「セータとガーヤの気持ち伝え隊」出前授業 in 東玉川小学校
2024年2月2日、東玉川小学校の4年生へ向けて出前授業を行いました。
3~4時間目の授業時間を使っての講座。
4年生という年代は色々な事がわかるようになりできることも増えてきます。
他者への対応も確立してくる頃なので、
知的障害を知ってもらうには良い時期かと思います。
出前授業はいつものように小学生用のプログラムで進められました。
写真提供:東玉川小学校
知的障害とは?
どんなふうに見えてるの?
見え方聞こえ方の違い、
どうしてうまくできないの?
わかりやすい言葉って?
それぞれ体験を踏まえながら障害の不自由さをわかってもらいます。
約1時間半の授業の間には休憩を入れています。
次のワークに入る前にはキューピーの軽快な音楽で
体を動かし集中力を高めてから行いました。
長い講座の時には良いと思います。
その後は子どもたちが必ず大興奮して参加するピカピカ王国での寸劇。
ピカピカ王国での言葉の不自由さを先生に参加していただきながら体験します。
ピカ語の行き交う中で言葉の意味がわからず困っているピカチューのために
先生が一生懸命動いてくださる姿に子どもたちも
楽しみながら感じるものがあったようです。
先生のご感想の中で「とても不安だった」という言葉が聞けて、
そしてその言葉をそのまま子どもたちも受け取ってくれたことで、
寸劇の意図がご理解頂けたと感じました。
最後まで皆さんは熱心に参加してくださいました。
最後の感想や質問コーナーでは
「障害のある人の気持ちがわかった」
「今までどうやって接したらいいのかわからなかったけれど、
わかるようになりました」「優しく声をかけます」
と言ったご感想をたくさん頂き、私たち安心ネットの気持ちが伝わって
本当に一同嬉しく感激いたしました。
知的障害を持つ方達の色々な不自由さを、
小さなうちから少しでも理解してもらうことの大切さを、
あらためて感じさせられた今回の出前講座でした。
東玉川小学校ホームページの「最近の学校日記」の355で
出前授業の様子が紹介されています。