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勉強会 「障害のある子の将来の住まいについて」
~安心して暮らしていくために知っておきたいこと~

10月14日(水)に 今年4月に新しくオープンした
世田谷区立保健医療福祉総合プラザ1階研修室で
渡部会長と積水ハウス CRE 事業部 山村由美子さんを講師に迎え
「障害のある子の将来の住まいについて」勉強会を開催しました。

新型コロナ感染症の終息が見えない中での開催だったため
施設内の一番広い会場(定員240名)で座席数を1/3以下に減らす、
講師の前にアクリル板を設置する等の感染拡大防止対策を
講じての開催でした。参加者は63名。


全国各地を講演会で訪れている渡部会長からは
共生型グループホーム(富山)
親子で住める有料老人ホーム(大分)
サービス付き障害者住宅(京都)等
全国各地の様々な住まいのかたちの紹介があり
最後に「一番大切なのは本人の希望。
色々な体験、経験をさせて欲しい。」
と結ばれました。



山村さんからは、グループホームを建てるにあたり
音や光に敏感な利用者の使いやすさ・快適さへの工夫について
床や壁窓の具体的な工夫等、興味深い内容で
『「我が家」を世界一幸せな場所にする 』 という
パワーポイントにはハッとさせられました。


世田谷区では令和12年度までに中軽度から最重度の
グループホームが必要な方の所要量を493名分と見込んでいます。
親なきあとの喫緊の課題でもあります。

親の会にとっては、今年度は初めての大きな集まりでした。
久しぶりに皆様に再会でき、なんだかホッと安心もした
勉強会でもありました。

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「第38回 世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展」を終えて

9月28日から10月7日にかけて
区役所第二庁舎1階ロビーにて
「第38回 世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展」
を開催いたしました。

子どもたちの個性あふれる元気な作品を、
多くの方々にご覧いただくことができました。

関係各所の方々にご理解・ご協力をいただき、
無事に開催できましたこと、この場をお借りして
心よりお礼を申し上げます。

作品展の開催にあたり、作品の制作、展示に
ご協力いただきました学校の先生方、保護者の皆さま、
誠にありがとうございました。

 

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2020年度 要請の会

8月26日(水)世田谷区役所ブライトホールにて
2020年度要請の会が開催されました。

世田谷区より、障害施策推進課長、
障害者地域生活課長、障害保健福祉課長をはじめ
11名の担当部の皆さまにご出席いただきました。

コロナ禍での開催のため
親の会からの出席者は、例年の半数、約30名に制限して
入室前の検温、マスク着用、マイク消毒等、
感染予防を徹底しました。

今年度は緊急要請として
新型コロナウィルス感染症の対応に関して
 家族や本人が感染した場合の支援体制について
 雇用対策について
 わかりやすい情報提供
この他、昨年度同様の要望として
親とこの高齢化対策~将来の安心のために(5項目)
現在の地域生活を安心、安定を送るために(7項目)

尚、現在、多くの会員が最も心配している
「家族や本人が感染した場合の支援体制について」
障害施策推進課長より
家族が入院、本人が感染、いずれの場合も、
障害児者本人の特性を踏まえてサービスを手配する、
本人が自宅以外での生活が難しい場合は、
居宅介護等の生活支援で対応する、
担当ケースワーカー、居住地域の総合支所に相談くださいと
回答いただきました。

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世田谷区手をつなぐ親の会 第64回定期総会  無事 終了!

5月11日(月)親の会事務所にて
世田谷区手をつなぐ親の会第64回定期総会が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

今年度の総会は、緊急事態宣言発令下での開催になり
新型コロナウイルスの感染防止のため一堂に会する方式を避け
会場も三茶しゃれなあどオリオンから親の会事務所に変更。
議事進行は委任を受けた渡部会長と議長2名の計3名の
最低限の人数で行いました。

 

 

 

 


会員には、委任状の提出による出席をお願いし
委任状の提出が1/3以上あり総会が成立しました。

2019年度の活動報告(案)、監査報告、決算報告
2020年度活動計画(案)、予算(案)、役員候補について
審議が行われ、承認されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスの影響で
前例のない形での定期総会となりましたが
会員の皆様のご協力により
無事総会を終えることができました。

会員の皆様からは委任状にて要望やご意見の他に
役員に対する労いや励ましも多数お寄せいただきました。
集えない中でも、会員の皆様の
率直であたたかい声が感じられました。

 

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「知的障害で障害年金をもらうときのポイント」 教育部・高等部合同勉強会

