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高等部施設見学会 にこにこみやさか

令和3年7月1日、2日の二日間、
生活介護施設「にこにこみやさか」にて施設見学会を行いました。
こちらの施設では利用者さんにとって「第2のお家」を
目指していらっしゃいます。



見学させていただき、詳しくお話を伺った一部をご紹介します。
創作活動として「水引細工」「ハワイアンリボン」「SAORI織り」など、
アクティビティとして農業体験やボッチャ、ウォーキングや
個別トレーニング、卓球、調理など様々な活動に取り組まれています。



また音楽療法やスヌーズレン、映画鑑賞など
リラクゼーションの時間も大切にされていらっしゃるとのこと。
利用者さんの表情からもアットホームな雰囲気がよくわかりました。
開放的な広い空間と個別に支援できる個室設備、
バリアフリー化された清潔なトイレに感激して見学を終えました。



生活介護施設に興味のある方はぜひ見学されてみてください。
利用者さんの作品を購入することもできます。

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教育部 中学校紹介を開催 

7月6日総合福祉センター後利用施設にて
Zoomによる「中学校紹介」を開催し、
約50名の会員が参加しました。

都立特別支援学校2校からは先生、
区内5校の支援学級と区外の私立特別支援学校1校からは
保護者に来場、またはリモート出演していただき、
各校の特徴や行事、授業内容について
資料にそって説明をしていただきました。

質疑は当日チャットでも受け付けるなど、
生の学校情報を入手する貴重な機会になったことと思います。

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高等部施設見学会 コイノニアかみきた


令和3年6月28日、29日参加者計7名

コイノニアかみきた」「グループホームこいのにあ」は
2018年に都有地活用福祉整備事業として開設されました。
生活介護、就労継続支援B型、グループホームが併設されています。

1階のエントランスには水耕栽培の施設があり
LEDのライトがとてもカラフルで人目を引きます。
高等部を卒業されたばかりの方が真剣な眼差しで
栽培の作業をする所を見学させていただきました。


また、1階には「いっちょうめパン」と喫茶スペースがあり、
そこではパンの製造、水耕栽培野菜の販売をしています。
見学の帰りに、パンを購入したときに感じたのですが、
衛生面に気をつけながら手際よくパンを袋にしまう作業が
丁寧で素晴らしいなぁ、と感心しました。

2階では生活介護の方が工芸品を制作していました。
7月に行われる夏祭り用の飾りを皆さんで楽しそうに作っていました。



3階のグループホームの部屋も見学させていただきました。
日中、利用者さんは就労のため皆さん外出されていました。
炊事スペース、バス、ランドリースペースなどは
どれも生活動線に合わせた使いやすい作りになっていました。

コイノニアはギリシャ語で「集う」という意味だそうです。
「いっちょうめパン」には地域の方が次々といらして大盛況でした。
これからも、コイノニアかみきたさんが地域に開かれた施設として
近隣住民の方と利用者さんが交流し、
集う場所であり続けることを期待しています。

(写真は、「コイノニアかみきた」「グループホームこいのにあ」HPからの複写)

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高等部施設見学会 世田谷福祉作業所

世田谷福祉作業所は令和2年4月都営住宅の建て替え工事に伴い
50メール程西側にある新しい建物に移転しました。

現在、就労継続支援B型事業の利用者は45名、
就労移行支援事業利用者1名、
生活介護事業利用者6名の方が施設を利用されています。

館内の作りは更衣室やトイレなど生活動線を考えた
使いやすい造りになっています。
建物の南側は公園でとても明るく緑豊かな環境の中にあります。

 

▲ 入り口を入って正面に飾ってありました。
 

世田谷福祉作業では、世田谷福祉作業所のみんな、
世田谷区にいる人たち、世の中の人たち、みんながハッピーを願って、
「しあわ世のもりあわせ」のブランドを立ち上げ、
おしゃれなロゴも作製されました。

利用者のみなさんがマスキングテープを貼り併せて
作った作品とロゴのコラボ。
温かみのある素敵な一つの作品となっていて、
とても印象に残りました。

リスタート2年目の現在は
利用者さんの特性などを手探りで見つけながら
より良い作業所を目指している段階のようです。
生き生きと作業に取り組む利用者さんの姿がとても印象的でした。
今後の展開が期待されます。

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世田谷区手をつなぐ親の会 第65回定期総会報告

5月7日、開催を予定していました第65回定期総会ですが、3回目の緊急事態宣言発出により、
昨年に続き、三茶しゃれなあどでの開催を中止、書面開催での実施になりました。

