり、
楽しい時間を過ごされていらっしゃいました。

今年4月にオープンした BB カフェの店内の様子です。
B 型作業所で製造した世田谷産の果物のジャムや米粉の焼き菓子、
フェアトレードされた有機栽培のコーヒー豆等が販売されています。

世田谷産果物の中にはご近所の庭先のフルーツで
個人宅では収穫しきれないものを採らせて頂いた物もあるようで、
御礼に草取りをされたり、お話をしたり
地域の方と深く交流しながら作られたジャムです。
世田谷土産にも登録されています。

カフェを開設したことにより、店舗を構えているという事で
芦花商店街の加盟店にもなっていて、
商店街の方にも理解して頂く
良いきっかけとなっているとおっしゃっていました。

その他にも BBB=ブラックバードバンド(メンバーは利用者さん全員)で
色々な所へ出向いて演奏をしたり、地 元の小学校4年生と一緒に演奏をして
交流を楽しみながら、地域の理解を深めていらっしゃいました。

一つの地域で色々な人が助け合って、より幸せに暮らすことを
とても自然に楽しんで取り組んでいらっしゃる印象でした。

お土産に買って帰った可愛い顔のクッキーは
身体にも心にも優しい味がしました。

 

 

 

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」出前講座 in 国士舘大学

6月8日、国士舘大学の勉強会
「地域でボランティアをやってみよう!」にて、
気持ち伝え隊による出前講座を行いました。



東京の梅雨入りとともにやってきた
ぐずついたお天気にかかわらず、
教室の席がいっぱいになる程の多くの学生さんたちに
参加して頂きました。



私たちの話に、学生さんたちは
頷きながら熱心に聴いてくれました。
見えにくさの擬似体験の場面では
私たちの持っている数字をキョロキョロと
頑張って探してくれたり、
手先の体験では、必死にシールを貼ろうと
悪戦苦闘されていました。

和やかで明るい雰囲気の中で学生の皆さんに
私たちの思いを伝えることができました。

これからの社会を担う若い方々が
こうして障害者への理解や関心を
深めようとしてくれている姿を見て
隊員一同とても頼もしく思いました。

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教育部 会員茶話会を開催しました

2023 年5月31日、世田谷区児童相談所団体活動支援スペース会議室にて
40名とたくさんの方に参加いただき、
「~最近気になっている色々なこと~」をテーマに、
会員茶話会が開催されました。

★今回参加された会員からのレポート

私は親の会のイベントに参加するのが初めてで
とても緊張していたのですが、いざ会が始まると、
進路のことや通学のこと、性教育のこと、
放課後の習い事や地域との繋がり方、普通級との関わり方…などなど、
本当に最近気になっていたことばかりで、とても有意義な情報交換ができ、
緊張などすぐにどこかに吹き飛んでしまいました。
『こんなこと、あるよねっ。』といった子育て話にクスリと笑えたり、
同じ悩みに共感できたり。
気が付けば、あっという間に時間が来てしまいました。
そしてそれは、とても貴重な時間でした。
そのような場を作り上げてくださった参加者の皆様、
本当にありがとうございました。
会員茶話会は、親の会に入会されてからまだ何も参加したことがないという方も、
気軽にチャレンジできるイベントだと思います。
来年は皆さんも是非!!(教育部 学校理事)

当日の様子を動画撮影いたしました
併せてご視聴ください。

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」玉川ボランティアビューローにて出前講座

5月18日、玉川ボランティアビューローにて開催されている
「サポートを求めている子どもに寄り添うボランティア養成講座」の中の
『〜知的障がい児への理解を深める疑似体験〜
セータとガーヤの気持ち伝え隊による出前講座』と
題された1コマに、8名のメンバーが参加しました。

参加者は18名。幅広い年齢層の方々が参加され、
ボランティア活動に対してとても熱心な様子が印象的でした。
「見え方」「聞こえ方」「手先の体験」などの障害の疑似体験の
ワークを行いながら、隊員のエピソードを交え、
より具体的にお話するよう努めました。

終了後の質疑応答では、ヘルプカードについて、
実際の支援の場においての対応、トラブルに遭遇しての対処法など
たくさんの質問が寄せられ、
状況に応じての対応が大切で、障害者本人のクールダウンの方法など、
隊員たちの実際の体験談もお話しながらお答えしました。
それぞれの質問にみんなで考えを出し合いながら話し合い
私たちにとっても大いに学びの場となりました。

「知的障害の特徴を具体的に理解できた」「臨場感があった」
「疑似体験のワークがとてもよかった」など好意的な感想が多く、
私たちの活動の励みとなりました。
今回の経験を活かし、今後もより伝わる出前講座を目指します。

 

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第67回 世田谷区手をつなぐ親の会定期総会 報告

5月12日(金)、三茶しゃれなあどオリオンにて、
第67回手をつなぐ親の会定期総会が開催されました。

当会の会員数は1176名(2023年4月末)であり、
出席者92名、委任状627通の提出を受け、
規約第14条3項により総会が成立しました。

2022年度活動報告、監査報告、決算報告、2023年度活動計画、
予算、役員承認まで全ての議案について、
賛成多数により承認され、無事に終了いたしました。

今年度は、4年ぶりに関係各事業所をお招きして
自主生産品販売会も併せて催されました。
参加者の方々はお買い物をしながら交流を楽しまれていました。

総会後は、東京リハビリテーションセンター世田谷
障害副統括施設長 兼 障害成人部門施設長、和田真吾氏による講演
「東京リハビリテーションセンター世田谷(障害者支援事業)
開設5年目を迎えて~地域移行に向けての実践と展望」
が行われました。参加者は89名でした。