1月27日(月)、教育部・高等部の合同勉強会
「知的障害で障害年金をもらうときのポイント」が
梅丘パークホールにて行われました。



成人部会員や会員以外の参加者も含め115名の申し込みがあり
大盛況となりました。

講師の安部敬太先生は社会保険労務士で
障害年金の請求、障害年金の不支給に対する
不服申し立ての代理請求を数多くこなしていらっしゃいます。

沢山の資料をもとに、具体例、失敗例を交えながら
申請のポイントを分かりやすくお話し頂き
実際の申請をイメージすることが出来ました。

障害年金は20歳になる時に申請しますが
その後も申請する場合もあります。
多くの方が安部先生に質問する様子からも
皆さんの関心の高さが伺えました。

〜参加者の感想〜

「年金がもらえるかどうか不安でいましたが
だいたいの目安ができました。
今後の生活において焦ることなく
子供と一緒に過ごしていこうと思います。」

「具体的かつポイントをおさえたお話で
非常に参考になりました。」

「まだ小学生なので先の話だと思っていましたが
重要な話が多かったので参加してよかったです。」

今後もこのような、皆さんの役に立つ勉強会を企画していきたいと思います。

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世田谷区手をつなぐ親の会 2020年新年会

2月2日(日)、銀座アスター三軒茶屋賓館で
恒例の新年会を開催しました。

保坂展人世田谷区長
世田谷区議の皆さま、世田谷区関係の方々
特別支援学校の先生方、施設長さんなど
今年も多くの来賓の方にお越しいただき
会場いっぱいの173名での会となりました。

来賓の皆様からは、労いと励ましの言葉を頂戴し
懇親を深めました。


今年ゲストパフォーマーとしてお呼びしたのは
マジシャンのNobuoさん。
お客様とコミュニケーションを取りながらの
楽しいカードマジックに
会場からは驚きと感嘆の声が漏れていました。


また、お馴染み
「セータとガーヤの“気持ち伝え隊”」の出し物は
映画「アラジン」の登場人物に扮し楽しいもの。
障害のある人もない人も、みんなが優しい気持ちで
楽しく暮らせる魔法で、和ませてくれました。


教育部の「最大数当てクイズ」に全員で知恵を絞り
高等部リードの全員合唱「パプリカ」で盛り上がり
渡部伸会長の発声による三本締めで
めでたく今年の会を終えました。

皆様のご協力と、美味しいお料理で
会の結束が強まった楽しい新年会でした。

皆様、ありがとうございました。

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教育部講演会「発達につまずきがある子どもの輝かせ方」

12月14日(土)、東京リハビリテーションセンター世田谷にて、
川上康則先生による講演会
「発達につまずきがある子どもの輝かせ方」
を開催し、約50名の参加がありました。

川上先生は、都立矢口特別支援学校の主任教諭で、
かつ公認心理士、臨床発達心理士、
特別支援教育士スーパーバイザーなど
多数の資格をお持ちです。

今回の講演会では、様々な場面においての
子どもの問題行動について、
その行動に至る子どもの心理や、
その際の対応の仕方などを
ワークを取り入れながら
具体例を上げて詳しくお話しくださり、
たいへん参考になりました。

うまくいかない子どもの気持ちになって、
最適な支援の仕方を考え、
子どもを深く理解しようとする気持ちが
大切だということを学びました。

毎日の積み重ねを大切に、
軸がブレない子育てを心がけたいと感じた
たいへん有意義な講演会でした。

 

 

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各地域で地区会を開催しました レポートはこちらから

「災害時の避難と支援を考える~困りごとを地域に伝える」をテーマに
今年も地区会を開催しました。

各地域の実施の様子をブログにアップ。
レポートの内容に各地域の特色があらわれています。

こちらからご覧ください。

 

12/17(火)砧地域

 
砧地域は
砧総合支所 地域振興課地域振興 防災担当 長谷川真一係長をお招きして、
わくわく祖師谷2階地域交流室で開催しました。
参加人数は役員も含め17名。
 
 
 
 
長谷川係長からは、
・土砂災害ハザードマップ
・洪水ハザードマップ
・災害時区民行動マニュアル
・東京くらし防災
の4点の資料を参照しながら
丁寧にお話をして頂きました。
 
 
印象的だったのは、
砧地域には野川・仙川があり、
多摩川のような大きな河川に比べて
中小河川は、あっという間に水が溢れるので
様子を見ていたりすると危険!!
とにかく早めの避難を
そして水害の場合はまず
上へ上へと、高台への避難が大切とのことでした。
 