会員数1260名(2021年4月末)中、760名の方から委任状を提出いただき、
議案はすべて承認、無事終了の運びとなりました。

コロナの影響でこれまでの活動を大幅に制限せざる得なかった1年の経験を踏まえ、
今年度は、社会情勢も見ながら、臨機応変に対応していくことになります。
会員の皆さま、これまで同様、活動へのご協力をお願いします。


2021年度活動計画より
■ ■ ■ 活動の重点項目 ■ ■ ■

1.会員には、障害者に関する施策や情報を的確に伝えます。
2.世田谷区で安心して暮らしていけるよう会員の様々なニーズを
 把握して、行政に以下のことを要望します。
 (1)親と子の高齢化対策について
  ①多様な住まいの場の増設
  ②福祉人材の確保対策
  ③一人暮らしの障害者への支援
  ④地域生活支援拠点の計画推進
 (2)障害者本人が安心して生活できる仕組みづくり
   ①日中活動施設の増設
   ②移動支援の拡充
   ③就労定着支援の推進
   ④医療機関の支援体制
   ⑤成人期の余暇活動推進
 (3)学齢期の障害児に対する支援
 (4)相談支援体制の充実とライフステージに合わせた相談支援の確立
3.差別解消法における地域支援協議会を実効性のあるものへ
4.知的障害者への理解啓発を推進し、共生社会の実現を目指した活動

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

総会終了後に予定していた総会記念講演会について

障害者差別解消法に向けた世田谷区の取組み状況
   ~知的障害者が「ヘルプ」を求めるために必要なことって?~

お二人の講師には、後日、親の会事務所にて講演内容を
録画させて頂きました。
会員限定で近く配信予定です。
詳しくは、6月配布の親の会だよりでご確認ください。

 

 

 

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高等部・教育部合同勉強会レポート
又村あおい先生講演『今から備える成人期 ~知っておきたい基礎知識~』

2月22日(月)、又村あおい先生をお迎えし
高等部・教育部合同勉強会
『今から備える成人期 ~知っておきたい基礎知識~』
を会場・Zoom併用で開催いたしました。

当日は、教育部、高等部、成人部、非会員の方
合わせて約50名の参加があり、
①福祉サービス 
②ライフステージに応じた「お金」のこと
③成年後見制度について
等のテーマについてわかりやすく
かつ具体的にお話しいただきました。
また、ご都合がつかない方向けに
期間限定の動画配信を行い、
約30名の方々にお申し込みをいただきました。


学齢期の今からでも取り組めることとして、
ショートステイの利用を体験してみることや
相談員と繋がっておくと良いことなど
有意義なアドバイスをいただきました。

また、具体的に知る機会の少ないお金の備えについて
高等部卒業後の進路や
年金の有無・親の年齢と子どもの年齢に応じた試算を
ご紹介いただき、たいへん参考になりました。


◆参加者アンケート 抜粋◆

福祉サービス、就労、障害基礎年金、 
   親なき後にどれくらいお金が必要か、
 成年後見人制度などについて
   とてもコンパクトにわかりやすく
 説明していただけたので、
 中身の濃い充実した勉強会になりました。

先の話だと思っていたし、
   今目の前にある課題が山積みで
   お金のことや制度について考える事を後回しにしてきましたが、
   今知れて良かったことがたくさんありました。

今から利用できる福祉サービスを使うことも
   制度の理解や将来もスムーズに使うことに
   繋がることがわかりましたので、
   検討していきたいと思います。

学齢期後の生活のイメージは描けていなかったのですが、
   現実的なお話を聞けてたいへん勉強になりました。
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セータとガーヤの気持ち伝え隊
玉川ボランティアビューローにて出前オンライン講座

3月4日、玉川ボランティアビューロー主催
「サポートを求めている子どもに寄り添うボランティア養成講座」
に講師として参加しました。

毎年恒例の講座ですが、今回は初のオンライン開催、
我が「気持ち伝え隊」にとって記念すべき
Zoom講座デビューとなりました。

 

当日は、玉川ビューローにて、メンバーが交代でPCに向かい、
画面の向こうの参加者に、いつものように様々な
知的障害疑似体験のワークをしてもらいました。

画面共有機能で、加工した画像を見せ、
障害特有の「見え方」を体験してもらったり、
絵を描くワークでは、各々の作品を
Zoomのタイル状の画面で一斉に見せてもらったりなど、
オンラインならではの利点も活かすことができたと思います。

最後はブレイクアウトルームという機能を使って
少人数でのグループトークを行い、
疑似体験の感想を伺ったり質問や相談にお答えしたりなど
参加者の方と直接交流できたことはメンバーの励みになりました。