5年前に世田谷区の拠点施設として誕生した東リハの、
特に知的障害者入所施設における現在の取り組みや課題、
今後の展望について、時間枠いっぱいにお話しいただきました。

課題については、例えば、特に自閉症の入所者に対する地域移行支援には
困難があるということなどが明かされました。
また、新しい取り組みとして、現在の通所先を継続しながら利用できる
入所体験ユニットの設置なども紹介してくださいました。

東リハは、設立以来、あまり情報共有の機会がなく
ベールに包まれているように感じられてきましたが、
和田施設長から直にお話を聴けたことで、
まずは東リハと当会の間に繋がりが生まれたことに、
深く意義を感じられたひとときでした。

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研修委員会主催勉強会 「働く知的障害のある人の一人暮らし」

2月15日世田谷区児童相談所団体活動支援スペースABにて
今年度2回目の研修委員会主催の勉強会を開催しました。
出席者は33名でした。



テーマは「働く知的障害のある人の一人暮らし」
講師は世田谷区立障害者就労支援センターすきっぷ就労相談室室長名倉壮郞氏。
1人暮らしをしているご本人(Mさん)にも登壇していただく予定でしたが、
前日に発熱されてしまい残念ながら欠席でした。



名倉氏からの、
暮らし方として、自宅で家族と一緒、グループホーム、
通勤寮、アパートでの一人暮らし等に、
それぞれの良いところと (本人が)頑張るところがありますが、
「一人暮らし=自立  とは限りません。
様々なサポートを得ながらその人に合った
自立生活を目指していくことが大切です。」との言葉が心に残りました。

またMさんのアパートや職場での様子を
Mさん自身が撮った写真をスライドで紹介してくださり、
Mさんらしく、生活を楽しんでいる様子を垣間見ることが出来ました。

ずっと親と一緒が当たり前と思っていた我が子に合った暮らしとは?
を改めて考えるきっかけとなった勉強会でした。

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」
 社会福祉協議会梅丘地区にて出前講座

1月31日、新しくできた梅丘まちづくりセンターにて、
世田谷区社会福祉協議会「梅丘地区サポーター講座」
に招かれてキャラバン活動を行いました。

 

 

 

 

 

 

13名程の参加者はほとんどが私たちより先輩の方々で、
本人や私たち家族の心配までして下さり、温かい言葉を
沢山いただきました。

 

 

 

 

 

 

「近くに都立光明学園があり
  身近に障害のある方と触れ合う機会がありながら、
   どうやって接していいかわからなかった。
     もっと早く知りたかった」

「保育や高齢者の現場に携わっているが、
  今日の講座はどれにでもあてはまり勉強になった」

「社会に周知する活動はとてもいい」

「講座を通して障害を理解することはとても大事だと感じた。
  何もできないがにっこり笑って側に寄り添えたら」
などの感想をいただき、

 

 

 

 

 

 

 

 


また疑似体験で使用したメガネや手袋を
付けたままにして障害者の辛さを理解しようと
してくださった方もいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

地域の方々がこのように障害のことをわかろうと
してくださることはとても心強く感じるとともに、
これからの啓発活動への励みになりました。

 

 

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高等部・教育部 合同勉強会報告 “みんなで学ぼう!

1月26日 団体活動支援スペースにて
災害支援・防災教育コーディネーター/社会福祉士 
宮崎賢哉先生をお招きし、高等部・教育部合同勉強会
「みんなで学ぼう!インクルーシブ防災」が行われました。
インクルーシブとは、高齢者や障害者など助けが必要な人も
一緒にいう意味です。


会場28名、zoom6名が参加し、被災するということ、
災害時要配慮者とはなどのお話をうかがった後、
班に分かれて、「私が手伝ってほしいこと」を記入したり、
「ぼうさいハンドブックたいむくん」で、
5つの災害が起きた時の行動を、子どもと家族
それぞれの立場から考えてみました。

あっという間に時間が過ぎ、
もっとお話をうかがいたかったのですが、
先生の「自分に置き換えて考えてみる」というお言葉通り、
親子で災害にあったら、どのような行動をとるべきかを
話し合ってみようといういいきっかけになりました。

 

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2023年 世田谷区手をつなぐ親の会 新年交流会が開催されました

1月27日(金)、三茶しゃれなあどホール「オリオン」にて新年交流会が開催されました。

 


この2年間、多くの皆さまにお集まりいただく
新年会は開くことができませんでしたが、
その間も、知的障害者が安心して地域で生活するために、
親の会は可能な範囲で着実に活動を継続してまいりました。

この度は、親の会の活動を改めてご紹介しながら、
しばらくお会いできなかった皆さまと交流する場として、
新年交流会の開催となりました。


 

保坂展人世田谷区長、世田谷区議の皆様、世田谷区関係の方々、
特別支援学校の先生方、施設長の皆様など
60名を超える来賓の方々がご出席下さり、
皆様からはたくさんの労いと励ましのお言葉をいただきました。
また、親の会会員も50名近い出席となり、懇親を深めました。

その後、今回は初めて私たち親の会より活動報告も行いました。
活動報告の最後は新年会の恒例、安心ネット「セータとガーヤの気持ち伝え隊」から、
楽しい雰囲気のなか、「みんなちがってみんないい」のメッセージが伝えられました。

また、最後には、昨年の「世田谷区制90周年記念功労表彰」についての
報告も行いました。

初めての試みであった新年交流会ですが、たくさんの方々のご出席と温かいご理解で、
今後に向けてたいへん和やかな希望に満ちた会となりました。

皆様、ありがとうございました。



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