緊急時の水の確保については
区内には数ヶ所の給水所があり
2㎞を開けずに点在しているということ
また避難所として指定された学校でも
給水を受けられるところもあることを知りました。
 
 
 
今回は災害時における一般的なお話を伺いましたが
質疑応答時、参加者からは
障害者に特化した情報を求める声が上がりました。
 
今回の地区会は日頃忘れがちな災害への心構えを
再確認する良い機会になりました。
 
 

12/12(木)北沢地域

 
北沢地域は、
北沢総合支所地域振興課
地域振興・防災担当 河野敏弘係長を講師にお迎えして
松原6丁目福祉施設にて開催しました。
参加人数は役員含めて16名。
 
 
想定される災害被害や北沢地域の特性を踏まえて
災害に備えて出来ること等をお話いただきました。
 
 
北沢地域は
木造住宅が密集し、古くより土地利用されているので、
あとからの土地計画が進まずに狭い道路が多い為、
火災危険度や災害活動困難度が高い
という地域特性があるとのことをまず伺いました。
 
 
 
次に、災害への日常の備えとして大切なことを
資料を参考にしながら確認しました。
・非常用物品の準備
・自分の家族に必要なものの用意
・緊急時の連絡先は携帯に頼らず記憶
・避難所と避難所までの経路確認
・消火器場所の確認
・区のメール配信サービスやtwitter、街つくりセンターの活用
・ハザードマップの確認
 
 
 
参加した会員の感想です。

慌てず自分の置かれた状況を冷静に判断し
 的確に行動することが大切

避難所を頼るのではなく
 自宅で過ごすことを想定した備えをしたい
自分たちのことを知ってもらうためにも
 普段より地域に溶け込んでいきたい
 
また、本人たちの
「通勤、通所途中での災害遭遇が一番心配」
と課題も上がりました。
 
防災について再認識できた有意義な時間でした。
 
 

11/29(木)烏山地域  

 
烏山地域は、
烏山総合支所地域振興課、地域振興・防災担当 野原圭係長を講師にお迎えして、
烏山区民センター会議室にて開催、
世田谷区の防災全般についての説明と、
台風19号の災害時に現場で対応したお話を伺いました。
参加人数は役員を含め16名。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
←区のHPにリンク
全ページをご覧いただけます
 
 
 
 
まずは、「世田谷区地域防災計画」で想定されている
地震と被害についての概要を伺いながら
「世田谷区防災マップ」で一時集合所、
広域避難場所、指定避難所を確認しました。

避難所はどれかが優先されるということではなく
家族で事前にどこへ避難するのかを
話し合って決めておくことが重要とのことでした。
 
そして、避難するかどうかについては、
自宅が安全に住むことが出来るなら
「在宅避難」という選択があり、
避難所の避難者カードに在宅避難している旨を
記入出来るとご説明いただきました。
 
 
 
福祉避難所の場所を確認した際には複数の質問があがり
中でも我が子が通っている作業所が福祉避難所ではないことで
災害時の行き先について心配する声が聞かれました。
 
また、防災情報の収集と方法については、
世田谷区のメールサービスやTwitterなど各種ある中で、
「事前に情報の取得方法を取捨選択しておくこと」が大切だと伺いました。
 
台風19号の災害時の様子については、
烏山避難場所には家にいても不安だという方が
多く避難されたそうですが
避難者同士のコミュニケーションがとれたことで、
精神的に安心できたという感想があったそうです。
 

野原係長には、
今後もこのような機会があれば協力しますと言っていただきました。

 

各自が事前に準備出来ることを確認し、
世田谷区の災害対策や地域の防災訓練について知った上で、
私たちが心配している様々な状況を行政にお伝えし、
今後検討していただくことを確認できた会となりました。

 
 
 

11/28(水)世田谷地域 

 
世田谷地域は
世田谷総合支所地域振興課、地域振興・防災担当 笹原達也係長をお招きして
開催しました。
参加人数は役員含め10名
 
「災害がおきたらどうなるか・・・
具体的に考えたことはありますか?」
 
笹原係長は、
上町地区身近なまちづくり推進協議会発行の広報誌を資料として
区内の避難所で準備されているものの現状、
それに対処するために必要なこと等を、
具体的にとてもわかりやすく説明くださいました。
そして何より大切なこととして、
「災害は起きる 
しかし、顔見知り、人との繋がりがあれば災害時に生き残れる。」
と、強調されました。
参加者からは、「今日から準備できるね」等の声が聞かれました。
 