今回は玉川ビューロースタッフの方々の
全面的なサポートをいただきながらの実施でしたが、
オンラインの良さと可能性を実感することができました。

リアルでの講座開催がなかなか難しい現状、
活動を進めていくためにはリモートの取り組みは避けられません。
今後も柔軟にキャラバンのご依頼に対応していきたいと思いますので、
お声かけをお待ちしています。

 

 

 

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教育部 会場とオンラインで「会員茶話会」開催

1月28日(木)、総合福祉センター後利用施設会議室にて、
『会員茶話会』を開催し、会場とZoom合わせて約20名の
参加がありました。


Zoomでは、ブレイクアウトルーム機能を使って
3~4名のグループに分かれ、各自お茶などをいただきながら、
進路・進学、学校生活のことなどについて、気軽におしゃべりを
楽しみました。
途中でグループのメンバーを変えたり、最後は全員で話したり、
和やかな時間を過ごしました。

 

 参加された方から寄せられた感想です。

初めての方とZoomでお話しするのは少し緊張しましたが、
  共通の話題で盛り上がり、とても楽しい時間を過ごすことが
  できました。
 
先輩お母さまから、高等部や受験についてのお話を伺えて、
  たいへん為になりました。

最近、ゆっくり話せる時間がなかったので、画面越しに
  色々おしゃべりできて 良い気分転換になりました!
  ありがとうございました。
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地域会2020レポート
〜もし本人が、家族が新型コロナウイルスに感染したら?〜

障害者の家族、あるいは本人が 新型コロナウイルスに感染したら
果たしてどうなってしまうのだろう・・・
今回は会員の皆さんから多く寄せられた不安をテーマに、
2020年度の地域会を開催しました。

12/3(木)玉川地域会からスタートし、12/7(月)世田谷・北沢地域会、
12/18(金)砧・烏山地域会はそれぞれ合同で行い、3会場での開催となりました。

 

玉川地域会レポート

今年度の地域会は、12/3(木) 10:30~玉川区民会館集会室Aにて開催。
まさに新型コロナウィルスの第三波感染拡大のさなか、
玉川総合支所保健福祉課障害支援担当 佐藤雅一係長をお招きし、
障害者本人や家族がコロナに感染してしまったらどうなるのか 現状を
知ることをテーマに掲げました。参加人数は、役員含め20名。

 

 

 

 

 

 

 

まず佐藤係長から世田谷区のコロナの相談の流れや障害者に関連
する対応について説明を頂き、その後質疑応答が行われました。
参加者からは活発に質問があがり、玉川地域の身近な支援窓口で
ある保健福祉課に、私たち障害者家族と本人たちの抱える深刻な
不安やニーズを共有して頂く、貴重な交流の場となりました。

 

 

 

 

⇐クリックしてPDFも
ご覧いただけます

 

いまのところは、本人が陽性となった際の入院先も、介護者である
家族が入院することになった場合の本人の預け先も、その時点で
ケースバイケースの対応をするしかないのが現状であるようです。

ただ、世田谷区にも本人たちの過ごせる専門施設の整備が
検討されつつあるなど、少しずつ光明がみえてきました。

また、いざというときに必要な福祉支援(ショートステイや居宅介護など)に
本人をつなげるための窓口については、私たちの最も身近な保健福祉課の
ケースワーカーが担ってくださるということの確認もできました。

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ終息が見えないコロナ禍の中で、行政の対応状況の
事実確認ができ、課題を共有したことで、私たちの感じている
漠然とした不安がわずかながらでも和らげられたことは、
今回の地域会の確かな成果であるように感じられました。

 

世田谷・北沢地域会レポート

地域会第2弾は、12/7(月) 10:30~  総合福祉センター
後利用施設AB会議室にて開催。寒さが厳しくなり湿度が
低下し、経済活性を図ったGoToキャンペーンの影響もある
のか、日々コロナ感染者が増える状況ではありましたが、
換気&消毒を徹底した中、北沢総合支所保健福祉課障害支援
担当、田邊ミカ係長をお迎えして、二地域合同の地域会が
行われました。参加人数は17名。

 

 

 

 

 

 

 

参加者の自己紹介後、田邊係長よりコロナに感染したかな?
という時の取るべき初動について説明を頂き、
その後は事前にあがった質問に答える形で進行されました。

皆の最大の関心事は、“家族が入院した時の本人の処遇”
でしたが、その場合はケースワーカーを交えて善処して
頂けるとのお話で皆一安心いたしました。

また万一に備えて、日頃より家族として感染対策は元より、
日々の本人の行動を把握し、いざと言う時に本人に代わって
説明出来るようしておくことが大切とお話いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

田邊係長と参加者で貴重な情報を共有出来、大変
大きな収穫のある有意義な時間となりました。
皆がコロナに感染せず過ごせるよう願いたいものです。

 

