各地域で地区会を開催しました レポートはこちらから
「災害時の避難と支援を考える~困りごとを地域に伝える」をテーマに
今年も地区会を開催しました。
各地域の実施の様子をブログにアップ。
レポートの内容に各地域の特色があらわれています。
こちらからご覧ください。
12/17(火)砧地域
砧総合支所 地域振興課地域振興 防災担当 長谷川真一係長をお招きして、
わくわく祖師谷2階地域交流室で開催しました。
参加人数は役員も含め17名。
・土砂災害ハザードマップ
・洪水ハザードマップ
・災害時区民行動マニュアル
・東京くらし防災
砧地域には野川・仙川があり、
多摩川のような大きな河川に比べて
中小河川は、あっという間に水が溢れるので
様子を見ていたりすると危険!!
上へ上へと、高台への避難が大切とのことでした。
2㎞を開けずに点在しているということ
また避難所として指定された学校でも
給水を受けられるところもあることを知りました。
質疑応答時、参加者からは
障害者に特化した情報を求める声が上がりました。
再確認する良い機会になりました。
12/12(木)北沢地域
地域振興・防災担当 河野敏弘係長を講師にお迎えして
松原6丁目福祉施設にて開催しました。
参加人数は役員含めて16名。
災害に備えて出来ること等をお話いただきました。
木造住宅が密集し、古くより土地利用されているので、
あとからの土地計画が進まずに狭い道路が多い為、
火災危険度や災害活動困難度が高い
という地域特性があるとのことをまず伺いました。
資料を参考にしながら確認しました。
・自分の家族に必要なものの用意
・緊急時の連絡先は携帯に頼らず記憶
・避難所と避難所までの経路確認
・消火器場所の確認
・区のメール配信サービスやtwitter、街つくりセンターの活用
・ハザードマップの確認
★慌てず自分の置かれた状況を冷静に判断し
的確に行動することが大切
「通勤、通所途中での災害遭遇が一番心配」
と課題も上がりました。
11/29(木)烏山地域
烏山総合支所地域振興課、地域振興・防災担当 野原圭係長を講師にお迎えして、
烏山区民センター会議室にて開催、
世田谷区の防災全般についての説明と、
台風19号の災害時に現場で対応したお話を伺いました。
参加人数は役員を含め16名。
全ページをご覧いただけます
地震と被害についての概要を伺いながら
「世田谷区防災マップ」で一時集合所、
広域避難場所、指定避難所を確認しました。
避難所はどれかが優先されるということではなく
家族で事前にどこへ避難するのかを
話し合って決めておくことが重要とのことでした。
自宅が安全に住むことが出来るなら
「在宅避難」という選択があり、
避難所の避難者カードに在宅避難している旨を
記入出来るとご説明いただきました。
中でも我が子が通っている作業所が福祉避難所ではないことで
災害時の行き先について心配する声が聞かれました。
「事前に情報の取得方法を取捨選択しておくこと」が大切だと伺いました。
烏山避難場所には家にいても不安だという方が
多く避難されたそうですが
避難者同士のコミュニケーションがとれたことで、
精神的に安心できたという感想があったそうです。
野原係長には、
今後もこのような機会があれば協力しますと言っていただきました。
各自が事前に準備出来ることを確認し、
世田谷区の災害対策や地域の防災訓練について知った上で、
私たちが心配している様々な状況を行政にお伝えし、
今後検討していただくことを確認できた会となりました。
世田谷区防災マップリンク
11/28(水)世田谷地域
世田谷総合支所地域振興課、地域振興・防災担当 笹原達也係長をお招きして
開催しました。
参加人数は役員含め10名
具体的に考えたことはありますか?」
上町地区身近なまちづくり推進協議会発行の広報誌を資料として
区内の避難所で準備されているものの現状、
それに対処するために必要なこと等を、
具体的にとてもわかりやすく説明くださいました。
「災害は起きる
しかし、顔見知り、人との繋がりがあれば災害時に生き残れる。」
と、強調されました。
聞いてみたいことをテーマにワークショップを行いました。
笹原係長にお伝えすることで意見交換ができました。
時間いっぱい終始和やかな雰囲気で話し合いました。
「皆さんも今日からお知合いです。
充実していて時間が足りなかった。
またお会いしたいです。」というお言葉をいただきました。
人との繋がりもそうなのだと気づかされました。
また、こういった声を行政に知ってもらう機会を増やすことが
必要だと考えさせられました。
11/20(水)玉川地域
地域振興・防災担当 内海ゆか係長をお招きして開催しました。
参加人数は役員含め20名。
防災全般についてご説明いただくとともに、
参加した皆様の声を受け止めていただく機会となりました。
障害者を抱えて自宅にいられない状況になった場合の避難の実際、
特に福祉避難所の受け入れなどについては
発災してまず開設されるのが指定避難所ですが、
福祉避難所はその後(少なくとも3日経過後)、指定避難所や、
自宅で過ごすのが困難となった人々が移動できるよう、
区の協定先福祉施設のうち支援の条件が整ったところに開設されます。
収容される人の把握、選定や、誘導の流れなどについて、
まだ具体的な決まりはなく、今後の整備が待たれるところです。
世田谷区では今後、先の台風被害で浮上した様々な課題について、
また、被災してしまった場合に障害者とその家族が
少しでも安心して過ごせるようにするにはどのようなことが必要かを、
行政に伝えていくことが大切だと実感しました。