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Setagayaアミーゴ 2022年度交流イベント

11月23日(水・祝日)、Setagayaアミーゴ発足の記念日に、
3年ぶりの交流イベントが開催されました。

「心もからだもリフレッシュ!みんなで楽しもう!!」と題して、
ダンス、〇×クイズ、なんでもバスケットを楽しんだこのイベントは、
今年度から始まった実行委員制により、障害のある本人たちによる
実行委員を中心に企画、実行されました。

当日、会場である区立保健医療福祉プラザの実習室には
参加者16名、実行委員9名、親の会役員など9名が集まり、
ダンスの講師として木原丹先生をお迎えして、
総勢35名が集まるイベントとなりました。

今年度、初めてイベント実行委員を公募し、
7月から実行委員を中心に準備を開始、何をやりたいか、
どうやってやるか、そのために自分は何をするかなど、
自分たちで話し合いながら進めてきました。

木原先生はダンス講師として知的障害を持つ本人向けに
ダンスレッスンを行っており、なによりも楽しむこと、
そして個性を伸ばし、心身がワクワクするレッスンを
モットーにしていらっしゃいます。

まずは、先生と数人の参加者によるダンスの
デモンストレーションからスタート。
その後、ストレッチを行い、全員マスク着用ではありましたが、
みんなそれぞれ思いっきり踊りました。


休憩後はいつも大人気の〇×クイズ、そして、今回初めての
なんでもバスケットもたっぷり楽しむことができました。


コロナ禍の下では、みんなで集まること、
いっしょに楽しむことができませんでしたが、
ようやく集まって楽しい時間を共に過ごせたことを喜び合えた、
楽しいイベントとなりました。

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高等部保護者による作業体験 白梅福祉作業所

11月18日に就労継続支援事業B型を運営している
白梅福祉作業所さんで作業体験をさせていただきました。



豪徳寺駅・梅ヶ丘駅から徒歩5分の
世田谷区児童相談所(以前の世田谷区総合福祉センター)の前にあり、
閑静な住宅街で電車のアクセスも良い場所にあります。

3階建ての建物で38名の利用者さんが在籍し、
2階は比較的若い方・1階は比較的高齢の方が作業していらっしゃいます。
3階は松原けやき寮になっています。

作業内容は、封入・箱入れ・ねじ入れ・公園清掃
お菓子の生産(クッキー・マドレーヌなど)
オリジナルハンカチの刺繍と縫製・さをり織りなどがあります。
さをり織りは業者にお願いして、
ハンドバッグやマフラーに加工してもらい、販売しています。
路面店を併設し、気軽に自主生産品を購入することも可能です。

この日は、羽根木公園の落ち葉掃きを体験させていただきました。
小春日和のとてもポカポカとしたよいお天気の中、
歩いて羽根木公園に向かいました。
羽根木公園に着くまで、利用者さんとの会話に花が咲き、
楽しい会話で心がほっこりと温かい気持ちになりました。

羽根木公園に着くと、利用者の皆さんは、
黙々とほうきと熊手を使って、落ち葉を掃き集め、
たくさんのイチョウの落ち葉で黄色に染まった公園が、
あっという間に綺麗になりました。綺麗になった公園を見ると、
すがすがしい爽快感や達成感を感じました。

白梅福祉作業所さんでは、余暇活動としてウォーキング・フットベース
合唱・エイサー・三味線演奏・絵画教室など、多岐にわたる活動があり、
利用者さんのリフレッシュや楽しみの一つとなっているそうです。
特に三味線は、とても有名な先生からご指導いただいて、
廊下一面に並んだ三味線は圧巻でした。
絵画教室では、利用者さんが描いた絵画で素晴らしい物があれば、
商品化しているそうです。

民営であるため、随時入所可能で、
年度の途中でも入所することができるのが、大きな特徴だそうです。
就労先は、お仕事の内容も、もちろん、重要ですが、
余暇活動としてどんなことができるのかも、
心のよりどころとして、とても大切だと感じました。

