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第67回 世田谷区手をつなぐ親の会定期総会 報告

5月12日(金)、三茶しゃれなあどオリオンにて、
第67回手をつなぐ親の会定期総会が開催されました。

当会の会員数は1176名(2023年4月末)であり、
出席者92名、委任状627通の提出を受け、
規約第14条3項により総会が成立しました。

2022年度活動報告、監査報告、決算報告、2023年度活動計画、
予算、役員承認まで全ての議案について、
賛成多数により承認され、無事に終了いたしました。

今年度は、4年ぶりに関係各事業所をお招きして
自主生産品販売会も併せて催されました。
参加者の方々はお買い物をしながら交流を楽しまれていました。

総会後は、東京リハビリテーションセンター世田谷
障害副統括施設長 兼 障害成人部門施設長、和田真吾氏による講演
「東京リハビリテーションセンター世田谷(障害者支援事業)
開設5年目を迎えて~地域移行に向けての実践と展望」
が行われました。参加者は89名でした。

5年前に世田谷区の拠点施設として誕生した東リハの、
特に知的障害者入所施設における現在の取り組みや課題、
今後の展望について、時間枠いっぱいにお話しいただきました。

課題については、例えば、特に自閉症の入所者に対する地域移行支援には
困難があるということなどが明かされました。
また、新しい取り組みとして、現在の通所先を継続しながら利用できる
入所体験ユニットの設置なども紹介してくださいました。

東リハは、設立以来、あまり情報共有の機会がなく
ベールに包まれているように感じられてきましたが、
和田施設長から直にお話を聴けたことで、
まずは東リハと当会の間に繋がりが生まれたことに、
深く意義を感じられたひとときでした。