 
 
後半はグループに2班に分かれて、困っていること、
聞いてみたいことをテーマにワークショップを行いました。
班ごとにあがった意見をまとめて発表し、
笹原係長にお伝えすることで意見交換ができました。
話題は外出先での避難、自宅での避難、避難所について
時間いっぱい終始和やかな雰囲気で話し合いました。
 
最後に笹原係長より、
「皆さんも今日からお知合いです。
充実していて時間が足りなかった。
またお会いしたいです。」というお言葉をいただきました。
 
 
災害時の備えは物だけではなく
人との繋がりもそうなのだと気づかされました。
また、こういった声を行政に知ってもらう機会を増やすことが
必要だと考えさせられました。
 
  

11/20(水)玉川地域 

 
今年度の地区会は地域の防災をテーマとし、玉川支所地域振興課、
地域振興・防災担当 内海ゆか係長をお招きして開催しました。
参加人数は役員含め20名。
 
 
 
内海係長に、地震と風水害では異なる玉川地域の避難所の場所や
いざという時の行動、非常持ち出し袋の内容など、
防災全般についてご説明いただくとともに、
参加した皆様の声を受け止めていただく機会となりました。
 
 
 
玉川地域は、南端に多摩川が流れ、
先だっての台風で、強風や浸水による被害も出たばかりであることから、
障害者を抱えて自宅にいられない状況になった場合の避難の実際、
特に福祉避難所の受け入れなどについては
質問が多くあがりました。

発災してまず開設されるのが指定避難所ですが、
福祉避難所はその後(少なくとも3日経過後)、指定避難所や、
自宅で過ごすのが困難となった人々が移動できるよう、
区の協定先福祉施設のうち支援の条件が整ったところに開設されます。
収容される人の把握、選定や、誘導の流れなどについて、
まだ具体的な決まりはなく、今後の整備が待たれるところです。
 
 
世田谷区では今後、先の台風被害で浮上した様々な課題について、
防災計画やマニュアル類の見直しが進められるとのことです。
 
 
この機会にあらためて、各家庭でも備えを点検し、
また、被災してしまった場合に障害者とその家族が
少しでも安心して過ごせるようにするにはどのようなことが必要かを、
行政に伝えていくことが大切だと実感しました。
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第39回区民ふれあいフェスタ ~障害のある人もない人もせたがやで共に生きる~

12月8日(日)、世田谷区民会館、世田谷区役所で
区民ふれあいフェスタが開催されました。

フェスタに先立ち
12月3日(火)より、区民会館ホワイエで
障害者週間記念作品展が開催され
心のこもった感性豊かな作品が展示されました。


当日は、世田谷区障害者記念区長表彰式から始まりました。
今年度は23名(自立生活者12名、自立努力者10名、
自立支援功労者1名)の方が表彰されました。
親の会が推薦した17名も胸を張って、堂々と
保坂区長からの表彰状を受け取っていました。


障害者団体・施設によるPRでは
安心ネットせたがや「セータとガーヤの気持ち伝え隊」が出演し
親の会の活動を紹介しました。


区役所中庭では
親の会成人部が、例年通り、中華まんとホットドリンクを
つながりラボが、倉田シェフによる「スペイン風ポトフ=コシード」を
販売しました。
冷気が漂う中、暖かい食べ物は喜ばれ、どちらも盛況でした。

来場いただきました皆さま、ご協力いただきました皆さま
ありがとうございました。

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教育部企業見学会 「株式会社 パソナハートフル」レポート

11月29日(金)、株式会社パソナハートフル見学会を開催しました。
 
 

「才能に障害はない」をコンセプトに
積極的に障害者雇用に取り組まれ、現在、
オフィス業務・アート村・アート工房・ゆめファーム・パン工房と、
様々な分野で多くの障害者が生き生きと活躍されています。

副社長の白岩様のお話の中で、障害があるからこそ、
適性のある業務があり、弱みと考えられがちな障害上の配慮点も
見方を変えれば、障害ゆえの強み(=才能)である、
それを生かした業務をマッチングすればいい、
というお考えに目から鱗が落ちる思いでした。

 
高等部の実習などをご担当されている教育チームの清水様のお話も
伺った後、各部署を見学させていただきました。
実際に働く姿を拝見し、その素晴らしさに驚くことばかりでしたが、
将来について具体的に考え、目標や希望をもつ貴重な機会となりました。
 
 
帰りには、参加者が1階のショップでアート工房やパン工房の商品を
楽しそうに購入する姿も見られました。
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