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高等部保護者による作業体験 世田谷更生館

11月17日に就労移行支援事業・就労継続支援事業B型を運営している
世田谷更生館さんで作業体験をさせていただきました。


サービス管理責任者の方が優しい笑顔で出迎えてくださり、
施設や作業内容について詳しくご説明いただきました。

現在、就労移行支援事業に1名・就労継続支援事業B型に61名の
計62名の利用者さんが在籍し、
・機械ユニットの組み立て
・アロマオイル等の商品作成とラッピング
・缶バッジやメールの封入と封緘
・化粧品等のピッキングと出荷準備
・風船加工や洋菓子の箱折り
など、多岐にわたる作業をしています。

職員の皆さんは全部で11名、
その中に職業指導員6名と生活指導員3名に分かれ、
利用者さんの指導にあたっているのが大きな特徴だそうです。
職業指導員は作業内容を、生活指導員は生活面をと、
担当を分けて指導することで、
利用者さんのニーズに応じたきめ細やかな支援が
提供できているとのことです。

今回、たくさんある作業の中で、
機械ユニットの組み立てと
缶バッジの封入と封緘作業を
体験させていただきました。

機械ユニットの組み立ては、
まず、沢山ある棚の中からビスを選び、
部品(ビスやその他)・治具(ドライバー)を確認し、
工程表に記入してから作業が始まりました。



一つの工程を終えるごとに、
職業指導員さんが丁寧に確認・指導してくださったので、
とても安心して作業することができました。

今回、電動ドリルを使った組み立て作業も
体験させていただきました。
初めての電動ドリルを使っての作業でしたが、
職業指導員さんの優しいお声がけと見守りで
楽しく作業することができました。


利用者の皆さんが黙々と真剣に作業している姿にも
とても感動しました。

落ち着いた雰囲気の中に安心感があり、
職員の皆さんの温かい指導や見守りのお陰だと
感じました。


また、世田谷更生館さんは、お昼が給食とのこと、
栄養面や健康が気になる利用者さんにとっては、
とても安心だと感じました。


実際に作業体験してみると、学生生活のうちに
どんなことを家庭でフォローできるのか考えさせられ、
とても有意義な時間となりました。

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2022年度バス施設見学「久右衛門邸」 報告

さわやかな秋を迎え、11月11日(金)、22日(火)の2日間に分けて、
3年ぶりのバス施設見学が実施されました。

今回の見学先は、日本初の知的・精神障害者が働く
福祉のチョコレート工房「ショコラボ」を立ち上げ、
10年の実績を有する一般社団法人AOHが運営する
古民家レストラン「久右衛門邸」。



レストラン事業を通じて、
障害者の社会参加や就労の機会を提供することで、
よりよい社会を目指すというコンセプトのもと、
今年5月に江戸時代の築200年近い古民家を改修して、
福祉のフレンチレストランとしてオープンしました。



敷地600坪、横浜の市街地にほど近いながらも、
自然豊かな里山に囲まれた、恵まれた環境のなか、
一見、素敵なフレンチレストランですが、
障害者の就労支援ができる福祉事業所
=軽作業などを通じて就労訓練を行う
「就労継続支援B型」事業所なのです。

バリアフリー化された敷地内では
納屋を利用したカフェ、セレクトショップも企画され、
障害者は庭園の清掃、
食事の際に使われる布製のナプキンを畳んで成型するなどの
軽作業に従事しながら、就労スキルを高めているそうです。

見学当日、参加者は各日14名と11名、
両日共、暖かく穏やかな晴天に恵まれ、
マイクロバスはスムーズに現地に到着。
食事が始まるまでは、秋の庭園、里山を散策したり、
納屋カフェのショップでおみやげにショコラボの製品を購入したりと
各々楽しい時間を過ごしました。

そしていよいよ食事の時間、ここで供されるのは、
里山で採取した食材も活用、和のテイストも盛り込まれた
箸で頂けるフレンチのコース料理。
5品の料理はどれも素材の美味しさが活かされ、
味も見目も素晴らしいものでした。