砧・烏山地域会レポート

12月18日(金)、砧・烏山合同地域会が、
砧総合支所E集会室で開かれました。

砧総合支所保健福祉課障害支援担当、
櫻井義久係長をお迎えし、親の会からは22名が参加。
渡部会長の挨拶に続いて、
参加者が自己紹介とコロナ禍での子どもの様子などを報告。
前日17日、新型コロナの都の新規感染者が過去最高の822名だったこともあり、
不安の声がたくさん聞かれました。

櫻井係長から
1.世田谷区の感染状況
2.新型コロナウィルス感染症に関する相談方法
3.世田谷区のコロナ対策
の順で説明をいただき、
最後に質疑応答、意見交換を行いました。

 

世田谷区の感染状況について
 
12月16日付の区の新規感染者は56人。
15日は55人と、依然感染が広がっています。
陽性者状況は入院121人、宿泊施設療養105人、自宅療養161人。
累計では3994人(死者23人)。
年代別では20代、30代、40代、50代の順に多く、
年代も男女比も全国的な傾向と同じでした。
 
※最新の区内の感染状況については世田谷区HPをご参照ください。

 

■  新型コロナウィルス感染症に関する相談方法ついて
 
インフルエンザの流行期に入ったことから
11月1日から相談方法が変わりました。
かかりつけ医がいる場合はまず電話でかかりつけ医に相談。
いない場合は発熱相談センターに、
症状がない場合も相談窓口に電話で相談し、
不安を抱え込まないようにとのお話でした。


 

 

 

クリックして拡大してご覧ください。

 

 

■ 世田谷区のコロナ対策について

★クラスターを未然に防ぐための、介護事業所、障害者施設、
幼児関係(保育園、幼稚園等)、学校関係の職員(入所施設では利用者含む)
を対象に、社会的検査(PCR検査)を10月から、
障害者施設関係者は12月から実施。
★在宅陽性者整備事業
在宅介護者の家族に感染者が出た場合、
区内の借り上げ施設で高齢者・障害者を一時的に受け入れる
★移動支援事業の特例
移動支援の利用を自粛せざる得ない場合、
居宅で行った介助や見守りについて
支給時間内で算定される(希望者は事業者に相談)

※世田谷区のコロナ対策の概要については世田谷区HPをご参照ください。
新型コロナウイルス感染症に関するまとめ 

 

質疑応答・意見交換・参加者より

★感染した場合・・・
本人の状態をよく知っているケースワーカーに連絡
砧保健福祉課にはこれまで相談が4件寄せられましたが、
本人も家族も陰性でした。

★PCR検査で同居家族が陽性、本人が陰性の場合・・・
各々の状況に応じて対応
相談の1件では、計画相談担当者と相談しながら
空き施設での対応を進めていましたが、
結果的に本人・家族とも陰性でした。
他区では、両親が陽性、本人が陰性のケースで、
状況を考慮して3人同じ病院に入院できた例があるそうです。
感染者増で今後どうなるかはわかりませんが、
本人のみ残る場合の施設での預かり事業の
早期実現を目指しているとのことです。

★参加者より
感染予防は勿論ですが、万が一に備えて、
今私たちができることとして、
「感染したらどうするかを家族でよく話し合っておく」
「不安なことは専門機関に事前に相談しておく」
「親が感染した場合に備えて、
子どものことをわかってもらえるように書いたものや
相談先の電話番号などをすぐわかる場所に用意しておく」
「関係電話番号は冷蔵庫に貼っておくのもよいのでは?」
参加者から活発な意見もでて、大変有意義な会でした。

 

 

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障害者週間記念作品展を終えて ~親の会から出展した作品のご紹介~

今年のふれあいフェスタは
新型コロナウイルス感染拡大を考慮して、
障害者週間記念作品展のみが
保険医療福祉総合プラザの1階カフェスペースにて
12月1日(火)〜6日(日)に無事開催されました。

今年度、会員の協力の下、親の会からは7つの作品を出展。
どの作品も個性豊かで素晴らしいです。
皆さまにパワーを与えてくれるのではないかと期待して、
一つ一つの力作を紹介します。
どうぞご覧ください。






 

今回の作品展では通所施設経由で出展された
会員の子どもたちの作品も多く展示されました。
こちらも力作揃いのパワーあふれる作品で、
親の会HPで紹介できないのが残念です。

 

「ふれあいフェスタ@ソーシャルディスタンス」
「みんなでいまできることをしよう!」他 複数のテーマで
今年度は規模を縮小して準備されたふれあいフェスタですが、
第40回を記念して寄せ書きを募集したところ、
たくさんのメッセージが届きました。

皆さまのご協力に感謝いたします。

 

 

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