食事のあとは、伊藤紀幸代表がお出で下さり、
お忙しいなか、久右衛門邸の成り立ち、
運営に携わるにあたっての思いなどについて丁寧にお話下さいました。

これまで私たちがよく知るいわゆるB型作業所とは異なる
このような施設が実際に作られ、
そこで、将来のためのスキルアップを目指す
利用者の方々が活躍していることは、
見学させて頂いた私たちにとって、
大きな学びとなり、また、希望となりました。

そして、まさに「自分へのご褒美が社会貢献になるレストラン」
というコンセプトを実感する一日となりました。



これまでコロナ禍のもと、状況を見計らっては
見送ることの繰り返しだったバス施設見学、
ようやく実施できたのは、参加して下さった
皆様があってこそでもありました。

皆さま、ありがとうございました。

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高等部保護者による作業体験 用賀福祉作業所

11月2日に、就労継続B型 社会福祉法人 せたがや樫の木会 
用賀福祉作業所さんへ作業体験に伺いました。
東急田園都市線用賀駅から徒歩5分と、
電車でも通いやすい場所にあります。

施設内では、10代から60代までの利用者さんが、
コロナ禍で密を避ける工夫をされた環境で、
それぞれのお仕事に真剣に取り組まれている姿が
とても印象的です。

様々な受託作業の中から、製品を入れる袋に
ラベルを貼るお仕事を体験させていただきました。
表裏に別々のラベルを貼る作業で、
上下や位置などに気を付けながら進めていきます。

利用者さんが、丁寧に根気強く作業をされていることに
感心すると同時に、職員の方が必要なタイミングで
声掛け等をされていて、見守られている安心感がありました。

また自主生産品として、衣類やバック、生活雑貨などの
ステンシル製品と食器タワシ製品があります。

実際にステンシル作業をみせていただきましたが、
小さな部分に丁寧にステンシルしていく繊細な作業です。
デザインや色など利用者さんが決めているそうで、
とても素敵な製品に仕上がっていました。



フラワーボンボンという食器タワシは、
ナイロンチュールを使って縫った
お花のような可愛らしい製品です。

 

就労に当たり、大切なことの一つは
作業に取り組む姿勢で、お仕事に対する意欲があることという
施設長様のお話がとても印象に残りました。
様々なお話を伺い、これから就労する我が子にとても参考になりました。

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株式会社 大正オーディット様から寄付金をいただきました

株式会社大正オーディット様からの区内の福祉団体への寄付の申し出について
世田谷区障害福祉部を通して
世田谷区手をつなぐ親の会も申請しましたところ
9月に多額のご寄付を賜りました。

大正オーディット様へのお礼として、世田谷区障害福祉部主催で
感謝の意を示す場を設定
代表取締役の千葉豊喜様をお招きして
11月1日 区役所ブライトホールにて開催
保坂区長、仲立ちくださったあべ力也世田谷区議会議員はじめ
区の関係者、そして、寄付をいただいた各団体から代表者が出席
順番に千葉様に感謝の気持ちをお伝えしました。



親の会は、渡部会長が寄付に対するお礼の言葉と併せて
千葉様に感謝状をお渡ししました。

 

 

 

 


大正オーディット様
この度は多大なご寄付を賜りありがとうございました。
いただきました寄付金は、より充実した会の活動を継続していくために
使わせていただきます。

 

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世田谷区制施行90周年記念表彰・記念イベント
上原明子さま、功労表彰受賞おめでとうございます!

10月16日(日)、昭和女子大学一見記念講堂にて、
今日の世田谷区の発展を支えていただいた功労者の方々に
感謝と敬意をお伝えする記念式典と
区制施行90周年を盛り上げるイベント
~世田谷の夢を奏でよう~が開催されました。

当日の様子は以下のリンクをご覧ください。
TOKYO MX配信動画『区制施行90年を迎えた世田谷区で記念式典』
世田谷区公式ホームぺージ掲載記事


 

★当日配布された記念ロゴ入りのトートは白梅福祉作業所製でした。
★世田谷区が配信する『世田谷区制施行90周年記念動画』(YouTube)

記念表彰に先立ち、親の会にも候補者推薦のお話があり、
現顧問の上原明子氏を推薦しましたところ
社会福祉部門で功労表彰受賞者に選ばれました。

招待の上原氏は、記念式典・記念イベントに出席、
親の会からも2名がお祝いに参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 



上原氏は親の会の副会長、会長を務められ、
この間、率先して権利擁護活動に取組まれた他
障害理解啓発・広報・本人活動支援等、
多くの新たな活動を推進されました。
また、社会福祉法人せたがや樫の木会の設立にも尽力されました。
現在も、親の会とは異なる立ち位置から
障害者の地域生活を支える取組みを続けられる一方、
顧問として、親の会の活動を見守ってくださっています。

親の会としても感謝と敬意をこめて、
お祝いの気持ちを表したいと思います。

上原明子さま、おめでとうございます!

 

 

 

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「セータとガーヤの気持ち伝え隊」 国士館大学にて出前講座

10月13日夜、国士舘大学で開かれた
勉強会「地域でボランティアをやってみよう!」にて、
今年も気持ち伝え隊による出前講座を行いました。

 

 

 

 

 

 


季節が急に早まった様な肌寒い雨の日にも
関わらず、多くの学生さんに参加して頂きました。
私達の話に耳を傾け、時に頷きながら熱心に
聴いてくれる姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

 


また擬似体験の場面では、悪戦苦闘しながらも
一生懸命挑戦されていました。
学生の皆さんの持つ素直で明るい雰囲気に
こちらまで楽しい気持ちになりました。

 

 

 

 

 




これからの社会を担う若い方々の心の中に
障がい者への理解や関心が少しでも深まることを
隊員一同期待する講座となりました。

 

 

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「第40回 世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展」を終えて

9月26日~10月12日、区役所第二庁舎一階ロビーにて
「第40回 世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展」
を開催しました。



小・中学校特別支援学級、特別支援学校、高等部などの
児童生徒が制作した絵画や書道など、合計280点の力作が集まりました。

会期中は区役所に立ち寄られた多くの皆さまに足を止めていただき、
個性あふれる作品を見ていただくことができました。
「ロビーに花が咲いたよう」と嬉しいお言葉もいただきました。



関係各所の方々にご理解、ご協力をいただき、
コロナ禍における対策を取りながら
2年ぶりに会場開催できたことを、心よりお礼申し上げます。

開催にあたり、作品の制作や展示にご協力いただきました先生方、
保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

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高等部施設見学 千歳台福祉園

10 月6日千歳台福祉園へ施設見学に行きました。
3 階建ての建物で1階は地区会館、1 階の一部と 2 階3階が
福祉園となっているのでとても地域に馴染んだ施設という印象でした。

作業時間にお邪魔したのですが、利用者さんが取り組んでいる
スウェーデン刺繍の美しさに圧倒されました。凄い!素敵!と感激していると
施設長が「この方も最初から出来た訳では無くて10 年以上毎日取り組んできて
出来るようになっています。」と教えてくださいました。
利用者さんの継続の力と職員さんの成長の過程を見守り応援する姿がそこにあり、
家庭以外で子供が 成長できる場を提供して頂いている事に改めて感謝しました。

給食も利用者さん職員さん共に楽しみにしている時間で、
主菜が選択できる様になっています。自分で選択出来る環境を用意することにより、
自ら考えて行動出来る様にとの狙いもあるそう です。
どちらか一つを選ぶのは丁度よい選択だし嬉しいですね。

クラブ活動もされていて、職員さん達の前職のスキルや趣味を活かして
生き物クラブ(園芸やメダカ飼育)運動クラブ(ひたすら身体を動かすマッチョ系)
音楽クラブ等をされていてお話を 聞いただけでも楽しそうでした。

利用者さんが楽しみにしておられる宿泊イベントや外出プログラムも開催されていて、
施設長は常にこれでいいのか自問自答しながらとおっしゃっていましたが、
安定して笑顔で過ごす利用者さんと寄り添う職員さん達の姿は心身ともに
健康そうでコロナ禍の希望の光を見たよう でした。

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